読書会、楽しいんですよ。
今日のテーマはこちら。
参加はしたことがあるけど、そろそろ主催してみたいなという方向けです。
今回お伝えすること。
この記事を読めば、読書会を主催するやり方が分かります。実際に主催するかどうか、最初は勇気がいるかもしれませんが、慣れてきますよ。
私は最初は読書会に参加する側でしたが、そのご主催するようになりました。対面ではカフェで開催したり、オンラインでしたらZoomを使って読書会を主催したりもしましたので、読書会については少し詳しいつもりです。
こんな皆さんへ。
- 本が好きな方
- 好きな本を誰かに紹介したい方
- 読書会を自分で主催してみたい方
- コミュ力を上げたい方
最後に「おまけ」として、コミュ力と読書会のことも書いていますので、ぜひ最後まで読んでいって下さいね。
それでは、スタートです。
目次
読書会の主催は簡単です
私の場合は最初は読書会に参加させていただいて、次は自分で主催してという流れでした。
読書会に参加したことがないけど、いきなり主催という人はそういないと思います。
だいたい私と同じように、参加してから主催という流れが多いのではないでしょうか。
まず始めに、私が最初に読書会に参加した時のことを書いておきます。
初めての読書会参加
2018年の12月だったと思います。初めて読書会に参加させてもらったのが。
それまでも読書会という存在はしっていました。猫町倶楽部という名古屋の読書会のページをよく見てました。楽しそうだなと。ただ大阪からはちょっと遠いし。大阪でも時々開催はされているようでしたが、なかなか勇気がでず参加できませんでした。
そんな時に見つけたのが、「読書会を初主催される」というツイートでした。
主催者さんも初めてだったら、私も緊張せずにいけるかなと思って申し込んだんです。
実際は、直前まで相当な緊張でした。どの本を持っていこうか、どういう話をしようか。
なんといっても初めての読書会参加ですし、初めての場所ですし、初めて会う人ばかりですからね。
確かその時に集まったのが、8名。心斎橋のカフェの2階でした。
場所は予約されてました。
始まってみると、自己紹介をして、一人ずつ順番に、自分が持ってきた本を紹介していくという流れでした。読書会の進め方としてはオーソドックスなやり方のようです。
最初にアイスブレイクとして自己紹介がありましたが、工夫をされていました。
一通り順番に話しが終わったら、本を交換してパラパラと読んだり雑談したりといった時間があり、あっという間に読書会は閉会となりました。
私の初めての読書会主催
私が初めて読書会を主催したのは、2019年6月のこと。
課題本は「アウトプット大全」にしました。
というのも、初めて私が参加した読書会で知り合った方と、「アウトプット大全っていい本ですね」という話をしていたんです。
2人で開催してもいいけど、せっかくなので他の人にも声をかけましょうということで、オンラインで告知をして、読書会を主催するに至りました。
人気の本なんで、たくさんの人に来てもらえるかと思いましたが、結果的には知り合いのお二人が参加してくれて、合計4人で開催しました。
初参加の読書会では、「推し本」紹介ということで好きな本をそれぞれが持ち寄る形式でしたが、今回の場合は、課題本(アウトプット大全)が決まっていて、それを読んだ人だけが参加する形式となりました。
推し本の紹介でも課題本の紹介でも、それぞれの良さがありますね。読書会を初主催した時のレポは別のページでまとめます。
読書会主催と参加のその後
その後、読書会への参加は、タイミングがあったら、ネットで見つけた読書会に参加させてもらっている感じです。(先日ビブリオバトルの体験会にも参加したので、今後はそちらにも参加したいです)
読書会へは参加したり主催したりといったところです。
では、もし、皆さんが読書会を主催したいと思った時に、「読書会の進め方(やり方)をどうすればいいか?」、それを私なりにまとめてみました。
今回はオンラインでの主催ではなく、対面での場合を中心にまとめますが、開催に「Zoom」のようなオンラインツールを使う以外は大きく違いはありません。
ただ、オンライン読書会の場合に気をつけたほうがいい点もありますんで、それは別のページでまとめます。
読書会を主催しようと思ったら
「読書会とは」、といった特別な定義があるわけではありません。
2人以上が、何らかの本について話しをしてたら、それはもう読書会とも言えると思います。
雑談の中から本の話しになったのではなく、予め、決められた場所で、一応決められたルールに副って、読んだ本のこと(読んでない本の場合もあり)をみんなで話す会。しいて言えば、そういうのが読書会と呼ばれています。
読書会主催時に決めること
読書会を主催しようと思ったら、決めておきたいことがあります。
読書会主催者が決めること
- 場所
- 日程
- 参加人数
- 年齢制限
- 本(推し本か課題本か)
- 進め方(自由に読書の時間を作ったり、順番に発表したりとか)
- 告知方法
- 参加費用
決めること | 例えばこういうの |
場所 | カフェ・会議室 |
日程 | 平日・土日 |
参加人数 | 2人・少人数・大人数 |
年齢制限 | 20代や30代限定・年齢制限なし |
本 | 推し本・課題本 |
