貴重な経験でした。
今日の内容です。
いきなり参加ですぐに話すのが上手くなるわけではありませんが、人前で話す練習にもなるし、コミュ力を上げるにも、ビブリオバトルの参加はおすすめです。
この記事で分かること。
それではスタートです。
目次
ビブリオバトル体験会で初プレゼン
読書会を主催することはありますが、ビブリオバトルは主催したこともありませんし、参加したこともありませんでした。
いきなり大会に出るより、まずは体験会に参加しようとうことで申し込みました。
ビブリオバトルとは?という記事がこちら。
初めてのビブリオバトル。
まずは体験会から。ということで行ってきました。
まずは「ビブリオバトル」のルール説明等があり、発表者が順番に発表していくという流れ。
制限時間は5分、その後2分間の質問タイム。
ビブリオバトルとは?
ビブリオバトルがどれほど認知されているかは分かりませんが、僕が知ったのは昨年かな?
はっきり覚えていませんが、そういえば、読書会に初めて参加した後だったと思います。
詳しいルールは、公式サイトをご覧いただくととして、簡単に説明すると、ルールはこちらです。
- 発表者は5分で持ってきた本について発表する
- その後に2分間の質問タイム(公式ルールではディスカッションを2~3分)
- 「どの本が一番読みたくなったか?」投票を参加者全員一票で「チャンプ本」を決める
そういう流れです。
読書会と似てるかと思いますが、やっぱり雰囲気も全然違いました。
ビブリオバトルと読書会の違いはこちら。
ビブリオバトルは5分が鍵
今回の体験会に参加する前に、公式サイトを見たりしてルールはだいたい分かっていました。
そして「5分で話す」ということも知っていました。
ただ、「発表者は必ず5分間を使い切る」というルールを知りませんでした。
発表をはじめて5分経ったらその場で終了なのは分かっていましたが、時間が余ってしまったら、どうにか5分経つまで何かでその時間を使い切らないといけなかったんです。
そんな時に試されるものなんですよね。
発表は「本日は、お日柄もよく」
どの本にするか迷いましたが、僕自身、色々と影響を受けている「本日は、お日柄もよく」にしました。
一応、家でどんな内容で話すかはざっくり決めておいて、タイマーで計ってみると、だいたい6分半から7分くらい。
少し長めだけど、まあ多目に見てくれるかななんて思って挑んだんですが、甘かったです。
心地よい緊張の中、話し始めたんですが、今思うとかなり早口になっていたと思います。
僕の発表が終わったのがだいたい4分半くらい。30秒も余ってしまいました。
そんなに余ると思ってなかったのと、5分を使い切らないといけないというのも知らず、モゴモゴと30秒間が経ってしまいました。
やっぱりまだまだ咄嗟に話す力が弱いなと気づけたのは良かったです。
チャンプ本には選ばれませんでしたが、貴重な体験だったと思います。
早口になってしまったのは無意識です。
自分の早口に気づくきっかけにもなったビブリオバトルは参加して良かったです。
質問力も試される場
今回のビブリオバトル体験会では、5分間の発表の後、2分間の質問タイムがありました。
その質問タイム。
全員からではありませんが、どんどん質問をされる方がいます。
例えばですが、僕の発表の後。
僕は発表の時に「普段はビジネス書や実用書を読むことが多くて、小説を読むことは多くない」という話をしたんですが、それに対して「普段小説はあまり読まないのに、なぜ、この本を読もうと思ったのか?」といった質問をいただきました。
そんな感じで、誰の発表の後でも、質問がどんどん出てくるんです。素朴な質問かもしれませんが、あの場ですぐに質問を出来るのってすごい方々だなと尊敬します。
この質問タイムというのは、僕にとってはとても大切な時間だと感じました。
結局僕はほとんど質問できませんでした。まだまだ場慣れが足りません。
ビブリオバトルで発表された本をご紹介
こちらが今回紹介された本です。
どこまで書いていいのか分からないので、本のタイトルと著者名だけ書いておきます。
- 黄泉の王(梅原猛)
- よいこの君主論(架神 恭介/辰巳 一世)
- フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する(ミチオ・カク著/斉藤 隆央訳)
- エストニアを知るための59章(小森 宏美)
- 本日は、お日柄もよく(原田マハ)
- おおきなおおきなおいも(赤羽 末吉)
- みかづき(森 絵都)
ちなみに僕は「よいこの君主論」に一票。
ビブリオバトル体験会に参加した感想
最後に、僕が感じたビブリオバトルについて。
今年に入ってから何度も読書会には参加したり主催したりもしているので、読んだ本について誰かと話す機会というのは増えています。
ただ、読書会にしても、誰かと本の話をするにしても、制限時間というものはありません。読書会であれば、だいたい5分くらいまでというのはありますが、それでも厳密にというわけではありません。
短い方は1分ほどで終わることもありますし、長い方は5分を過ぎることもあります。
そして、バトルというわけですから、「どうにか、自分の本を読みたくなってもらおう」という思いで皆さん発表します。
そこも読書会とは違うところですね。読書会は、その本にまつわることでしたら、どう話してもいいですし、読みたいと思ってもらおうと思う必要も特にありません。
読書会でもビブリオバトルでも共通して言えるのは、普段僕が読むことはないだろう本のことを知れるという点です。
本屋に行っても、手に取ることはないだろう本のことを、一生懸命紹介していただけるなんて、これはとんでもなくありがたい経験だと思います。
僕は話すのも好きですが、聴くのも好きなんで、もっともっと聴いていたかったという想いもあります。
今後、色んなところで開催されているビブリオバトルに参加させていただくか、自分で主催していくか、何らかのかたちで触れていたい会だと思いました。
スピーチ会とも読書会とも違いますが、とても魅力のある会だと思います。
参加側もいいですが、主催側も得るものも多いですね。
読書会主催のやり方はこちら
ビブリオバトルの効果は?
