人見知り克服方法「ステップ1」傾聴力~聴き方のポイント10

人見知り克服方法の最初のステップは「傾聴力」です。本屋に行けば、話の聴き方、傾聴についての本がたくさん並んでいます。なぜ最近は話しを聴くスキルが求められているのでしょうか。

人見知り克服に向けて、まず知っておきたいのが「傾聴力」です。

いくら上手に話せても、聴く力がないと、誰も話をしようと思ってくれなくなります。

いかに聴く力が大事か。

本屋に行くとたくさん「傾聴力」に関する本が並んでいます。

アマゾンで「傾聴」や「聴く」と検索すると、たくさんの本が出てきます。

円滑なコミュニケーションの第一歩は「傾聴力」なんです。

ただ、カウンセリングであれば傾聴スキルがあれば、悩みを抱えている方は話をしてくれることが多いですが、日常のコミュニケーションでは相手が話しをしてくれないこともあります。

ですので、傾聴は第一歩であり全てではありません。

傾聴とは?

傾聴という言葉は「傾けて聴く」と書きます。

では何を傾けるのか?

耳?

耳もですが、さらに「心を身体も傾けて」聴きます。

よく「共感的に聴く」と言われています。

3つの「きく」の違いは?

よく言われるのが「きく」といっても感じによって「どのようにきくかが」異なるという話しです。

聞く(hear)
何気なく聞いてます。耳で聞いてます。耳に入ってくるイメージです。
聴く(listen)
これが傾聴。心を傾けて聴く。共感して聴くイメージです。
訊く(ask)
質問する、尋ねる。コミュニケーションでは聴くプラスこの訊くも大切です。

これはあくまで僕が思う「3つのきくの違い」です。人によってイメージは違うかもしれませんが、何となくこういう違いがあるのかなくらいに思っておいて下さい。

カール・ロジャーズ(Carl Rogers)の積極的傾聴(アクティブリスニング(Active Listening))

カウンセリングや傾聴のことを調べてみると、この「カール・ロジャーズ」と「積極的傾聴」のことが見つかると思います。

アメリカの臨床心理学者「カール・ロジャーズ(Carl Rogers)」が提唱した「アクティブリスニング(Active Listening)」には、このような特徴があります。

カール・ロジャーズの3つの原則

カール・ロジャーズといえば、次の3つの原則はよく取り上げられます。

  • 共感的理解
  • 無条件の肯定的関心
  • 自己一致

共感的理解

心理学やカウンセリングでは「共感」という言葉がよく出てきます。

僕はこの「共感」と「同意」の違いが最初はよく分かりませんでした。

共感というのは、相手の感情に共感することであり、意見や考えに同意することではありません。

Aさん「上司の言い方が腹立って気分が悪い」
僕「分かる、本当に腹立つ」

これは「同意」です。

Aさん「上司の言い方が腹立って気分が悪い」
僕「上司の言い方が腹立つねんな」

これが「共感」です。

感情に寄り添うイメージですね。

もう一つ「同感」も似ていますが、これも違います。

「同感」は、同じ感情になることです。

Aさん「上司の言い方が腹立って気分が悪い」
僕「それは僕も気分が悪い」

同じ感情を持つのが「同感」です。

  • 「同意」は同じ意見
  • 「同感」は同じ感情
  • 「共感」は気持ちに寄り添う

無条件の肯定的関心

無条件の肯定的配慮・積極的関心・肯定的尊重・積極的受容などとも言われます。

ポイントは2つ「無条件」と「肯定的」という点です。

「無条件」というのは、相手の話しの内容に一切の評価を入れず、こちらの感情を入れず、全てを受け入れて聴きます。条件をつけないということは、判断しないということでもあります。

「肯定的」というのは、言葉の通り、「否定しない」ということです。

条件なしで否定せずに聴くというわけですね。

自己一致

聴く側の心の持ちようのことです。自分の気持ちに嘘も偽りもない真摯な態度でいることです。

人見知り克服方法「ステップ1」傾聴力をどう使う?

