僕はコーチであり、精神のプロではありませんが、プロのコーチとして活動しています。
コーチングをする中で、自分のメンタルの弱さを感じ、「私はHSPだと思います」という人も実際にいらっしゃいます。
僕が思うのは、もし「私はhspかもしれない」と思ったら、まずは自分について知ってみることが大事だと思います。
ただ、ネットでよく見かける「HSP診断テスト」とか「HSP心理テスト」とかではなく、専門家の方から受けるテストがいいでしょうね。
心療内科や精神科クリニックで受診するのもいいですが、オンラインで受けることができるHSPテストがありますので、まずはそちらを受けてみるのもいいでしょう。
⇒公認心理師さんによるHSP検査はココナラで申し込めます
二次障害(うつ状態・不安)や発達障害の可能性についても検査できるんです。
専門的な心理検査が手軽に受けれるのはありがたいですよね。
価格も病院やクリニックより安いみたいですよ。
もしかしてHSPかも?早めにテストを受けたほうがいい理由
僕の知り合いが、HSPの診断テストを受けたんです。
本人曰く、「私は何かと敏感で、人の気持ちを察しすぎるところがあるから気になって」とのことで、どこで受けたかまでは聞いていませんが、受けたところ、「HSP」と診断されたそうです。
そこで、彼は、自分なりに過敏になりすぎないように工夫した生活を送っているそうです。
HSP(アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン氏が提唱)は病気ではなく、特性、気質です。
僕もオンラインの診断を受けたことがありますが、HSP(中度)と診断されました。
見出しにも書きましたが「もしかしてHSPかも?」と思ったら、早めに検査を受けたほうがいいと思う理由があります。
それは「もしかしてHSPかも?」と思っている段階が精神的に不安定であり、メンタルがやられやすいと思うからです。
もし検査を受けて「HSPです」と出たとしても、そこから、自分の生きやすいように変えていけばいいわけです。
そのために、まずは、こういう検査を受けてみるのもいいと思います。
「もしかしたら」と不安に思っている状態は精神的によくありません。まずは自分と向き合うことが大切です。
ネットで無料の検査もありますが、占いや自己流ではない、科学的な心理検査(アメリカ精神学会の診断基準DSM-5に準拠)という点が安心ですよね。
HSPから楽になる方法
検査を受けてみたいと思った人はきっと、「私はHSPかもしれない」と思ったからだと思います。
そして、HSPが気になったということは、自分の特徴の一つを治したい、変えたいと思っているんだと思います。
HSPと一括りにはすることは出来ません。
それぞれどの程度の特徴があるのか、どのくらいしんどい状況なのかが個人差があります。
ですので、検査は検査として受け止めで、次は、ではどうすればいいか?どうすれば楽になるのかを考えて、行動を変えていく必要があります。
以前、性格を変える方法でも書きましたが、性格は先天的な気質と後天的な要因によって作られると考えます。
HSPも同じだと思います。
僕はネットのHSPの診断を受けながら思ったのですが、前は「強く思う」だったけど、今は「そう思わない」になっているな、という設問がいくつかありました。
逆もありました。
つまり、性格診断テストであれ、HSP診断テストであれ、それを受けたときによって検査結果は違ってくるということです。
HSPから楽になる方法は、今の自分を知り、しんどいと自分が感じる点を変えていくことなんです。
HSPだと思ったら病院行くべきか?
これは本人が決めるしかないと思います。
どうやって決めるかというと、どれだけ今の生活が大変かという点です。
完全に繊細さをなくせばいいのかというと、それはそれで、生きづらさに繋がることもあります。
繊細さをなくしていくと、良いように言うと図太い人ですが、悪くいうと空気を読めないとも言えます。
HSPといっても、それを長所な特徴と考えることも出来ます。
信頼できる病院があるなら行ってみてもいいと思いますが、病気ではありませんので、治療とはまた違います。
「そこのカウンセリングを通じて、HSPの方が生きやすくなっていっている」という事例をお持ちのクリニックなら、通ってみるのもいいと思います。
HSPな自分を変えるにはマインドフルネス
僕はコーチですので、人が変わるお手伝いを継続的にさせていただいています。
その中で、HSPの方に限らず、不安に陥りやすい人、嫌な気持ちを引きづりやすい人、ストレスが爆発しそうな人には、まずはマインドフルネスをおすすめしています。
一人でもできますので、まずはマインドフルネスの考え方を知り、日々実践してみることをおすすめします。
マインドフルネスとは、簡単に言うと、「今」に意識が向いている状態と言えます。
逆はマインドレスネス。
今に意識が向いていない状態ですね。
意識が今に向いていない時は、どこに向いているかというと、過去か未来か空想です。
- 過去に誰かに言われた嫌なことを思い出す
- 会いたくない人と会わないといけな予定を考える
- 起きるかどうか分からない出来事を想像する
過去、未来、空想の中で、人はストレスを感じることが出来てしまいます。
職場から帰っても、職場で起きた嫌な出来事をずっと考えてしまうことはないでしょうか。
次の朝礼で、人前でスピーチをしないといけないと考えてブルーになることはないでしょうか。
ストレスは、今目の前で起きている出来事だけがきっかけではありません。
HSPの方で、色んなことが過敏気味な方は、何かと気にしがちと言われていますが、その「気にする対象」は、過去のこと、未来のこと、空想のことだったりします。
マインドフルネスのことを知り、日々取り組むことで、ストレス対策になると考えています。
HSPと診断された方へ
HSPの診断やテストを受けて、「あなたはHSPです」という結果が出ても、落ち込む必要はありません。
次は「何をすればいいか」に進めるわけです。
今までは「私はHSPかも」という不安があったかもしれませんが、その不安はもう必要ありません。
先ほども書きましたが、HSPは特性であり気質ですから、自分次第で変えていくことは可能なはずです。
では、どうやってHSPから変わっていくかは、一人で出来ることとして、マインドフルネスをご紹介しましたが、病院に行って医師やカウンセラーに相談するのも一つですし、僕のようなコーチをつけるのも一つです。
このブログでも、ストレス対策については書いていますので、参考にしてみて下さい。
最後に。最初にご紹介しましたHSPのテストのリンクを貼っておきますので、まずはどういうものか見ておくことをおすすめします。
なお、ココナラで、電話でHSPの方に直接悩み相談したい時はこういう方もいらっしゃいます。