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- 「今、ここ」に意識を集中する練習 心をやわらかくする「マインドフルネス」入門 レビュー
- マインドフルネスのおすすめ本
- マインドフルネスはコミュ力おばけになるためにもおすすめ
- ストレスを低減できています
「マインドフルネス」入門ならこの本はおすすめ?
そうです、おすすめです、まずは最後までどうぞ
マインドフルネスについて知るなら、この本もおすすめです。
- 「今、ここ」に意識を集中する練習 心をやわらかくする「マインドフルネス」入門
- 著者:ジャン・チョーズン・ベイズ
- 訳:高橋由紀子 監修:石川善樹
- 発行所:日本実業出版社
2020年11月-新しく書きました
マインドフルネスについて身近に感じた本
マインドフルネスという言葉を知ったのはもう何年も前のこと。
それより前に「今、ここ」が大事なんだよ、という言葉は目にしたり、人から聞いたことがありました。
マインドフルネスの本を何冊か買ってみたもの、「呼吸法」や「瞑想の方法」は書いていますが、実践するのは簡単ではありません。
ましてそれを継続するのが難しいのです。
定期的にマインドフルネスの講座や教室に通えばもっと簡単なのかもしれませんが、そこまでの時間はなかったこともあり、しばらく間はマインドフルネスのことは意識していませんでした。
そんな時に出会ったのがこの本です。
まず、一つ大切な文章を引用しておきます。
すべてをありのままに受け入れて、「今、ここ」にいることを学ぶと、人生の不満の多くは消えていき、小さな喜びをたくさん見出せるようになります。
いかに、「今、ここ」にいることを意識できるかについて書かれているのですが、特に次の「マインドフルネスの効能」については知っておきたいところです。
引用します。
- マインドフルネスはエネルギーを節約する
- マインドフルネスは、心を鍛えて、やわらかく強くする
- マインドフルネスは「不安」や「恐れ」を消す
- マインドフルネスによって、「今このとき」を生きられるようになる
- マインドフルネスは「動じない心」を育む
- マインドフルネスは「心の声」に耳を澄ます
マインドフルネスを実践することにより、こういった効能があると述べています。
恐らく、他の書籍でも、似たような効能が書かれていると思います。
表現の違いこそあれ、集中力が身につく、良いアイデアが浮かぶなど、たくさん良いことが書かれています。
本題はマインドフルネスを実践できるかという点です。
私の経験では、呼吸法や瞑想法は簡単ではありません。
この書籍で書かれているのは、日常生活の中でも取り入れることができるマインドフルネスです。
そして、先ほどの効能には載っておりませんが、私が感じた効能としては「コミュニケーション能力の向上」があります。
アクティブリスニングのような「人の話しの聞き方」、「笑顔」の大切さ、コミュニケーションでも役立つ練習が含まれています。
53のマインドフルネスの練習が載っていますが、全て1週間やそこらでマスターできるものではありません。
むしろ、毎日、1つずつでも意識することができれば効果がでてくることでしょう。
日々マインドフルネスを実践する方法
マインドフルネスの本はたくさん発売されていますが、どれも同じようなことが書かれています。
ティナット・ハンの書籍や言葉からの引用があったり、瞑想や呼吸の方法だったりですが、正直、自分なりにマインドフルネスを実践できているならそれでいいのだと思います。
それこそ「マインドフルネスに正解はない」と思います。
しかし、継続してマインドフルネスを実践するのは簡単なことではありません。私の経験上ですが。
今回紹介した「「今、ここ」に意識を集中する練習 心をやわらかくする「マインドフルネス」入門」では、53のマインドフルネスの方法を分かりやすく解説してくれていますので、毎日の習慣にしやすいとは思います。
ただ、それも、何日も何ヶ月も何年も容易に続けることができるかというと、それは簡単ではないでしょう。
私実践している方法としては、まず53の方法を紙に書き出し、壁に貼っておく。ただそれだけです。
毎日この本を読むというのは難しいでしょうから、壁に53の方法を貼っておき、目にするようにします。
ただ目にするだけでは、頭に入りにくいので、アウトプットを心がけます。「声に出す」「誰かに話す」といったアウトプットです。
誰もいないのであれば、とにかく声を出しながら行うようにしてみる。体を動かしながら実践する。
そうすることで、身につきやすいはずです。
習慣にするには、アウトプット量が重要になってきます。