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目指すこと。
人前で緊張して話せないというお悩みもご相談いただきますが、相手によって、例えば異性(好きな人)だったら、特に話せない、というお話しも聞きます。
結論から言うと、「嫌われたくない」という考えが根底にあるんでしょうね。
だから、言葉を選びすぎてしまう。
ではどうすれば、緊張せずに話せるようになるでしょうか。
こんな方はぜひ最後までご覧下さい。
- 好きな人(異性)が相手だと緊張して話せない
- 人前で話す時に緊張して話せない
- 緊張して声が震えることがある
異性にモテる方法はここで特集していますので、参考にして下さい。
それでは本題です。
なぜ?好きな人(異性)が相手だと緊張して話せない
緊張して話せない。
そんな場面、経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
友達とだったら緊張することもないけど、人前だったり、好きな人、異性だったりすると、緊張して話せない、何を話していいか分からない。
そんな話しもよく聞きます。
原因は人それぞれだと思いますが、こういうことが考えられます。
- 自分に自信がない
- あまり話したことがない相手
- 嫌われたくない、好きになって欲しい
自信がない、話したことがないといった理由の場合でも、行き着くところは、「どう思われるか?」とか「嫌われたくない」という思いが根底にありそうです。
別にどう思われてもいい、嫌われてもいい、と思っているなら、何を話してもいいわけです。
遠慮せずに思ったことを話して、質問して、それでいいですよね。
ところが「どう思われているかが気になる」という状況でしたら、当然、相手の反応を気にするわけですから緊張して当たり前です。
それが好きな人なら尚更です。
男性なら女性に対して、女性なら男性に対して、特に好きな人だったら「反応が気になる」のは当然です。
誰からも好かれる人はいない!誰からも高評価を受ける人もいない!
相手の反応を意識しすぎてしまうと緊張が激しくなる。
それは、人前でスピーチやプレゼンする時も同じです。
相手の評価を気にするあまり、体中が堅くなってしまいます。
「誰からも好かれる人はいません」
だからといって、「どう思われてもいいいと思いましょう」というのも違う気がしますし、そういう意識改革は簡単ではありません。
最終的に、あなたのことをどう思うかは相手次第ですが、どうせなら自信を持って、好きな人や異性とも話せるようになれたらいいですよね。
それで、相手が好意を持ってくれなくても仕方ありません。異性から嫌がられても、それはある程度仕方ありません。
相手がどう思うかをコントロールなんて出来ないんですからね。
では、「緊張して話せない!好きな人、異性だと話せない!」という方に向けて、ちょっとした対策をお伝えしていきます。
好きな人と話せないなら「特別をなくす」ためにコミュ力を上げる
緊張してしまうということは、その場面は「特別」なことのはずです。
毎日会ってる友達と、日常会話する時は、そう緊張することはないと思います。
それは「日常」だからです。特別なことではないからです。
では、学校や会社で、気になっている異性と、食事の席で隣になったとしましょう。
それは「特別」ですよね。緊張しますよね。
例えばです。
普段から、初対面の人と出会う機会が多いAさん。
1人2人の友達以外と話し機会が全くないBさん。
この2人がいたとして、先ほどの食事の席(隣に異性)で、どちらのほうが緊張しやすいでしょうか。
やはりBさんですよね。
Aさんは、まだ初対面の人と出会う機会があるわけですから、Bさんよりは、特別度合いが低いんです。
そういうことです。
ですので、「特別」という状況を減らしていけば、好きな人でも異性でも、緊張して話せないということを、減らすことができるはずなんです。
ではどうするか?
その前に書いておきますが、人見知りしたり、好きな人の前で緊張して話せない、異性と話せない、ということが悪いわけではありません。
ただ、本当は話したいことがあるけど、緊張して話せない、そして、家に帰ってから「もっと話せばよかった、なんで上手く話せないんだろう」と後悔してしまうようでしたら、改善していくことをおすすめします。
では、続けます。
緊張して異性と話せない人のためのトレーニング
緊張して話せない人は、「いざ」という時のために、日々トレーニングをしておくことをおすすめします。
トレーニングといっても難しいものではありません。
準備のようなものです。
- 自己開示 緊張してることを伝える
- 質問力を鍛える
- 会話のネタ準備と引き出せる準備
- 一人実況トレーニング
この4つ、一つずつみていきましょう。
自己開示~緊張してることを伝える
強く見せたい、より良く見せたい、好かれたい。
そういった思いが強すぎると緊張に繋がります。
それに、多くの人は初対面で緊張もします。
ですので、まずは「自己開示」の習慣をつけておきたいところです。
特に、初対面でいきなり自慢話や自分のすごさアピールをする人がいますが、それは避けたほうがいいでしょう。
むしろ、「僕(私)、今、緊張してまして、上手く話せなかったらすみません」みたいなことを言うと、相手の方は「素直な方だな」とか「自分も緊張してるから安心した」と思ってもらえたたりします。
これは、トレーニングというか、普段から、自分の弱さ、苦手さも伝えるように心がけておくことをおすすめします。
もちろん、自虐的になりましょう、ということではありませんので、そこは注意しましょう。
