- コミュ力おばけは相手の話は最後まで聴く
- 質問から会話を始め最後まで話を聴く
- 最後まで話を聞ける人はモテる
傾聴力とか難しくないですか?
もっと簡単に、まずは最後まで話を聞くことから、まずは最後までどうぞ
こういう会話、よくあるんです。
Aさん:昨日ね、友達とあのカフェに行ってきたの。あの最近テレビで紹介されてたカフェね。(まだ話すことはあったのに)
Bさん:知ってる知ってる!私も前に行ったことあって、その時にさ~、友達から相談されたんだけど~。。。(続く)
マイクを奪ってしまうです。
さすがにカラオケで、誰かが歌ってるマイクを奪って、自分が歌いだすなんてことはないでしょう。
ところが会話ならあるんです。
今日のテーマは「聴く力」です。
マイク泥棒にならずに話を聴きましょう
先ほどの会話はこういうことです。
- 相手が話題を出して話し始める
- 自分もその話題について話したいことがある
- 相手の話しが続くか終わるかなんて関係なしに自分の話しを始める
- 相手は話す気が失せる
こういう会話の経験、ありませんか?
「あれ?自分が話し始めたのに」
そう思った経験ありませんか?
きっと私自身も、何度も人のマイクを奪った経験はあると思います。
でも、やっぱり奪われるといい気はしないですよね。
では、自分の話はしないほうがいいのか?
というと、決してそうではありません。
大切なのは、タイミングでです。
相手が出した話題はまず全部聴きましょう
相手が出してくれた話題です。
まずは、そのお話しを最後まで全部聴きましょう。ということです。
「興味と敬意を持つこと」
会話ではそれが大事だということは、前に書きました。
相手が何かの話題を出してくれたら、そこに興味をまず持ちましょう。
そして、自分の知らないことを質問してみるのもいいですね。
話を最後まで聴いてくれる人がモテる理由
話を聴いてくれる人はモテます。
それも、最後まで話を聴いてくれるような人はもっとモテます。
多くの人(きっとほとんど)は、自分に興味があります。
その自分の話をじっくり、最後まで聴いてくれているということは、自分のことを認めてくれている、興味を持ってくれている、と感じるからだと思います。
- 話を聴いてもらえて嬉しかった人
- 何でも話せる人
- 聴き上手
そういう「自分の話を興味を持って聴いてくれる人」、どう想いますか?
決して悪い印象な人にはならないでしょう。
では、皆さんに一つ質問です。
ちょっと思い出してみてもらいたいんです。
学校やプライベートの友達、仕事での上司や部下や同僚など、自分のスマホに入っている名前を見ていきながら、こういう人はいますか?
- いつも最後まで話しを聴いてくれる
- 自分のどんな話題にも興味を持ってくれる
- 自分について質問してくれる
- 否定や反論せずに聴いてくれる
- 優しい相槌と頷きで聴いてくれる
自分のスマホのアドレスを見ていって下さい。
こういう聴き方で、いつもあなたの話を最後まで興味を持って聴いてくれる人は何人くらいいますか?
もし、5人も10人もいるよという方は、きっとあなたが聴き上手な人なのではないでしょうか。
自分も話を最後まで聴くし、相手も聴いてくれる。
そんな関係を築いている、素敵な方なのではないでしょうか。
私の経験で言うと、こういう聴き方をしてくれる人は本当に少ないです。
心理カウンセラーと名乗るような人でも、ほとんどいないのではないかと思うくらいです。
「傾聴」とか「聴き方」の本を読んでいる知人も、人の話を全然聴きません。
「話しを聴いてもらえることは、自分のことを認めてもらえてると思う、大切に思われてる、そう感じるのではないでしょうか」
聴き上手がモテるのは、そういうことなのではないでしょうか。
ちなみ、モテるといっても異性にモテるとかそういうことではなく、必要とされるとう意味です。
会社でもバイトでも学校でも、話しを聴いてほしい人が、話しを聴いてくれる人に集まるのではないでしょうか。
相手の話題に自分の話をぶち込まない まとめ
話しの「聴き方」について書いてきました。
本屋さんにもたくさん並んでいますよね、聴き方の本。
本を読んでも、なかなか実践できないなら、それは一気に全部をしようとしているからかもしれません。
まずは一つずつでいいんです。
まず最初はどれからでもいいですが、やっぱり「話を最後まで聴く」というのは大事ですよ。
これ「最後まで話を聴く」をぜひ1日の課題にしてみて下さい。
あれこれ一気にしようとすると、どれも疎かになりますからね。
もし、可能であれば、この課題と組み合わせてみてください。
- 質問から会話を始める
- 話を最後まで聴く
この2つです。
この2つが出来れば、もうコミュ力おばけにチャクチャクと近づいていると思って大丈夫です。
「コミュ力を上げよう」と思っても、具体的に何をしたらいいか分からない、そんな時は、ぜひ、「コミュ力おばけの作り方」で書いていると「課題」に取り組んでみて下さい。
本日は以上です。
もう一つ、話の聞き方で大切なこと。それはすぐにアドバイスをしないということ。これは本当に多いです。
一番ダメなのは「最後まで話を聞かずにアドバイスをすること」です。