人前で話すのが苦手で声が震える。
そういうお悩みをいただくことも多いです。
今日のテーマはこちらです。
ということです。
どこが苦手なのかを特定することで、あがり症克服に近づける、というのが私の考えです。
- 人前で話すのが苦手
- 人前で話すと声が震える
- あがり症を克服したい
そういう方は参考に最後まで読んでみて下さい。
では詳しく解説します。
人前で話すのが苦手「現状把握が必要な理由」

人前で話すのが苦手「現状把握が必要な理由」
私のあがり症克服セミナーは、マンツーマンで開催します。
そして、一番最初に、現状を把握するために、ヒアリングを行います。
人前で話す時の、どんな場面が苦手で、どんな症状が出るのか。
そこを知っておくことが重要だと思うからです。
例えば、こういう二人の人がいたとしましょう。
- 学校の本読みの時に声が震えるのを克服したい
- 朝礼の一言スピーチで言葉が出てこなくなるのを克服したい
一括りするなら、どちらも「あがり症」と言えます。
ですので、どちらの人も、「あがり症を克服する方法」を求めると思います。
ところが、そこが気を付けたいポイントなんです。
人前で話すのが苦手「現状と目標を知り行動を決める」
私のあがり症克服セミナーでは、次のような流れを基本とします。
- ヒアリングで現状を把握する
- 目標を決める
- 講座(知識編)
- 口癖と行動を決める
一方的に60分間、私が話し続けるセミナーとは異なります。
まずは、現状を聞かせていただき、一緒に目標を決めます。
その次に講座を行いますが、この講座でも、人によって少し内容を変えて解説します。
そして重要なのが4つ目です。
口癖と行動を決めていきます。
人前で話すのが苦手なら口癖と行動を変える
あがり症を克服するには、意識を変えるのではなく、口癖を行動を変えましょう、というのが私の考えです。
「どう思われるかを気にすると緊張するので、どう思われていいと思いましょう」といった意識改革はそう簡単にいきません。
ですので、口癖と行動を変えることで、「結果的に、意識が変わっている状態を目指しましょう」ということです。
ではもう少し具体的に、どうやって行動を決めていくかを解説します。
人前で話すのが苦手で声が震える時の「行動」

人前で話すのが苦手で声が震える時の「行動」
最初に2人の例を挙げましたが、もう一度挙げておきます。
- 学校の本読みの時に声が震えるのを克服したい
- 朝礼の一言スピーチで言葉が出てこなくなるのを克服したい
この2人の場合、それぞれどういう行動(トレーニング)をすればいいかについてご紹介します。
学校の本読みの時に声が震えるのを克服したい
本読みで声が震える場合は、対策としては2つです。
- メンタル面として「どう思われるだろうという思いを消す」
- スキル面として「声と呼吸と息継ぎ」を上手く使って読めるようになる
メンタル面としての、どう思われるだろうという思いを消す方法としては、口癖を変えることと、スキル面を底上げしていくことで、改善されていくはずです。
今回は、口癖については省略して、行動面だけを紹介します。
本読みで声が震える対策ですので、自分で考えながら話すための対策は必要はないですよね。
これが、人前でのスピーチとなると、また課題とする行動が変わってくるんです。
それが次です。
朝礼の一言スピーチで言葉が出てこなくなるのを克服したい
本読みと違って、スピーチの多くは、何かを見ながら話すわけではありません。
もちろん、メモを見ながら話すでもいいかもしれませんが、朝礼の一言スピーチなんかでしたら、何も持たずに、自分の言葉で話すことも多いと思います。
そんな時に「言葉が出てこなくなる」という悩みが生まれるんです。
本読みで声が震える対策としては、メンタル面とスキル面について行動を紹介しましたが、「言葉が出てこなくなる」場合は、その対策では十分と言えません。
ここで悩みを分解してみるんです。
どうでしょうか?
言葉は出てきますか?話せますか?
もし、一人きりなら話せるというなら、課題は「人前での緊張対策」です。
もし、一人きりでも言葉が出てこないなら、課題は「言葉にする力」です。
一人でも言葉が出ないなら、人前で言葉が出ないのも当然です。
つまり、どこで躓いているのか、どこが苦手なのかを特定していくんです。
人前で話すのが苦手なら「とにかく行動を決める」
あがり症で声が震える場合と、スピーチで言葉が出ない場合。
対策は、それぞれに応じたものが必要ですよ、というお話でした。
あがり症克服セミナーをマンツーマンで開催する理由は、人それぞれの悩みと目標を元に、口癖と行動を決めたほうが、効果が高いと考えるからです。
私自身、人前で話すといっても、年配の方を相手に、自分の考えを話す機会が多いのですが、そんな私が、スピーチやプレゼンの達人になるための方法を学んでも、効果が出ない可能性が高いと感じます。
私の場合は、自分の言葉で話すことが多いので、普段から、自分の頭の中にある考えを言葉にする練習をしています。
ぜひ、皆さんは皆さんそれぞれの行動を見つけてみて下さい。
一人で難しい場合は、私のあがり症セミナーを受講してみて下さいね。
人前で話すのが苦手で声が震える Q&A
人前で話すのが苦手で、よく声が震えるという方は、こちらも参考にして下さい。
人前で歌う時に緊張して声が震えるのは克服できる?
