今日のテーマはこちら。
自己肯定感が低いな、自分に自信がないな、そう思ってる時って何もする気になれなかったり、よりネガティブな言葉が出てきたり、無力感に陥ったり。どうすれば自己肯定感を高めることが出来るか?
一人でできて簡単な方法。それが「セルフトーク」と「視覚化」です。
実際に私もしていますが、効果はあると感じています。
こんな皆さんにおすすめのブログです。
- 自己肯定感が低いと感じる
- 自己肯定感を上げる方法を知りたい
- 自分に自信がない
- ついついネガティブな口癖が出てしまう
- やる気が起きない
- コミュニケーション力を高めたい
それではスタートです。
目次
自己肯定感は?
自己肯定感とは、簡単に言うと「自分への評価」です。
自己肯定感が高い人は「自分に満足してる、このままでいい」といった具合に、自分を肯定できる状態です。
自己肯定感が高い人は、ポジティブに物事を考え、ストレスを少なめで、様々なことに積極的に取り組める状態なので、自分が持ってる力を発揮しやすい状況です。
逆に、自己肯定感が低い人は「自分に満足でない、今のままではダメ」といった具合に、自分を否定する状態です。
自己肯定感が低い人には「どうせ」が口癖になっていることもあり、やる気も自信もなく、挑戦しようという意欲がない状態なので、自分が持っている力を発揮できない状況です。
では、自己肯定感を高めましょう!という簡単な話しではありません。
そもそも、自己肯定感は数値化できるものではありません。あくまで、本人の感覚です。
そして、その感覚は、常に一定というわけではありません。
では、自己肯定感という目に見えないものをどう考えればいいのか?
自己肯定感とどう付き合うか?
私が思う自己肯定感で大切なこと。
- 自己肯定感に一喜一憂しない
- 継続できる対策をとる
自己肯定感にしても、自己効力感(自信)にしても、常に一定ということはありません。
上手くいかなかった時に、少し凹んでしまうこともあるでしょう。それも受け入れましょう。
そして、切り替えるんです。
この切り替える力が大切なんです。
何をすれば切り替えることが出来るか?
例えば、会社で上司からガミガミ怒られて、さすがに凹んだとします。
それでも、家に帰って「大好きな音楽」を聞くと、すっきりして気持ちを切り替えることが出来る。
その力が大切です。
その、自分の切り替えができるアイテムやツールをどれだけ持てるか、どれだけいつでも使える状態にしておくことが出来るか、それが重要です。
自己肯定感を高める「セルフトーク」と「視覚化」
自己肯定感を高めるための「セルフトーク」と「視覚化」についてです。
何かあっても自分なら大丈夫、と思えるようになったら強いです。
自己肯定感の浮き沈みに左右されることなく、「何かあっても大丈夫」と思える状態に持っていくための方法を一つご紹介します。
それが「自己肯定感が上がる場所を作る」ということです。
出来れば自宅の一角がいいです。
家の外でもいいですが、毎日必ずそこに居る場所でないとダメです。
そこで何をするか?
それが「セルフトーク」と「視覚化」です。
セルフトークで自己肯定感も自己効力感も上げる
セルフトークとは、自分につぶやく言葉です。
この言葉がネガティブであれば、性格や行動もネガティブなものになりがちです。
逆に、前向きなセルフトークであれば、性格も行動もポジティブになりがちです。
詳しくはこちらのページを参考にして下さい。
視覚化で自己肯定感も自己効力感も上げる
「あなたと最も長い時間を一緒に過ごす5人の人間の平均があなただ」
ジムローン氏の有名な言葉です。
色んな訳されかたをしていますが、私はシェーン・エイカー氏の著書「ビッグ・ポテンシャル・潜在能力を最高に引き出す法(徳間書店)」から引用しております。
自己肯定感や自己効力感を上げる方法として、「自信がある人、ポジテイブな人、人に勇気を与える人」の近くにいるようにする、というものがあります。
5人の人間の平均になるかは別として、誰と一緒にいるかで、その人の性格も違ってくるのは間違いありません。
自己肯定感が低く、四六時中、ネガティブな発言や愚痴ばかりを言ってる人とずっと一緒にいると、自分も似てくる可能性は高いです。
だから、自分を引き上げてくれるような、自己肯定感や自己効力感が高く、ポジティブな人と多くの時間を接しましょうという、アドバイスがあります。
私もそれはおすすめしています。
誰と接するかはよく考えたほうがいいでしょう。
ただ、それは自分でコントロール出来ない部分でもあります。
そんな人でしたら、きっとあらゆるところから必要とされるでしょう。
その人と頻繁に会うことができるのかどうかという問題が生まれます。
つまり、周りにどんな人にいてもらうかは、自分でどうにも出来ないこともあるんです。
そこでです。
直接会えない人でもいいんです。
スマホの待ち受けにするのもいいですし、写真を財布に入れておくのもいいでしょう。
とにかく、目に触れる機会を増やしましょう。
口癖と視覚化と音楽と動きで自己肯定感を上げる
セルフトークによって口癖を変える。
憧れの人の写真を見る時間を増やす。
さらに、もう2つ、追加しましょう。
それは「音楽」と「動き」です。
例を挙げます。
「グレイテストショーマン」という映画が流行りました。
私は大好きで、DVDも持っています。
・口癖:映画やサントラの中で好きな言葉
・視覚化:映画のジャケットの写真
・音楽:this is me
・動き:一緒に歌ったり踊ったり
これが具体的な方法です。
朝一、「this is me」をYoutubeでかけて、一緒に歌ったり踊ったり。
ジャケットの写真を見たり、セリフを口ずさんだり。
それが出来る場所を自宅の中に作っておくんです。
五感を使って、自己肯定感を高めるんです。
注意点は、無理はしないこと。
最初は、口癖と視覚化でもいいんです。
無理をすると続きませんし、手間がかかることは面倒になります。
時間をかけずに、目と言葉で、頭の中を、理想の自分やなりたい自分に近づけるんです。
自己肯定感を高めるには、簡単な方法でないと続きません。
自分の短所を長所に置き換えるといった方法も有名ですが、日々の忙しさの中で、「あ、短所を長所に置き換えよう!」と意識できますか?