進め方 | 1人ずつ発表・各自読書 |
告知方法 | SNS・イベント登録サイト |
参加費用 | 無料・500円・1,000円ほど |
友達と2人でするなら、場所と日程だけ決めれば概ねOKですね。
読書会の場所
読書会が開催される場所で多いのが「カフェ」。あとは「貸し会議室」。最近でしたら「オンライン」での開催です。
飲食店でということもあるようです。
だいたいは「カフェ」か「会議室」が多いと思います。特に少人数であればカフェが多いですね。
ただ、カフェでも予約できる店と出来ない店があります。予約できるならいいのですが、予約できない場合は、早めに行って席を確保するとかになりそうです。
私も最初の読書会主催の時は、かなり早めに行きました。満席だった場合は、近くの別のカフェの目星をつけておかないと危険です。
ある程度の人数が見込めるなら、予約できるカフェをおさえておくか会議室での開催もいいと思います。
仲良し同士なら、別にカフェでも会議室でもなく、どっちかの家でもいいですね。そんなラフな感じもいいんです。決まりはありませんからね。
オンラインでの開催の場合は、「Zoom」を使うのか、LINEやGmailの機能と使うか等を決めていきます。私はZoomを使っています。
読書会の日程
平日の昼より、土日のほうが参加しやすい人は多いことでしょう。
ただ、予約せずにカフェで開催しようとすると、先日もあったのですが、なかなか席があいてないということもあります。
そんな中でも、比較的入りやすいカフェがあったりしますから、そういうカフェを見つけにまわっておくのもいいと思います。
参加しやすい日程は人によりけりですから、いろんな日程で開催してみるのもいいでしょう。
読書会の参加人数
2人で読書会をすることもありますが、10人以上の読書会にも参加はしたことはあります。
それぞれに良い点はあると思います。
2人であれば、仮に90分で開催するにしても、半分ずつ話したとしても、45分ずつ話すことになります。たくさん自分の話しを出来るけど、たくさんの人から本の話しを聴くことは出来ません。
これが10人で開催で、テーブルが一つだった場合。
一人が5分話すと、それでもう50分です。そこに質問タイムとかがあると、1人1回話すだけで1時間以上が経ってしまいます。たくさん話す人には物足りないかもしれません。
- 少人数の読書会
- 聴ける話しは少ないけど、自分が話す時間は多い
- 大人数での読書会
- 聴ける話しは多いけど、自分が話す時間が少ない
話すことが好きな人、聴く事が好きな人、いろんな人がいますので、いろいろな人数設定で開催してみるのもいいでしょう。
読書会への参加に年齢制限は?
読書会によっては、参加できる年齢に制限を設けているところもあります。
40代限定とか50代限定というのは見たことがありません。
よくあるのが「20代とか30代の限定」という読書会。
若い年代の人ばかりが集まると、悩みも似通ってたり、これから何かしようとしてる人が多かったり、共通点も多いでしょうから、読書以外の話しも弾みそうですね。
逆に、幅広い年齢層が集まると、自分とは違う感覚の人から良い刺激をもらえたり、新しい情報を得れたりもします。
どちらにも魅力があります。
私は40代ですが、20代の人の考えも聞きたいですし、50代や60代以上の方の話しを聞きたいと思うので、年齢制限は設けたことがありません。
読書会の本(推し本か課題本か)
これは大きなテーマです。
読書会で扱う本です。
- 推し本紹介
- 好きな本を持ち寄れるので、参加しやすい
- 課題本紹介
- 主催者が決めた本(テーマの場合もあり)を読んだ人が参加するのが基本。同じ興味を持っている人と話せるのが大きなメリット
推し本紹介のほうが参加はしやすいですが、自分が小説しか全く興味なくても、他の人がみんなビジネス書ばっかりということもありえます。
色んな本のことを知りたい、どんなジャンルの本の紹介でも聞きたいという人ならこちらがいいでしょう。
課題本紹介は、自分が好きな本が課題本になってたら参加したくなるので、課題本を決めるのが難しいです。あまりにマイナーな本を課題本にすると、参加する人がいないかもしれません。
それぞれに良い点ありますので、どちらも開催してみるのもいいでしょうね。
読書会の進め方(自由に読書の時間を作ったり、順番に発表したりとか)
読書会の進め方に決まりはありません。主催者が決めておきます。
読書会の進め方(例1)
- 自己紹介
- 1人5分程度で本の紹介
- 質問タイム
- 人数分、繰り返す
オーソドックスな進み方は、一人ずつ持ち寄った本について発表していくスタイル。
自分の読んだ本のことを聴いてもらえますし、他の方の本のお話も聴ける。素敵な時間です。
読書会の進め方(例2)
- 90分間、各自で読書の時間
- 1人1分程度で本の紹介
ほとんどの時間を、各自が本を読む時間に当てています。
読んですぐにアウトプットできる体験はなかなかありません。得たばかりの情報をすぐに発信することで、自分の頭に定着しやすそうですね。
話す練習、コメント力のつけるための練習にもなります。
読書会の進め方に決まりなし
読書会の進め方に決まったものはありません。自分なりに作っていけばいいと思います。