カラオケなど、人前で歌う時に緊張して声が震える場合も、克服方法としては同じです。
メンタル面とスキル面を底上げしていきましょう。
カラオケの場合は、画面を見ながら歌えますので、あとは、自分の歌に集中していけば、緊張もましになると思います。
呼吸、声の出し方だったり、息継ぎだったりに意識を向けていけばいいでしょう。
人前での自己紹介で声が震えるのを克服したい
この記事の中で、どこが苦手かを知りましょうというお話をしました。
自己紹介でも同じです。
一人きりの部屋で自己紹介してみて下さい。
そこで上手く出来るけど、人前なら声が震えるというなら、課題は「人前」です。
一人きりでも自己紹介出来ないなら、課題は「自己紹介の言葉作り」です。
何パターンか、自己紹介を作って頭に入れておきましょう。
いつどんな場面で、誰を相手に自己紹介をすることになっても、普段からトレーニングしておけば、いざという時に強くなると思いますよ。
人前で話すのが苦手で声が震える 関連ページ
このブログのテーマは「あがり症」や「人前での緊張」ですが、特にお悩みで多いのが「声が震える」という症状です。
私も長い間、声が震えることにストレスを感じていました。
カラオケでも、朝礼でのスピーチでも、よく声が震えて、「どう思われてるだろう?声が震えてるのはバレるのかな?」なんて不安になり、それがまたストレスになるという悪循環もありました。
声が震えるようになった原因ははっきりとは分かりませんが、「人からの評価を気にしすぎる心理」があったのは間違いないと思います。
きっと、子供の頃から、人前を気にして生きてきたのもあるんでしょうね。
もしかしたら、何かトラウマになるきっかけの出来事があったのかもしれませんが、それもよく分かりません。声が震えるメカニズムも分かりません。
恐らく、原因や仕組みを知ったところで、「じゃあ、大丈夫」とは思えない気がします。
ですので、あがり症セミナーでは、原因については特に触れません。
人前での緊張に悩んでいる方は、こちらの関連ページも読んでみて下さい。
朝礼で声が震える!当番で人前で話すのが苦痛な時の緊張対策
朝礼当番で声が震えるというご相談も多いです。
学校でしたら日直ですね。
というのも、当番というのは毎日のことではありませんので、その「たまにやってくる場面」のために、対策が難しいということがあります。
毎日人前に出る機会があるなら、試行錯誤も出来るのですが、2週間や1ヶ月に1度まわってくる当番で人前に出るなら、その時までに、どういうトレーニングをすればいいか分からない、ということもあるのではないでしょうか。
私がおすすめしているのは、とにかく毎日一人で家で出来るトレーニングです。
長く話すと声が震える「原因と対策2選」
緊張して声が震える場合でも、話し始めは大丈夫で、長く話しているとだんだん声が震えるようになるケースもあります。
その場合の対策としては2つご紹介しています。
やはり、目線の圧力にだんだん押されてしまうというのもありそうです。
特に、ちょっと怖い感じで睨むように見ている聴衆がいたりすると、そこでドキっとして、焦りが生まれたりもあると思います。
人前の緊張あがり症「セミナーとトレーニングで声が震える克服」
最後は、このブログのトップページです。
あがり症ではない方、人前で緊張はしても全く苦痛ではない方には、分からないかもしれませんが、あがり症の苦しみというのは、かなりのストレスになります。
それも、人前で話すことが決まった日から、そのストレスは続きます。
あがり症でお悩みの方も多いですから、そのための対策として、本、動画、セミナー、講座、レッスン、トレーニングなど、あらゆる方法が溢れています。
きっと、どの方法も正しいものだとは思いますので、あとは自分に合っているかどうかだと思います。
もし、今の時点で、ご自身にあった方法が見つかっていないと感じてるようでしたら、ぜひ、他のページも読んでみて下さい。
応援しております。
コミュニケーションコーチ、未知賢人でした。