ビブリオバトルは、単純に、本が好きな人が、自分のおすすめの本をプレゼンする、というだけでも面白い会になると思います。
もちろん、楽しい、面白い、ただそれだけでも十分だと思うんですが、僕が思うのは、このビブリオバトルに参加していくことで、得られる効果ってとんでもなく大きいと思ってるんです。
例えば「伝える力」「プレゼン力」です。
僕が元々苦手だった、「自分の考え、価値観、想いを、心をこめて人に話す」ということ。
今回、ビブリオバトルに参加して思ったのが、チャンプ本に選ばれた本を紹介された方もそうですが、その本が本当に好きで、心をこめて、その本のよさを紹介されていました。
活き活きとしてて、もっと聴いていたいと思ったんです。
ジャンルは僕が普段読むような本ではありませんでしたが、それでもお話しに引き込まれました。
ビブリオバトルで得られる効果って、そういったプレゼンスキルを向上させることにもあると感じました。
それと「質問力」です。
これは先ほども書きましたが、読書会にしてもビブリオバトルにしても、だいたい、発表が終わった後に、質問タイムがよくあります。
そこで質問できるスキルって、いろんな場面で役立つと思うんです。日常のコミュニケーションであれ、仕事の中であれ、質問力が身につくことで、得られるメリットは大きいと思います。
もう一つは「知識の幅」です。
僕は普段は、実用書、ビジネス書が中心で、時々小説を読むという感じです。
今回は体験会ということもあってだと思いますが、ビブリオバトルで紹介されていたのは、ビジネス書、実用書、小説、絵本と、様々なジャンルの本の紹介がありました。
同じジャンルの本ばかりを読むのもいいと思いますが、時々、自分が触れることがない本の話しを聴く事で、自分の中の知識の幅が広がるなと感じました。
他にも、ここには書ききれないくらい、ビブリオバトルの効果はあると思います。
勝つためのコツというよりは、自分が心から好きな本を紹介する楽しさを感じられたら、参加する価値はあると思います。
僕としては、今後、読書会やビブリオバトルの主催もしていきます。
開催のご案内はメルマガが中心になると思いますので、ぜひ登録しておいて下さいね。
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最後に、関連ページをいくつかご紹介します。
ビブリオバトルに関連しているのは「あがり症」や「緊張」といった、人前で話すことや人に伝えることですね。
人前で話す練習、話し方の練習は、やはり自分一人で出来るトレーニングを続ける必要があると感じています。あがり症にしてもコミュ障にしてもそうですが、時々セミナーを受けるとか、本を読むだけでは、克服するのは難しいと思います。
自宅で一人で出来る話し方のトレーニングもありますので、それを継続することが良いでしょう。
人前で話す時は、姿勢を正すのは必須です。それが緊張対策になることでしょう。
というのも、あがり症な方は自信がなくて猫背になっている人も少なくありません。
まずは姿勢を正す。自信があるポーズをとることも重要です。
ビブリオバトルや読書会やスピーチ会でも、最初に自己紹介があります。
会社やサークルやいろいろな会で、自己紹介する場面も少なくないと思います。
自己紹介は人生の中で何度もすることになるでしょうから、自己紹介に自信を持てるようになっておくに越したことはないでしょう。
緊張を全くなくすのは無理かもしれませんが、対策はあります。
最後に伝え方のことです。
例えば「褒める」といった場合でも、ただ褒め言葉を伝えるだけでなく、他にも褒め方があります。というお話しです。
コミュ力おばけの学校では、コーチングやカウンセリング、講座やセミナーや雑談の会を通して、今より少しずつでも人との関わりを楽しく思えることを目指します。
本日は以上です。