話をしている時の声の「高さ」や「大きさ」、また「表情」で与える印象は変わります。
「話し方の本」が何冊も出ていますが、それくらい、話し方はコミュニケーションでとても大切なことです。
そして、話し方の本には、よく表情についても言及されています。
どのような表情で、どのような声で、話をするかもポイントです。
ここは「傾聴力」についての説明ですので、話しを聴いている時の「表情」、「声の高さ」や「声の大きさ」について考えて見ましょう。
話を聴く時は相手に合わせた表情と声で
会話と言っても、いろんな内容がありますよね。
- 楽しい話題
- 悲しい話題
- 暗い話題
- 深刻な話題
- 喜ばしい話題
- 腹が立つ話題
ちょっとイメージしてみて下さい。
- 「楽しい話題」について話をしている時
- 「悲しい話題」について話をしている時
- 「腹が立つ話題」について話をしている時
声の大きさ、声の高さ、表情、きっと違うと思います。
話を聴いている時、相槌を打ちますよね。
その相槌も含めて、会話全体のトーンを、話題に合わせましょうというのが、ここでもポイントです。
話題に合ってない表情や声を出してる人もいますよ
悲しい話題なのに元気な声や明るい表情
あまりそういう人は見たことがありません。
でも逆はよく見かけます。
明るい話題なのに暗い表情で暗い声
自分に楽しいことがありました。
元気一杯、明るい声で「昨日ね、嬉しいことがあったんだ!」
そう言ったのに、相手から返ってきたのは、
「あ、そうなんだ。」
暗い声で、そう返されたら「怒ってるの?」って思いませんか。
「コミュニケーションのポイントは共通点探し」です。
- 共通の話題
- 共通の悩み
- 共通の仕事
- 共通の知人
- 共通の状況
- 共通の趣味
- 共通の敵
共通点が多ければ親密度が高まるとも言われているくらい、コミュニケーションは共通点が大切です。
それは言葉だけではありません。
表情や声などの非言語の部分でも同様です。
相手が笑顔で楽しい話題を話していたら、こちらも笑顔で
同じ時間を同じ感情で共有することは、楽しいコミュニケーションの基本です。
普段から、共通点を意識するようにしていると、自然と相手と同じ表情や声になるようになるかもしれません。
ぜひ意識してみて下さい。