その進め方が読書会の雰囲気になると思います。ガチガチに何かを学ぼうとするような読書会になるかもしれませんし、ゆるく軽く雑談がてらに楽しく本の話しをする読書会になるかもしれません。
いろいろやってみるのがいいでしょう。
読書会の告知方法
読書会の告知方法。
私が知っている限りですが、こういう方法で皆さん告知していますね。
読書会の告知方法
- ツイッター
- こくちーずpro
- peatix(ピーティックス)
- ジモティー
- ブログ
SNSやイベント登録サイトです。無料で告知できます。
私が主催する読書会やスピーチ会なんかでは「こくちーずpro」からご応募いただく方が多いです。
ツイッターのリプやDMでも受け付けれなくはないですが、人数の制限があるような募集ですと、締め切りのタイミングが難しいかもしれません。
読書会の参加費用
読書会の参加費用は、カフェか会議室かオンラインかによっても違ってくるでしょう。
- カフェ開催:参加費無料~500円、ドリンク代実費
- 会議室開催:参加費500円~1,000円
- オンライン開催:参加費無料~1,000円
こういう感じが多いでしょうか。
無料のほうが参加しやすいかもしれませんが、主催する場合は、段取りのための時間は費やしていますので、有料でいいのではないかなと私は思っています。
読書会はいつでもどこでも出来ます
読書会なんて堅い名前をつけなくても、いつでもどこでも本が好きな人とあったら、読書会のようなことをしてるってことありませんか?
私もそうですが、いつもカバンには2、3冊の本が入っています。
ですので、友達とカフェに入ったりすると、どちらからともなく「最近、どんな本読んでるの?私はこんな本を読んでるよ」みたいな会話が始まったりします。
相手も何冊かカバンに入れてたりするので、お互いが1冊ずつ出し合って、本を紹介しあったりして、とても楽しい時間です。
その延長に、もっと知らない人から、本の話を聞いてみたいってなったら、読書会を主催してみるのも楽しいと思います。初心者も経験者もなくて、ただただ本が好きな人の出会いの場っていいなと思います。
もし読書会を主催しようとして、誰も来なかったら?と思うかもしれませんが、そんな時は、とりあえず来てくれそうな友達と日程を調整して、その日に開催する。
告知はするけど、誰も来てくれなくても、友達と二人でカフェでお茶しながら読書会すればいいわけです。
一番最初は、誰かに参加の約束をしてもらっておくと、気が楽ですよ。
読書会運営方法まとめ
最後にまとめておきます。
読書会を主催したいと思ったら
- 読書会のルールや会場を決める
- 告知する
それだけです。
私は場合は、「主催したものの応募がゼロ」なんてことは何度もあります。
応募がお一人で、「私とその方で2人での読書会」ということもあります。
とにかくやってみないと分かりません。
ぜひ、勇気を出して、読書会の主催、やってみて下さいね。
ここからおまけです。
コミュ力コーチの私が思う、「コミュ力を上げるにも読書会はおすすめな理由」についてです。
おまけ!読書会でコミュ力を上げる方法
コミュ力おばけの学校として、コミュ力で大切なことを3つ挙げています。
- 質問すること
- 話を聴くこと
- 話すこと
質問、聞く、話す。
この3つです。
読書会では、この3つを全て経験できるんです。
何かを学ぶセミナーに参加しても、この3つを経験できることはそうありません。
読書会の場合はこうなります。
- 自分がおすすめしたい本の話をする
- 皆さんの発表を聴く
- その本について質問する
読書会でたくさんの人と関わっていくと分かります。
読書会の場合はこうなります。
- 質問の上手い人がいます
- 読みたくなるような上手い話し方をする人がいます
- その人に向けて話していたくなるくらいに聞き上手な人がいます
普段から、コミュニケーションに慣れているのか、読書会に慣れているのか分かりませんが、とても魅力的な人と出会えたりします。
では、その経験が出来る場所、場数を踏める場所、コミュ力を鍛える場所はどこにあるのか?
その一つが読書会とすることも出来るということです。
読書会でも構いません。何らかの会を主催することを一つの目標にする。
それも「コミュ力おばけの学校」のワークの一つにあります。
まずは参加してみる、次は主催してみる。
自分で主催できるようになった頃には、かなりコミュ力も高いものになっていることと思います。
詳しくは、メルマガや動画でお伝えしていきますので、ぜひメルマガにまず登録しておいて下さいね。
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こんなコミュ力にも読書会はおすすめ
私としては、特に人見知りしがちな人にも読書会参加はおすすめです。特に最近はオンラインの読書会も多いですから、出来るだけ参加回数を増やす。
ただ、何の目的もなしに参加するのではなく、「今回は、まずは1回は質問してみよう」と決めて参加する。次は「相手の人が話しやすい聴き方を意識してみよう」というのもいいでしょう。
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コミュ力おばけの学校では、人見知り克服に向けた講座もありますので、良かったら参考にしてみて下さい。
本日は以上です。