ここまで読んだだけで、「よし、この方法で傾聴してみよう!」とはなってないことでしょう。

傾聴の大切さや、傾聴の具体的な方法を提唱しているのはカール・ロジャーズだけではありません。カール・ロジャーズの傾聴を元にしている心理カウンセラーもいますが、僕も今まで学んできた傾聴の方法にプラスして、実際の体験で得た、よりより聴き方を交えて、おすすめの聴き方をまとめあげました。

では、ここからは、具体的に、コミュニケーションにおいて、人見知り克服に向けて、どのような「聴き方」をするのが好ましいのか。

一緒に考えて見ましょう。

これは僕が心がけていることであり、誰にでもこの方法がベストだとは言えません。

参考にしながら、ご自身にとって、使いやすい、しっくりくる「聴き方」を考えてみて下さい。

人見知り克服に向けて-聴き方のポイント10

話しを聴く時は否定しない(反論しない)

これは気づかない無意識のうちに、してしまっているかもしれません。

僕は意識してても、我慢できずに相手の話を否定してしまうことがあります。

でも、後から考えると、別にそんなムキになって否定することもなかったなって思うこともあります。

まずは「受け入れる」ことが大切なんでしょうね。

「相手はこう思ってる」ということを「受け入れる」

相手が話してる途中で食い気味に否定ばかりしていると、そりゃ相手も話す気なくしますよね。

否定しないということは、「一切反論しない、自分の意見は言わない」という意味ではありません。

話の腰を折る人にならない(最後まで聴く)

話の腰を折るとは、相手が話をしている途中で遮り、自分の意見や主張を話し始めてしまうこと。

その行動には、「あなたの話の先は見えましたよ」「あなたの話はつまらないよ」「あなたの話をこれ以上聞く価値はないよ」「もうあなたの話は結構です」みたいなニュアンスが含まれます。

自分が話をしているのに、突然、話を遮られて嬉しい人はまずいないでしょう。

ですので、人見知り克服どうこうではなく、相手が嫌がることは自分もやめましょう。

最後までまずきちんと話を聴きましょう。

うなずきながら聞く(首肯くは肯定すること)

傾聴で大切のこと。それは「うなずく」こと。

人の行動や態度には、何らかのメッセージが込められて伝えることも多いです。

頷きながら聴くということは、「お話を聴いてますよ」「大切なお話は最後まで聴きますよ」「ゆっくり安心してお話して下さいね」といった、肯定的なメッセージが伝わりやすいです。

もちろん、そのメッセージをどう受け止めるかは人によるでしょうけど、概ね、肯定的なニュアンスで伝わることでしょう。

逆に、自分が話しをしている時に、相手が「首を横に振りながら」聞いてたらどうでしょうか?嫌じゃないですか?もう話さないほうがいいのかな?って思いませんか。

傾聴力をあげるなら、「うなずきながら」話を聴いてみましょう。

相づちを打つ(好かれる相槌と嫌われる相槌)

頷きながら、相槌を打つのも聴き方では大切なこと。

ただ、相槌によっては、失礼に当たることもありますし、タイミングも大事です。

頷きながら、適度な相槌を打ちながら、きちんと話を聴いていますよというメッセージを送るのも大切です。

すぐアドバイスせずにまず聴く

求められていないアドバイス。

そんなアドバイスを受けたことはありませんか?

コミュニケーションにおいて全くアドバイスするべきではないという意味ではありません。

時々早すぎるんです、アドバイスが。きちんと話を聴かずについついアドバイスが先走ってしまうことってありませんか。

傾聴スキルをあげるため、一旦アドバイスをせずに聴くトレーニングをしてみるのもいいでしょう。

質問しすぎは尋問になるので傾聴の意識を深める

コミュニケーションにおいて質問は重要です。

ただ、その質問があまりにも執拗すぎるとそれは尋問にもなりえます。

質問とのバランスを考えて、しっかりと傾聴できるよう心がけましょう。

話を聴いて説教したり価値観の押し付けはやめる

人とのコミュニケーションの中で、立場や上下関係によっては、ついつい説教してしまったり、自分の価値観を押し付けてしまうことがあるかもしれません。

でもそれは傾聴においてしないほうがいいことの一つです。

まずは相手の受け入れる。

それを考えると、話の途中で説教が始まるということはまずないでしょう。

話し相手の声と表情を意識して傾聴する

コミュニケーションの基本テーマに「共通」というものがあります。

声や表情も相手と感情に寄り添ったほうがより身近に感じますし、親密度もアップすることでしょう。

会話の途中で要約したり確認する

お互いが会話内容の理解を深めるために、話の合間にまとめてみたり、確認したり、振り返ってみるのもいいでしょう。

大切な時間、大切なコミュニケーション。

じっくり話を聴き、じっくり話す。言葉を大切にしたいですね。