本が好きな方なら知っている人も多いかな?
今日はそんなテーマです。
ビブリオバトルの体験会に参加しましたが、予想以上にコミュ力向上にも効果があると感じました。
この記事で分かること。
こんな方はぜひ読んでみて下さい。
- 本が好きで読んだ本のことを誰かに話したい
- ビブリオバトルについて知りたい
- ビブリオバトルと読書会の違いを知りたい
- コミュニケーション力を上げたい
伝える力をつけるには、こういう発表の場所に参加してみるのもおすすめです。
では、スタートです。
ちなみに、体験会参加の記事がこちら。
ビブリオバトル体験会に初参加です
目次
ビブリオバトルって何?
ビブリオバトルは読書会とは違います。
ビブリオバトルのルールはこういう内容です。
ビブリオバトルは知的書評合戦とも呼ばれ、一般的な読書会とは違います。
- ビブリオバトルとは読書会とは違います
- ビブリオバトルは5分でいかに皆さんに、その本を読みたいと思ってもらえるかを競う戦いです
- チャンピオンではなくチャンプ本を投票で選びます
- ビブリオバトルのルールは公式サイトでチェックして下さい
ルールややり方は、今後も変更されることがあるかもしれませんので、詳細は公式サイトにお任せしましょう。
ちなみに、公式ルールの全てを満たしているものを「ビブリオバトル」と呼びます。
ですので、ルールを少し変えて主催したいなら「ビブリオバトル」と名乗ることができません。
ビブリオバトルと読書会の大きな違い
読書会のルールに決まりはありません。私が主催する「読書会」でも、毎回違う内容で開催しています。
話をしてもらう時間も、厳密に決めているわけではありません。チャンプ本を決めることもありませんし、誰の発表が良かったかを決めることもありません。(読書会によってはそういう内容で開催されているかもしれませんが。)
自分が持ってきた本を紹介する、という点ではどちらも一緒ですが、読書会は全員が発表するのが基本です。
ビブリオバトルの場合は、出場者は5人とか数名で、あとは観覧する方となるようです。
ビブリオバトル | 読書会(私主催の場合) | |
発表する時間 | 5分 | 決まりなし。人数による。 |
競うこと | チャンプ本を決める | 特になし |
参加者 | 発表者と観覧者 | 全員が発表 |
発表する本 | テーマが決まっていることもある | 基本は自由だけど、テーマや課題本が決まっている場合あり |
あくまで私が主催する読書会との比較です。
ビブリオバトルで得られるコミュニケーション力
私がなぜビブリオバトルに出てみたいと思ったかというと、得られるスキルがとんでもなく多いからです。
5分間、自分の想いをスピーチするわけです。
内容はともかく、これだけの時間、何も見ないで自分の言葉で話せることって、とんでもなくすごいことです。
準備していなかったということもあるでしょうけど、大勢の前で自分の思いを伝えるというのは簡単ではありません。
ビブリオバトルへの出場を続けていると、スピーチ力、自己表現能力、コミュニケーション能力が身についてくることでしょう。
本が好きなら、私はこのビブリオバトルはおすすめです。いきなり出場するのは難しいと思うなら、まずは自分で5分間、スマホに向かって話してみて動画で撮影するのもいいでしょう。
準備は大切ですので、まずは誰か身内でもいいので、一人相手でもいいので、自分の発表を聞いてもらうのもいいでしょう。
そうそう、気になるのが、過去の開催を見ていくと、テーマが決まっていて、それに関する小説が多いように感じました。私が読むのは多くがビジネス書なので、小説となると、最近あまり読んでいないので、またもう一度読み直したほうが良さそうなことかな。
それと、小説であれば、ネタバレになるようなことは話さないほうがいいと思いますので、話す内容は気をつけたほうがいいでしょうね。
読書会は「20代30代に限定」と「40代や50代以上でもOK」とか、読書会は年齢限定のところもありますが、ビブリオバトルの場合は年齢は問わないところが多いようです(年齢制限設けているのは中学生、高校生、大学生の大会とか、そういう場合だけでしょうか)
読書会への参加でもコミュ力を鍛えることは出来ると思いますが、主催するようになると、もっと学ぶことも増えますよ。
読書会主催のやり方はこちら(難しくないと思います)
コミュ力を上げるにもおすすめなビブリオバトル
このブログのテーマである「コミュ力おばけ」とビブリオバトルは何も関係ないように思えるかもしれませんが、決してそんなことありません。
私が実際にビブリオバトルの体験会に参加してみて思ったのは、コミュ力を鍛える場所にもなりえるということです。
- 雑談力
