早口になってしまった経験ありませんか?
今日のテーマは。
目指すところはこちら。
僕自身が過去に早口になったことが何度もあったので、その改善策を考えました。
こんな方はぜひ見ていって下さいね。
- 早口になってしまう癖を克服したい
- 早口で伝わらないのを改善したい
それではスタートです。
目次
早口に気付いたビブリオバトル体験会への参加
2019年秋、始めてビブリオバトルの体験会に参加しました。
体験会ではありましたが、5名ほどが発表し、制限時間5分は厳守でしたし、緊張感はありました。
その時の記事はこちら。
私が紹介したのは「本日は、お日柄もよく(原田マハさん)」でした。
ビブリオバトル体験会への参加が決まってから、まずは本を決め、そこから原稿を考えました。
初めてのことだったのですが、その頃にはスピーチ会も始めていましたし、読書会も主催したり参加したりしていたので、本について発表することには慣れていたつもりでした。
原稿を考え、スマホで自分が話す姿を録画したりしながら、万全の準備で挑もうと思いました。
私が書いた原稿通りに話すと、だいたい6分半から7分くらいかかっていました。
それでも、「まぁ体験会でし、少しくらいのオーバーは許されるのかな?」という甘い考えで、本番を迎えました。
私の発表の番、話し始める前は、少しは緊張していましたが、練習もしてきたし、上手く話せるかは別として、最後まで話は出来るだろうと思っていたんです。
テーブルの上には、カウントダウンタイマーが置かれており、自分が話してる時間が分かります。
私は、自分が考えた原稿を思い出したら、参加者の皆さん一人一人に目を配りながら、精一杯発表しました。
この言葉で発表も終わりかな、というところでタイマーを見ると、なんと「残り30秒以上」あるんです。
練習の時と内容はそう変わらないと思います。
それに、自分の中ではゆっくりめに話そうとしてたつもりだったんです。
練習の時と2分も違うということは、かなりな早口になっていたんだと思います。
衝撃でした。
私が早口になってしまった原因は?
人が早口になる原因は諸説あります。
- 話すことが多いので忘れないように早口で話す
- 時間がなくて焦りながら早口で話す
- 嬉しい悲しい腹が立つといった感情による早口
- 緊張してるので言うことを忘れないように早口で話す
私の場合は、恐らく4番目の「緊張」からくるものだったと思います。
原稿を書いて、それ通りに話さないといけないという思いが強かった気がします。
だから、忘れように、頭の中から早く出していきたかったのではないかと思います。
まあ憶測ではありますが、心当たりはあります。
早口だと伝わらないが可能性あります
早口でいいことはあるのでしょうか?
時々テレビに出てる方でも早口の方はいます。
マシンガンのように話しまくるようなスタイルです。
そういう何か特別な場面や職業の方なら、早口を武器に出来ることもあるかもしれません。
早口になると、聞き取りにくくなったり、早すぎて理解できなかったり、マイナスな要素のほうが強すぎると思います。
きちんと、自分の話を伝えたいのであれば、僕がしてしまったような早口は避けたいところです。
間を取りながら、緩急をつけて話す。
それが理想ではないでしょうか。
早口克服は日々の練習が必要
私が早口になってしまっていたのは無意識です。
早く話そうとは思っていませんでした。完全に無意識です。
ですので、何らかの対策を立てないと、早口を克服することは無理でしょう。
今回は、早口克服のためのいくつかの方法を載せておきます。
- 話すスピードを適切なものにした自分が話す姿をスマホで録画してチェック
- 話す内容を暗記しようとしない
- 話す内容に完璧を求めない
- 間をとりながら話す
- 朗読で練習する
- 呼吸を深く、腹式呼吸を心がける
どの方法が自分に適しているかは分かりませんが、一つ一つ対策を取り入れていってみてはいかがでしょうか。
これは、私があがり症克服セミナーだけでなく、コミュ力おばけの学校全般で、コミュ力を上げるためにもおすすめの方法です。
ただ、私はビブリオバトル体験会に参加する前に、何度もスマホで自分が話す姿を録画して練習もしました。
ところが本番はかなりの早口になっていたんです。
そこで、スマホで録画する時にもう一つ意識しておきたいことがあります。
一つの文章を話し終わった後に、深い呼吸で酸素を取り入れることを意識するイメージです。
この効果は2つあります。
- つなぎ言葉をなくせる
- あがり症で声が震えるのを改善できる
詳しくは「呼吸」についてまた別の記事で書きますが、まとめますとこうなります。
早口を改善する方法
- 自分が話す姿をスマホで録画してチェック
- その時に、一つの文章が終わるたびに十分に息を吸う
これをぜひ心がけてみてください。
早口を克服する一歩になることと思います。
早口になってしまうのを克服したい!まとめ
早口克服、過度な緊張克服、あがり症克服、人見知り克服、どれをとっても、1日でとか簡単にとはいかないものですね。
日々、練習や場数を踏みながら、克服を目指したいところです。
- 早口になってしまう原因
- 私の場合は緊張してるから、完璧に話さないといけないからという思い込み、そういったことが原因で早口になっていたと思います。
- 早口を克服する方法
- やはり1日で克服するのは難しいでしょうから、どんな方法であれ、日々練習する必要はあるでしょう。スマホでの録画と、呼吸については継続してみて下さいね。
- 早口では伝わらない想い
- 早口も度が過ぎると、何を言ってるのか聞き取りにくかったり、スピードに思考が追いつかなかったり、本当に伝えたい思いが伝わらないこともあります。ゆっくり一言一言丁寧に、どうすれば相手に伝わりやすいかを考えてみたいと思います。
早口や話し方に関するページはこちら
早口の克服もそうですが、やはり人前で話す練習はトレーニングや場数は必要でしょうね。あがり症もコミュ障も、1日で克服できるようなものではないと思います。
では、本を読んだりセミナーを受けたりすればそれで大丈夫かというとそうでもなくて、やはり積み重ねが重要になることでしょう。
今はオンラインで開催されている色々な会がありますので、そういった会に参加することで、場数を踏むことは可能です。
私が主催する読書会や雑談の会、スピーチ会などは有料ですが、中には無料で開催されている方もいますので、そういう会に参加しながら経験値を高めていくことをおすすめします。
早口とは違いますが、いかに相手に伝わる話し方をするかについてです。
それは「相手にあわせた言葉で話す」ということです。
小学生相手に、小難しい言葉で話しても上手く伝わらないのは分かると思います。
大人相手でも同じです。大人になっても、難しい言葉では伝わらない場面はよくあります。
私も、難しいITの専門用語を使われても、ほとんど理解できません。
話すのが上手い人は、難しい話を分かりやすく伝える力があると言われています。
私も極度のあがり症だったため、人前で話す時に、声が震えることはよくありました。
その克服法の一つに、呼吸の使い方があります。
私の場合は、言葉と言葉の間に十分な息を吸うことを心がけています。
呼吸って話す時にとても大きなポイントだと思うんです。
緊張すると呼吸が浅くなってくることがあるので、普段から、話す時の言葉と言葉の間に、十分に酸素を取り込む習慣をつけておきたいところです。
本日は以上です。