- 人見知りとは一種の個性
- 人見知り診断10のチェック
- 人見知りの原因(理由)
人見知りは治る?克服できる?
人見知りについてまずは知ることです、まずは最後までお読み下さい
人見知りを克服したい・改善したい・直したい
自分が人見知りだということで悩んでる人も多いのはないでしょうかね。
僕もかなりの人見知りだったんで分かります。
僕の場合は、「どうにか人見知りを克服したい!」っていう強い思いがあったわけではなく、気づいたら誰とでも話せるようになってたんですよね。
今思えば、きっかけとなったことや、克服した方法というのが頭に浮かびますが、当時は特別これといって意識したことはなかったんです。
目次
人見知りとは?
人見知りって何でしょうか?
- 人と話しをするのが苦手?
- コミュニケーションが得意じゃない?
- 初対面ですごく緊張する?
- 思考がネガティブ?
- 表情が乏しい?
人見知りに対して、いろんな印象があると思いますが、このブログ内での人見知りの定義を決めます。あくまでこのブログでのことですよ。
元々は、あかちゃんや子供が見知らぬ人や見慣れぬ人に対して、警戒心から恐れを抱いたり、泣いたり、不安を感じたり、恥ずかしがったりする反応のことです
大人の人見知りも似ています。
このブログではこう定義します。
人見知りとは、初対面の人や慣れ親しんでいない人に会う時に極度に緊張してしまい、普段通りのコミュニケーションが難しい状態。またはそういう個性。
人見知りと一言で言っても、いろんなタイプの人がいます。一概に、あなたは人見知り、あなたは人見知りじゃないとは決めれるものでもありません。
人見知りの長所(メリット)と短所(デメリット)
人見知りというと、どこか取っ付きにくい印象や会話しにくい印象、モテなそうとか楽しくなさそうとかもあるかもしれませんが、考えようによっては、別に人見知りが短所(デメリット)と思う必要もないですし、逆に長所(メリット)と考えることもできますよね。
人見知りの「良い印象」「長所(メリット)」としてはこういうのがありますね。
- 控え目で落ち着いている印象
- クールでカッコいい・大人しくて上品
- 誰とでも話さず大切な人とだけ話す
- 人を見る目がある印象を持たれる
どうでしょう、人見知りでも良い印象を持たれるかもしれませんよね。
本人が今のままでいいというのであれば、別に人見知りを意識する必要もありません。
人と会話するのが苦手でも、楽しく生活している人なんていくらでもいますから。
人と話すのが嫌いでも、その人の個性にあった仕事が見つかるかもしれませんし、フリーランスの仕事を作れるかもしれません。
大切なのは、自分の気持ちです。
仲良くなりたいけど話せない、馴染めない、楽しめない、話しかけられない。
あくまで、もし、今より少しでも人とのコミュニケーションを上手に取りたいな、人見知りを克服したいなと思われましたら、この先もぜひお読み下さい。
別に困ってないよという方には不要な情報ですよ。
人見知りチェックしてみましょう
まずは、あなたの人見知り度がどれくらいかチェックしてみましょう。
【人見知り度チェックシート10】
項目は10個です(○の数を数えて下さい)
- 相手と話をする時に目を合わせるのが苦手だ 目を逸らしてしまう
- 初対面で、自分から話しかけることはほとんどない
- 大勢が集まる場所が苦手(食事会・飲み会・イベントなど) 参加しても隅っこにいる
- 自分の本音や弱点を人に話すことはまずない
- 会話しようにも続かないことが多い
- 店員さんに話しかけられたくない
- 周囲から自分がどう思われているかが気になる
- 自分のコミュニケーション能力に自信がないと感じる
- 人前で自己紹介やスピーチをする時かなり緊張する あがり症だと思う
- グループでいるより一人でいるほうが好き
いかがでしたでしょうか?
いろんなサイトやセミナーでもこの手の「人見知りチェック」というのは見かけることでしょう。
そして、何個以上○がついてたら「人見知り度○%」です、という感じで診断される。
あとは、人見知り克服方法がいくつか載ってておしまいという感じでしょうか。
でもですね。
実は、このブログでは、先ほどの「人見知りチェックシート」の点数は重要ではありません。
というのも、こういうケースもありませんか?