きっとそんなこと忘れてしまうんです。
意識を変えるのは簡単ではないんです。
作ってしまえば、あとは毎日そこにいくたびに、良い影響を受けることが出来るようになるはずです。
これが今回ご紹介したかった「自己肯定感を簡単に上げる方法」です。
自己肯定感を上げるために役立つ記事をご紹介
自分に自信を持てなくなると、やはりパフォーマンスが下がります。
ここでいうパフォーマンスとは勉強や仕事の時の集中力や記憶力です。
なぜなら、自己肯定感が低いと、意識が今に向いていない状態に陥りがちだからです。
「自分はダメだ」と思っている人が、ものすごく集中して記憶できる状態とは考えにくいです。
「自分なら出来る」と自己効力感も高く、「自分はこのままで大丈夫」と自己肯定感が高い状態のほうが、確実に自分の力を発揮できることでしょう。
ここから参考ページです。
自己肯定感が低い原因は人によるでしょう。親からの影響、会社の上司や先輩からの影響、恋人や家族からの影響。周りにいる、人を虐げるような人が下がる原因になることもあるでしょう。
原因を特定することは出来ないかもしれません。
原因を特定することよります、いかに習慣を変えるかが重要になります。
自己肯定感があまりにも低いと、うつ病になる可能性も高くなることでしょう。
名言を眺めていると、その時は気分がよくなりますが、その場限りということも多いです。
自信を高める名言を一つでも二つでも、頭の中に入れておきたいのであれば、やはり目つく場所に貼っておくことは有効だと思います。
自己肯定感は日々の人間関係(友人関係、夫婦関係、恋人との関係、会社の人との関係)によっても揺れ動くと思います。
会社の中に居場所がなくて、卑屈になっていたところ、転職してから居心地もよくなり、自己肯定感も高くなる。そんなことも珍しくありません。
周りの環境にはどうしても影響されます。
だからこそ、自分一人で出来るトレーニングや習慣が大切になるんです。自分に自信が持てない人におすすめの記事です。
自己肯定感が低いと、モチベーション(やる気)がなかなか起きないこともあるかもしれません。
日頃からどこに価値観を置くかも気をつけましょう。
中学生や高校生や大学生といった学生時代であれば、容姿(ルックス)に意識を置くことも少なくないでしょう。
もちろん、若者にとっては、見た目というのは気になるかもしれませんが、そこにフォーカスしすぎると、人との比較に陥り、日々悩むことが増えてしまいます。
いかに「自分は自分」と思えるようになるか?
「見た目は気にしないでおきましょう」というアドバイスには無理があります。
それより、フォーカスする価値観を変えていくほうが、自己肯定感には良いことでしょう。
承認欲求には、自己承認欲求と他者承認欲求があるとされています。
自己承認欲求は、自分で自分を認めたい欲求です。
他者承認欲求は、他者から認められたい欲求です。
他者からの評価ではなく、自分で自分にOKを出せばいい。そんな論調もありますが、それは簡単なことではありませんよね。
相手から認められると、自分で自分を認められうなり、自己肯定感も高くなるという流れもよくあります。
他者から承認してもらうことは、自分でコントロールできません。
逆に、自分が他者を承認するかしないかはコントロールできます。
リーダーの立場であってもなくても、まずは自分から周りの人を承認することから始めましょう。
本日は以上です。
コミュ力コーチ、ハラサトシでした。
参考文献
・「ビッグ・ポテンシャル・潜在能力を最高に引き出す法(徳間書店)」ショーン・エイカー