在宅ワーク(リモートワーク)で一番の大変さは「話す人がいない」ことでした

在宅ワーク(リモートワーク)で一番の大変さは「話す人がいない」ことでした

記事まとめ
  • 在宅ワーク歴14年で一番苦しかったのはメンタル面
  • リモートワークはまた別の大変さもあると思います
  • 自分が満たされていないからやる気が出なかった
  • コミュ力おばけのベースにメンタル面は必須

一人在宅ワークも大変なこともありました
僕なりの「なぜあの頃しんどかったのか?」、続きをぜひ

在宅ワークを始めて、もう14年近くになります。

最近、コロナの影響でリモートワークの方も増えていると思いますが、僕の場合は、会社に勤めながらリモートワークをしたことがないので、きっとそれはそれで大変なことなんだと思います。

僕のような一人フリーランスとしての在宅ワークと、会社員としてのリモートワークでは、それぞれ大変さが違うかもしれません。

ただ、いずれにしても、一人で仕事をすることは何かと不安があったりもあると思います。

今日のテーマは「話す人がいない時のメンタルケア」についてです。

一人フリーランスの在宅ワークで一番大変だったのが「話す人がいない」こと

この約14年間の在宅ワークの中では、当然、大変だなと思うことは何度何度もありました。

  • 売上げが落ちたらどうしよう
  • 収入がなくなったらどうしよう
  • お客さんからのクレームどうしよう
  • 家族と仕事の時間とのバランスどうしよう

これは少なからず、自営業の方で、自宅で仕事をしている人なら感じたことがある不安ではないでしょうか。

ただ、僕の場合は、一番しんどかったのは「話す人がいない」ということでした。

それに気付いたのは、精神的に病んでしまってからのことでした。

話す人がいないのは自業自得

振り返ってみると、僕が長年うつ状態が続いていた頃、話す人がいませんでした。

それは、20代の頃、30代の頃もそうですが、友達や知り合った人を大切にしていなかったことが原因なので、自業自得なんですけどね。

20代の頃はサラリーマンでしたので、会社に勤めていました。

嫌な上司や先輩もいましたし、いわゆるブラック企業と呼ばれるような会社でしか働いたことがありませんので、精神的にも肉体的にもしんどかった頃はあります。

ただ、嫌なことがあっても、職場に話す人がいたんです。

誰かと話したいと思ったら、会社の人を誘って飲みにいくことも出来ました。

その頃の知り合いを大事にしていなかったから、独立してから、誰も話せる人がなくなってしまいました。

もし、もっとちゃんと人付き合いをしていたら、独立してからも、連絡を取り合ったりも出来たのかもしれませんが。

結局は自業自得なんですけどね。

僕が今、いろんな人のお話しを聞かせてもらえるだけで嬉しいと思うようになったのは、その頃、本当にしんどかったから。人との関わりが全くなかったから。

今は、話を聞かせてもらえるだけで、楽しいんです。もちろん、話すのも楽しいですが、聞いてるだけでも、人との繋がりがあるのがこんなにありがたいんだなって思うようになったのは、その頃の経験があるからなんです。

誰かと話したいと思ってもすぐに話せる人がいない

僕が住む街は田舎のほうなので、都会に出るだけでもそれなりの時間がかかります。

そして、住んでる街は生まれ育った街でもありません。

子供の頃からの知り合いもいない、社会人になってからの知り合いは大切にしてなかったので、もう付き合いもない。

本音を話せる人がまったくいない状況でした。

誰かに連絡して話しをしにいくにも、平日は仕事がありますし、土日は家族との時間があります。

時々平日に休みをとって知り合いに会ったりもしたことがありますが、それも数ヶ月に一度程度。

その頃はまだZOOMもなかったと思います。スカイプはあったと思いますが、オンラインでビデオチャットのようなことをするのは、まだ普及していなかったと思います。

もしあったとしても、気持ち的にそんな余裕はありませんでした。

自分のことを話すこと(話を聴いてもらうこと)の大切さ

本当でしたら家族でもっと会話があればよかったんですが、きっと家族ではなく、同じ環境の人、例えば、自営業で一人で仕事をしている、子育てをしているお父さん、とかと話が出来れば、もっと気持ちも楽になってたと思います。

ただそれが出来ずに、精神的にしんどい時期が続いていたのですが、ある理由がきっかけで、地域のボランティの活動に入ることとなりました。

高齢化が進む街ですので、地域活動、例えば、夏祭りとか自治会とか、そういったことに関わるようになると、いろんなところに知り合いが出来て、感謝され、必要とされ、それが嬉しくて、気持ちも随分と楽になっていきました。