【これは人見知り?チェックシート5】
- 1対1だったら会話できるけど、グループになると会話に入れない
- 同性だったら大丈夫だけど異性と話す時はすごく緊張するので苦手
- 目の前の人とは会話が弾むけど、人前は極度に緊張して手や声が震える
- 年上の人とは初対面でも話せるけど年下の人は全然話せない
- 自分から話しかけれる時もあるし、全く無理な時もある
どうでしょうか?
僕は、案外こういう人のほうが多いと思ってます。
つまり、ケースバイケースってことです。
人見知り度チェックでよくあるのが「目をあわせて話せない」という項目はよくありますが、これも相手によることのほうが多くないですか?
相手が誰であれ絶対目を合わせれないって人より、「初対面の人とは」「異性とは」といった限定的に目を合わせれない人のほうが多い気がするんですよね。
実は、自分では「人見知り」と思っていても、場面や相手が限定的な場合もありますし、自分ではそうはいいながらすごく社交的な人もいたりします。
変に「自分は人見知りなんだ」と思い込まないほうがいいこともあるのではないかと思います。
ということで、ちょっと思考を変えます。
今まで挙げた2つのチェックシートをまとめて、言い方をかえて新しい10項目にしてみますよ。
- 相手と目をあわせて話しができる
- 初対面で、自分から話しかけることができる
- 大勢が集まる場所が好き(食事会・飲み会・イベントなど)中心のほうにいる
- 自分の本音や弱点も大切な人には話せる
- だいたいの会話は楽しく続く
- 周囲が自分のことをどう思っているかは関係ない
- 自分のコミュニケーション能力に自信がある
- 人前で自己紹介やスピーチも難なくこなせる
- 一人でもいいけどグループでいるのも楽しい 1対1でもグループでも会話が弾む
- 同性でも異性でも緊張することなく会話が弾む
どうですか?
大切なのは、こういうふうになりたいと思うかどうか?なんです。
先にも書きましたが、別に今のままのほうがいいなら、そのほうがいいと思います。
たまに「人見知り克服は簡単」みたなことが書かれているのを見かけますが、僕はそうは思いません。
やっぱり時間もかかりますし、努力は必要です。
「人見知り」がどうこうという話ではなく、今挙げた10項目に、自分がちょっとでも近づけたらいいなと思うなら、後ほどお伝えする方法に挑戦してみる価値はあると思いますよ。
どんな時に人見知りしますか?
きっと、いつでもどんな時でも人見知りするわけじゃない、時と場合によるという人も多いと思います。
実際に自分の経験も踏まえて、こういう時って緊張しますよね、人見知りしますよねっていうのを考えて見ます。
大人数が集まる場所
- 飲み会
- イベント
- パーティー
- 習い事
- ボランティア
- 自治会
- PTA
全員が知ってる人ならまだしも、ほとんど知らない場所にに行くのはある程度は誰でも緊張するものではないですかね。
行く時は緊張するかもしれません。グループに入れないのは怖い、知ってる人が誰かと話してたら自分は一人だな、分からないことがあったら誰に聞けばいいの、とかですね。
でもだいたい杞憂に終わります。
でも、本当に話せないと、たまにですが「大丈夫?」って聞かれることもあります。
絶対参加しないといけないような集まりなら別ですが、そうでないなら嫌なら参加しないという選択肢もありますね。
でもそうはいかないのが大人の世界だったりします。
出来ることなら、全然気にせずに参加できるようになったほうが気は楽ですよね。
慣れない仕事
- 接客業
- 営業
- 電話対応
よく聞くのが美容院の美容師さんね。散髪屋さんの理容師さんも同様です。
ここは「話しかけるほう」も「話しかけられるほう」も気を使う人はいるでしょう。
接客業については、人見知りで勤めるのは苦痛かもしれませんが、もし克服したいなら練習にもなるでしょうし、いいのではないでしょうか。
電話応対もそうですが、相手であるお客さんがどういう話しをしてくるか分からない恐怖だったり、もし知らないことを聞かれたらどうしようという不安はどうしてもあるかもしれません。
そこは慣れで解消できることもあるでしょうね。
初めての場所
バイトや就職の面接も緊張しますね。これは人見知りとかじゃなくて、普段なれないことをするわけですから、ある程度緊張はつきものでしょう。
家族の誰かの友達の家に行く又は来る
これね、家族を持つとあるかもしれません。
ママ友同士で勝手に決めてしまったりということもあります。
母親同士はすでに仲良し。
父親同士が話しが弾まないと気まずいんですよね。
来てもらう分にはまだいいですが、知らない人の家に連れて行かれるとちょっとドキドキかも。
家バージョンじゃなくて、公園やプールやテーマパークのような所に連れて行かれる時でも同じです。
こういう場面では、社交的な人のほうが気は楽ですよ。
人見知りはこんなふうに見られてるかもしれない?
