学びを結果に変えるアウトプット大全-感想

  • 学びを結果に変えるアウトプット大全
  • 著者:樺沢紫苑
  • 発行・発売:サンクチュアリ出版

長年、何かについて学んできたのに、「どうも身についていないような気がする」「全然覚えてない気がする」。
そういう経験はありませんか?

私はものすごくたくさんあります。

仕事のこともそうですし、心理学のこともそうでした。

心理学の勉強を始めたのは恐らく20年近くになると思いますが、最初の頃は独学で何冊も本を読みました。

心理学の本だけでなく、行動経済学、経営学、自己啓発、マインドフルネス、健康法、ありとあらゆる本を読みました。

ある日思ったんです。「これだけ本を買って読んでるけど、一冊ずつ本の説明って出来るのかな?」と。

今まで読んだ本を、一冊ずつ説明してみてって言われて説明できるのかというと、全くそれは無理な話でした。ということは、ほぼ頭に入っていないってことでしょう。

頭に全く入っていないけど、

増えていく書籍を見ると、自分はこんなに本を読んで学んで成長してるだと、自己満足に陥っていたのでしょうね。
私が変わったのは、心理学を外に学びに行くようになってからです。

ただ、外で授業として何となく心理学の講座を聞いているだけでは変わらなかったかもしれません。
良かったのは、

  • 授業の中で「グループディスカッションがある」こと
  • 授業が終わって帰ってから復習したこと
  • 授業の内容を人に話したこと

私は自営業ということもあり、普段は人と話す機会が全くありません。
そんな毎日で、本をひたすら読んでも、何も変化がなかったのでしょう。

「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んでさらに変わったことがあります。

やっぱりインプットばかりではなく、アウトプットすることが大切なんだ、これからもっとアウトプットの時間を作ろうと強く思ったんです。

アウトプットがいかに大切かはこの本で学んだ

いつもの本屋でふと目に留まった一冊の本。

それが「学びを結果に変えるアウトプット大全」でした。

書いているのは精神科医の樺沢先生というお方。アウトプットに特化した本、初めてでした。

インプットとは?アウトプットとは?

インプットといえば入力、アウトプットといえば出力。

では、ここではどういう意味で使われているか?

インプット:読む・聞く
学びを結果に変えるアウトプット大全-読む
本を読んだりする。私のインプットはほとんどがこれですね。

学びを結果に変えるアウトプット大全-聞く
授業や講座やセミナーで聞く。

アウトプット:書く・話す
学びを結果に変えるアウトプット大全-書く
文字をノートに書くのもアウトプット。

学びを結果に変えるアウトプット大全-話す
この写真みたいに、何人もの前で最近学んだことを発表できる場はなかなかないでしょうね。人に教えたり、話すことはアウトプットです。

大きく分けるとこの2つです。本の中には他にも出てきますが、ここではこの分類にしいます。

ではそのインプットとアウトプットをどう使いこなすか?

長年、1人で仕事をする時間が長く、何かを学んで、それをアウトプット(話す・書く)という機会がなかったものですから、それは良くないとは思いつつ、時間はどんどん過ぎていきました。

なぜアウトプットが大切なのか?
インプトットとアウトプットの黄金比は?

アウトプットのための80の練習と7つのトレーニング法

すごく読みやすい本だったのは、つらつらと長い文章ではなく、80の練習に分かれているからでしょう。
私がマインドフルネスの本では「今、ここに意識を集中する練習」が好きなのは、その本も53の練習に分かれているからです。

何ページにも渡って、いかにアウトプットが大切か、どうやってアウトプットすればいいかが書かれていても、その時は理解できても続けることが難しいことでしょう。

一つ引用して例を挙げます。

雑談する 「長く話す」より「ちょくちょく話す」

人の好感度は、接触回数に比例する傾向があるという「単純接触効果」について書かれています。

コミュニケーションや心理学の話題も織り交ぜながらの説明はとても分かりやすいんです。

この本のすごいところは、帯に「説明・アイデア・雑談・交渉etc すべての能力が最大化する」と書かれている通り、学習面だけの学びだけでなく、対人関係、コミュニケーションスキルにも影響があるという点です。

アウトプットがいかに大切かは分かっていても、具体的にどうすればいいか?

私の場合は今までそれが分からなかったんです。

心理学の学びについては、アウトプットするようになってから、身についたという実感はありますが、他のことに関しては、どうアウトプットの機会を増やせばいいか答えもきっかけもなかったんです。

この本には、具体的にどうやってアウトプットの習慣をつけるかが書かれていました。

私がどういうアウトプット(書く・話す・行動する)を心がけているか。

  • 本の感想を書く
  • 学んだことをすぐに書いてまとめる
  • 学んだことを人に話す

まずはここからです。いきなり80の練習を毎日しようと思っても簡単ではありません。「小さな習慣」からがおすすめです。

アウトプット比率を上げて変わったこと

学びを結果に変えるアウトプット大全を読んでから、アウトプットの比率を上げています。そして、インプットしてから可能な限り早くアウトプットする。

それを心がけています。

人に話すには相手が必要です。聞いてくれる人がすぐそばにいることもあれば、そうでない場合もあります。

ですので、

確実な方法として、「書く」ようにしています。

特に本を読んだら感想を書いてまとめる。それだけです。

それだけですが、それでも本の内容が頭に残っている実感はあります。

あとは、要約できるようになる練習をしています。元々話しをまとめて人に話すのは得意ではありませんでした。
これをきっかけに、1冊の本をうまく要約して話せるようになりたいと思います。

いきなり話すようになるのは難しいかもしれませんので、まずは文字でまとめてみたいと思います。

学びを結果に変えるアウトプット大全を要約してみる

精神科医である樺沢先生が書いた「アウトプット」に特化した本。
現実を変えるのはインプットよりアウトプットだと言い切ります。
インプットとアウトプットの黄金比が3:7でということは、1冊の本を読んだらその倍以上をアウトプットの時間に使う必要がある。
果たしてそんなことが出来るのか?と思う間もなく、アウトプットのための80の練習が示される。
話す、書く、行動すると、3つに分かれた80の練習を繰り返すことで、アウトプット重視の日常が身につく分かりやすさ。
何かを学びたい、知識を得たい人はもちろん、人とのコミュニケーション能力を高めたい人にもおすすめの一冊です。
本を読んだ時期とずれますが、この要約を書いたのが2018年8月30日。まだまだ上手にまとめれているとは言いがたいかもしれませんが、何事もきっかけが重要です。

要約スキルが身についたかどうか、時間をあけて、また要約してみたいと思います。