自分を良く見せすぎることもありませんし、悪く見せすぎることもありません。
素直に自分を表現するのもいいですよね
無理は長続きしませんから。
質問力を鍛える
コミュ力おばけの学校のブログ、Youtube、ラジオを知っていただいている方でしたら、「またか!」と思うかもしれませんが、そのまたです。
そうです、「質問力」です。
これは、相手が異性であれ、好きな人であれ、新入社員として知り合った初対面の同僚であれ、新学期で同じクラスになった友達候補であれ、どんな時でも持っておきたい力です。
決して、数多くの質問をしましょうということではありません。
ビジネスでも恋愛でも質問が上手くなると、コミュニケーションで役立つことも増えると思います。
質問力といっても、とってつけたような質問ばかりしていると、興味がないのがバレバレです。
その前に、相手に対して興味を持つこと、敬意を払うことが大切だと思います。
最近はマッチングアプリも一般的になってきているようですが、そこでも質問力を活きてきます。
会話のネタ準備と引き出せる準備
緊張して話せない人は、果たして緊張していなければ、上手く話せるでしょうか。
これは、僕がスピーチ会を始めた頃に感じたことなんです。
僕は元々極度のあがり症で、人前で話すとなる緊張して頭が真っ白になったり、声が震えたり、足が震えたり、あらゆる症状が出ていました。
ですので、人前で上手く話せた覚えがなかったんです。
「僕はあがり症だから、人前で上手く話せない」と思っていたんです。
ところがです。
ある日思ったんです。
その時気付きました。
僕は「人前だから緊張して話せない」というのもありましたが「人前でなくても、上手く話せない」ということに。
雑談は好きでした。聞いたり話したり質問したりしながら、誰とでも話せるようにはなっていました。
ところが、スピーチのように「一定時間自分のことを話す(自己紹介含む)場合、人前でなくても全然話せない」ということに気づいたんです。
ということは、「緊張対策プラス話すスキルを磨く必要」があったということです。
今回の「好きな人相手に、緊張して話せない」場合でも同じです。
もしかしたら、緊張してるから話せないだけでなく、そもそも、会話のネタが不足してるのかもしれません。
ということで、おすすめの方法です。
これも何度も書いていますが、「ネタ帳(インプット帳)」を作ることです。
相手の方が何に興味を持っていても、本の少しでも、その会話に興味を持って質問できるだけのネタを持っておきたいところです。
相手の方が「海外ドラマ」が好きと分かった時に、自分は全く海外ドラマについて知らないし観たこともない場合と、「最近人気の海外ドラマを10個知ってる状態」では、会話の弾みやすさは当然違ってきます。
どんな相手であっても、会話を続けることができるようになれば、緊張も改善されていくことと思います。
自分から話しかけれる人になるには、やはりネタの豊富さは重要です。
話題に精通しているかは別にして、幅広いネタを持っていると、会話のきっかけをつくりやすいはずです。
初対面で会話が続かないお悩みも多いです。
人見知りしがちな方にもネタ帳作りはおすすめです。
恋人が欲しい、友達が欲しい、そんな時は、話題豊富な人を目指しましょう。
大人になると、友達ってなかなか出来ないですが、自分ができる限りの努力をしていけば、人との出会いも増えることでしょう。
一人実況トレーニング
これは、緊張して話せない人だけでなく、コミュ力を上げたい人皆さんにおすすめしているトレーニングです。
「一人で実況中継するトレーニング」です。
例えば、通学、通勤の時。
目に見える景色、人物、店舗、もの、何でもいいので、その状況を実況中継するんです。
ひたすら言葉にするトレーニングです。
だんだん言葉が思い浮かばなくなったら、「ちょっと言葉が出てこないんですが、」みたいな感じで言葉を繋いでもOKです。
大事なのは「言葉にすること」です。
特に、普段は人とほとんど話さない人は、いざ誰かと話す時になったら、それは「特別な場面」となってしまいます。
一人で出来るトレーニングを持っておくことで、いざという時に備えることが出来るんです。
ジャーナリング(書く瞑想)の、「話す版」とも言えそうです。
緊張して話せない!好きな人、異性だと話せない!まとめ
相手にどう思われるか意識しすぎると、やっぱり緊張もします。
話せない、声が震える、そんなこともあるでしょう。
だからといって「どう思われてもいいと思いましょう」といった意識改革では上手くいかないと思います。
僕がおすすめするのは、いかに「特別ではない状況」と思えるようになるかです。
今回書いてきたのは、そのためのトレーニングです。
自分に自信を持ちましょう!と言われても、「はい!じゃあ自分に自信を持ちます!」とはなりません。
その自信の根拠として、コミュニケーション力を上げることをおすすめしています。
メルマガでもコミュ力を上げる方法を書いていますので、ぜひ参考にして下さい。
緊張して話せないQ&A
好かれようと思わないことは可能なのか?
好きな人の前で緊張して話せない時の対処法として「好かれようと思わない」というアドバイスがあったりします。
果たしてそれは可能なのでしょうか?
僕は難しいと思っています。
「○○と思わないようにする」というのは、実はとても難しいことです。
それは、あがり症でも同様ですが、そうなった原因がきっとあるからです。
そして、それを特定することが難しいケースもあります。
原因を探したり、思わないようにする努力をするよりも、自信の根拠となるトレーニングを日々積んでいったほうが、緊張を緩和する効果があると感じています。