あくまで印象ですが、人見知りな人はこういうふうに思われがちなんです。
実際にそうとは限りませんよ。
悪いイメージはこちら
- 緊張しやすい
- 口下手
- 根暗・暗い
- 警戒心強そう
- ネガティブ
- 目が泳いでる
- モテない
- 劣等感強そう
- 声が小さい
- むやすに喋る
- 無表情
- プライド高そう
良いイメージはこちら
- 優しい
- まじめそう
- 落ち着いてる
- 勉強できそう
- 頭良さそう
- 友達を大切にしそう
- じっくり信頼関係を築きそう
- 人を見る目がある
- でしゃばらない
- 口が堅い
- 冷静で客観的
僕調べではありますが、こういうふうに見られがちなのが人見知り。
実際は違いますよ。
人見知りする人でも、さっきも書きましたが時と場合によることも多いですから。
でも本当にこういうふうに見られがちということでご参考に。
人見知りの原因(理由)は一体なに?
自意識過剰(他人の評価が気になる)
周りの人にこんなことを言ったらどう思われるだろうか?
他人は自分のことをどう思っているだろうか?
そういう意識が強いほど人見知りになる可能性が高いようです。
自分は人見知りだという思い込み
案外多いのが思い込みです。
子供の頃からか大人になってからか分かりませんが、自分は人見知りだと思い込み始めたときから、「自分は人見知りだから話しかけれない」という思考が定着してしまい、余計に引っ込み思案になっているのかもしれません。
そして、予め「私は人見知り」と初対面の相手に伝えておくことで、無理矢理会話をしてこないように予防線を張ってしまうこともあります。
そうなると、余計にコミュニケーションの機会が減ってしまい、悪循環に陥ります。
コミュニケーションに自信がない
そもそも人と円滑なコミュニケーションを図れてきていないため、会話やディスカッションに自信がない。だから人と話すことに苦手意識が起こり、それで人見知りしているというわけです。
上手にコミュニケーションが取れたという成功体験が圧倒的に不足しているのかもしれません。
相手にも完璧を求めてしまい
話すことに慣れていない
そもそも、どれくらい話す機会があるかは相当な個人差があります。
学生時代であれば、部活で先輩は後輩と話す機会があったりしますが、社会人になると、自分から積極的に人と話す機会を見つけて参加しないと、どんどん人と話す機会が少なくなってしまうかもしれません。
そうなると人見知りになってしまう可能性が高くなります。
親か過去かコンプレックスに原因がある
原因がどこにあるかは分かりませんが、今や未来に原因があるのではなく、過去に原因がある可能性もあります。
親からどういう育て方をされたか、人生の中で何か人に恐怖を抱くようなトラウマがあるか、外見または内面で気になるコンプレックスがあるかなども影響してきます。この場合、原因にばかり意識を向けすぎると、余計に人が苦手になる可能性もあります。その場合は、アプローチを変えるのも一つの方法です。

人見知りを甘えだと言う論調を見かけることがありますが、決してそうでもないケースもあります。
まずは、自分がどうなりたいのか?それを考えてみるのもいいでしょう。
原因や、人の意見ばかりを意識しすぎると、余計に悪化することもありえます。



こちらはあがり症克服のためのページですが、人見知りと対策が似てる部分もありますので、一度読んでみていただけたら、ヒントがあるかもしれません。