地域の活動に関わっていなかったら、あのまましんどいままだったかもしれません。

やはり社会との関わりは大切だなと思います。

「マズローの欲求五段階説」では、3つ目に「社会的欲求(所属と愛の欲求)」というものがあります。

社会との繋がりを持ちたい、何かに属したい、そういう欲求が僕にはあったんだと思います。

これは誰にでもある欲求なのかは分かりません。

ただ、もし、そういう欲求、社会と関わりたいと思う欲求があるけど、なかなかその方法がない。

僕が提供できることは、僕がしんどかった頃に、「もしあったら良かったな」という場所を提供することです。

対面で人と会う、関わるというのは、今は特にコロナの影響もありますから、そう簡単にはいかないかもしれません。

この状況がいつまで続くかは分かりませんが、オンラインで人と繋がる方法はどんどん普及しています。

「コミュ力おばけの学校」も現在はオンラインのみで展開しています。

対面で会うメリットはありますが、オンラインでの顔を会わすメリットは、会う回数を増やせることです。

在宅ワークをされている方におすすめしているのは、オンラインの会への参加です。

今は僕はオンラインの会を開催していませんが、時期をみて再開する予定です。

在宅ワークな僕が考える「マズローの欲求五段階説」

マズローの欲求五段階説には、いろんな考え方、捉え方があると思いますが、僕なりの考えと、僕が提供したい部分についてです。

  • (自己超越)
  • 自己実現の欲求
  • 承認欲求
  • 所属と愛の欲求
  • 安全の欲求
  • 生理的欲求

5段階の上に、もう一つ、自己超越という段階がありますが、今日はそこは触れません。

僕は、20代の頃に独立したいという思いが強く、30代すぐで独立し、「夢が叶った」と、そして、少しずつ会社も軌道に乗り始めるのと反比例して、精神を病んでいきました。

僕にとっての成功は、独立して稼ぐことでした。

それが、独立も出来、生活できるくらいにまで稼げるようになってきた時に病んでしまったのはなぜだろう?

それをずっと考えていました。

「マズローの欲求五段階説」でいうと、僕の状態はこういうことだったのかなと思います。

1番下の「生理的欲求」と下から2番目の「安全の欲求」は満たされていました。

ところが「所属と愛の欲求」は満たされていませんでした。

というのも、僕はインターネットだけを使う仕事をしていましたので、誰とも関わることはありません。

ECサイトの運営も、ほぼネットで仕入れをするで、誰かと関わることもありません。何らかのチームやグループにも属していません。

何にも所属せず、社会との繋がりもない状態だったわけです。

ではその次の「承認欲求」です。

自分で自分を認めることもなかったですし、誰かから、僕がしてる仕事について認めてくれる人もいませんでした。

この欲求は全く認められていませんでした。

では「自己実現の欲求」。この欲求はありました。もっと仕事で成功したい。

ただ、仕事をがんばりたいという思いはありながらも、「所属と愛の欲求」と「承認欲求」は満たされていないもんですから、やる気が出ないんです。モチベーションが続かなかったんです。

ということは、「自己実現の欲求」を持ち続けるために大切なのは「所属と愛の欲求」と「承認欲求」なのではないかと思うのですが、これが在宅ワークだと、(もしかしたらリモートワークでも)なかなかその欲求を満たすことが難しいのではないかと思うんです。

僕は「自己実現の欲求」を満たすための、何らかのノウハウや技術的なものやスキルをお教えすることは出来ないかもしれませんが、その手前の「所属と愛の欲求」と「承認欲求」を満たす場所を作ることは出来るのではないかと思っています。

オンライン限定のコミュ力おばけの学校について

私がオンライン限定のコーチングやカウンセリングで何をお伝えしているかというと、コミュ力を上げる方法です。

ただ、人との関わり方を伝えるだけでなく、その前の段階、メンタルケアについてもお話します。

というのも、やはり自分の心と体が健康でないと、人に優しく出来ないことはありえるからです。

まずは自分の心と体の健康を維持しましょう。

そして、人との関わり方を楽しみましょう、ストレスを減らしましょう、というお話しです。

在宅ワークで誰ともかからないで、コミュニケーション力を上げる必要はないと思うかもしれませんが、私の経験から言わせていただくと、在宅ワークだからこそ、コミュ力を上げることをおすすめしたい。というのもあります。

僕が独立して一番苦労したのは、メンタル面です。話す人がいないということもありました。それ以外にも、仕事と家族との時間のバランスであったり、課題は多くありました。

今後、フリーランスになる、一人で在宅ワークをする方の参考になればと思います。

次は在宅ワークにコミュ力は必要なのか?コミュ障でもやっていけるのか?

これはやってみないと分からないですから、答えはありません。

人との距離感は人それぞれですから、それも正解はありません。

思考錯誤しながらやっていくしかないと思います。

コミュ力おばけのメンタルヘルス力についてです。

会社勤めであれ、在宅ワークであれ、メンタル面はケアしておかないと、気づいたらうつ状態になってしまうことはあります。僕がそうでした。

ですので、いかにストレスを抱えすぎないか、ストレスを解放するか、楽しい時間を自分なりに作れるか、そこが大切になってくると思います。