- 人前で話す力(スピーチ力)
- 伝える力(プレゼン力)
- 質問する力
私は実際の大会には参加したことがありませんので、体験会とはまた違う緊張感があったり、流れがあるのかと思いますが、少なくとも、私が参加した体験会では、こういったコミュ力を鍛えることもできる場所だと感じました。
もちろん、そこまでコミュ力にこだわらず、純粋に、好きな本をプレゼンしたいという思いで参加するのもいいと思いますが、せっかく参加するなら、こういう目的を持って参加することもおすすめです。
私も時期をみてビブリオバトルも主催していく予定ですので、また開始の際はご案内します。
そういった会の案内等は全てメルマガからの配信が最新となりますので、ぜひメルマガに登録しておいて下さいね。
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なぜ、先ほどの4つのスキルが身につくと思うのか。少しみていきましょう。
雑談力
これはあくまで私が参加したビブリオバトル体験会でのことです。
私はいつもなんですが、待ち合わせとか集合時間のかなり早めに到着していたタイプなんです。
ですので、体験会当日も、かなり早めに一番乗りしました。主催者側の3人ほどの方が、準備がてら雑談をされていたんですね。
そこで、皆さんと話す時間がありました。
私はビブリオバトルに興味があって体験会に参加しているので、皆さんにお話を聞かせていただく時間がとても嬉しかったのを覚えています。
人見知りしがちな方でも、ビブリオバトルに興味がある、という共通点がありますので、話かかけやすかったりもあると思います。
短い時間でしたが、雑談力を磨く時間になったと思います。
人前で話す力(スピーチ力)
ビブリオバトルは、体験会といえども、数人の前で話をします。
あがり症の方でしたら、かなり緊張すると思います。
ただ、会社の朝礼だったり、自己紹介なんかと違って、好きな本を紹介するわけですから、比較的気持ちは楽だと思います。
人前で話す、スピーチ力をつけるには、ビブリオバトルはもってこいだと思います。
私が開催する読書会は、会場やカフェでしたら、座ったままの発表ですが、ビブリオバトルの体験会では、皆さん順番に一人一人がその場に立って発表しました。
心地よい緊張感の中で、人前で話す機会というのは、そう多くないのではないでしょうか。
人前で話す力(スピーチ力)にも効果があると思いますよ。
伝える力(プレゼン力)
読書会と違い、ビブリオバトルは戦いです。
チャンプ本に選ばれるべく、自分が紹介する本の話をして「読みたくなってもらう」ことを目指します。
そのためには、どういう流れで話をするか?
単なる本の要約では、読みたくなることは少ないでしょう。
続きを読みたくなるような話方をするのか?
相手に伝える力、プレゼン力も養われるのがビブリオバトルだと考えます。
質問する力
一人の発表が終わると、その発表した人に対して、観覧者が質問する時間が与えられます。
この時間が興味深かったです。
私が発表した内容に対して、数人の方が続々と質問をしてくれるんです。
それも、「そんな質問もあるんだ」といった内容から「そう質問されると困るな」という質問まで。
そこで質問できる方は、普段から質問力の高い方なのかなと感じました。
また、質問された側も、咄嗟のコメントを求められるので、コメント力も身につくでしょうね。
コミュ力おばけの学校とビブリオバトル
コミュ力おばけの学校では、コミュ力コーチの私が、コミュニケーション力を上げるために役立つ情報を発信しています。
また、コーチングやカウンセリングも実施しております。
ただ、大切なことは、日常生活の中で、コミュ力を上げるための習慣をどれだけ取り入れることが出来るかがポイントだということです。
コミュ力のコツやノウハウ、理論なんかは本でも学べます。
でも、コミュニケーションや心理学の本を読んら、誰でもコミュ力が高い人になれるかというと、決してそうではありません。
大切なことは日常です。
ですので私は、自宅で出来るコミュ力アップのためのワークをご案内したり、オンラインや対面で参加できる会に積極的にご参加いただくことをおすすめしています。
私が主催しているのは、主に雑談の会や読書の会ですが、ネットで探せばいろんな会が開催されています。
自分が学んだコミュニケーションの知識を実際に使ってみて、試行錯誤してみる。
それがコミュ力を上げる方法です。
すぐに効果が出なくても、続けていくことで、着実に対人関係に慣れてくることでしょう。
ぜひ、ビブリオバトルも、経験を積む場の一つに取り入れてみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。