今日のテーマはこちら。
会話のきっかけを作るには、やはり質問力をつけることがおすすめですよ、と何度も書いてきました。
ただ、質問すれば、相手が心地よくお話ししてくれるかというとそうとも言えません。
今日は、質問力ではなく、コメント力をつけて、初対面でも会話が続くようになる方法をご紹介します。
こんな方におすすめのブログ記事です。
- 人見知りを克服したい
- 初対面で会話が続かない
- 誰とでも雑談できるようになりたい
- 異性(女性・男性)と盛り上がる会話をしたい
初対面の会話については、こちらでまとめていますので、後ほど参照してみて下さいね。
ではスタートです。
目次
人見知りを克服するためのコメント力
コミュニケーション力を上げるには、「質問力」「聞く力」「話す力」が大切です。
でも今日は、ちょっと違う角度から「コメント力」をご紹介します。
初対面の会話にお悩みの方、人見知りを克服したい方はぜひ見ていって下さい。
この2人のどちらに話を聞いて欲しいですか?
例を挙げますね。
「最近ゴルフ三昧なんですよね。」
ゴルフが趣味なAさん。
そのAさんと初対面のBさん。
Bさん:「ゴルフはよく行くんですか?」
Aさん:「週に1回は行きますね」
Bさん:「どのあたりのゴルフ場に行くんですか?」
こんな会話が続いています。
Aさんの興味があるゴルフについて、深く掘り下げていく質問をしています。
この会話は盛り上がるかもしれませんが、ここにコメントを入れたら、Aさんはもっと話しやすくなるかもしれません。
「最近ゴルフ三昧なんですよね。」
Cさん:「僕はゴルフはテレビで渋野さんの試合を観るくらいなんですが、ゴルフはよく行くんですか?」」
Bさんと似ていますが、質問の前に、一言コメントを入れています。
あなたがAさんだったとして、BさんとCさん、どっちのほうが話しやすいと思いますか?
きっとCさんという人のほうが多いと思います。
つまり、こういうことです。
僕はそう感じています。
「料理が趣味なんです」と聞いた場合。
「私はチャーハンくらしか作れないんですが、どんな料理を作ったりするんですか?」
「学生時代はサッカー部でした」と聞いた場合。
「日本代表の試合をたまに観ることはあるんですが、いつからいつくらいまでしてたんですか?」
質問の前に、「私も興味あります」という感じのコメントを入れることで、相手の方も話しやすくなるでしょうねということです。
ここで、疑問に思った方は、勘の鋭い方ですね。
そこで、ここから提案です。
興味の幅を広げまくってみましょう
もし、あなたが、「自分は人見知りしり」とか「初対面で何を話していいか分からない」とか「異性と盛り上がる会話をしたい」と思っているなら、この質問を自分にしてみて下さい。
- ここ1年間で何冊本を読みましたか?
- ここ1年間で何人の人と雑談しましたか?
- ここ1年間で新しく始めた趣味は何ですか?
- ここ1年間で新しく学び始めたことは何ですか?
- ここ1年間で初めて訪れた場所はどこですか?
私が考える、初対面に必要な「雑談力」はこれです。
質問力は当然重要なんですが、ネタの出し入れ力も重要なんです。
新しいネタを入れていなければ、弾む会話はなかなか出来ません。
別に自分の話しばかりをしましょうということではなく、興味の幅を広げておくことで、咄嗟のコメントにも強くなりますよということです。
相手が興味のあることに、一言でもコメントができたら、きっと相手は話しやすくなると思います。
だから、まずはあなたが、ネタの宝庫となるようにインプットすることが大切なんです。
あなたの中のネタの引き出しに、あらゆる趣味のこと、スポーツや芸能やエンタメ、学びのことやお金のこと、幅広い知識を少しずつ入れておくんです。
これがあるかないかで、会話は違ってきます。
「初対面で会話が続かないから人見知りする!」というタイトルにしましたが、人見知りする方は、インプットが圧倒的に少ないこともよくあります。
まずはインプットで自信をつけていきましょう。
出来れば経験(体験)がおすすめですが、それが無理なら、ネットやYoutubeで調べるでもいいでしょう。
おすすめは、ネタ帳を作ることです。
難しく考えなくても大丈夫です。
何かあった出来事、見たもの、何でもいいので、ノートに書いていくんです。
映画を観たらその映画のことを、テレビで終わらない番組を観たら、そこに出てた芸人さんのこと、カフェに行ったら、そのカフェの良い点や悪い点、旅行に行ったら、現地の特産品や観光名所のこと。
このネタ帳がコメント力に活きてきます。
以前、タレントの武井壮さんがインタビューで言ってました。
それを長年(十数年だったかな、数十年だったかな?)続けているそうです。
1日に1時間は無理でも、10分でも20分でもいいでしょう。
何でもいいので、自分が知らないことを知るための時間を作るんです。
それをまずは30日間続けてみてください。
確実にコメント力はアップし、雑談力もついてくるはずです。
人見知りを克服する方法とか、雑談力をつける方法というのは、考え方を変えることではありません。
具体的に、日々何をすればいいか?どう行動を変えればいいか?それを知り、実践することです。
誰とでも話せるようになったら、人見知りも改善されていくことでしょう。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
初対面の会話だけじゃない!恋愛も友達作りも趣味もやりたい仕事もネタ作りから
今回は、初対面で会話が続かない人向けに書いてみましたが、ネタが増やす作業を日々することで、あらゆる効果が期待できます。
例えばこういう効果です。
- 恋愛での会話が上手くいく
- 友達との会話が盛り上がる
- 新しい趣味が見つかる
- やりたい仕事が見つかる
自分が知らないことを知っていく中で、もっと深く知りたい!趣味にしたい!と思うことも出てくるかもしれません。
家でじっと待っていても、新しい趣味は見つかりませんよね。
仕事にしても、新しいインプットがあると、こんな仕事したい!あんな仕事したい!という思いが生まれてくることもあるかもしれません。
友達や恋人との会話が弾むようになるかもしれません。
インプット量を大幅に増やしていくと、頭の中のネタが増えるわけですよね。
アイデアの作り方という本(ジェームス W.ヤング (著)CCCメディアハウス)の中ではこう書かれています。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」
まあ当たり前な話ですが、であれば、まずするべきことは、大量にインプットすることだと思うんです。
もちろん、アウトプットが大事なのは言うまでもありませんが、本を読んだり、取捨選択しながら情報を取り入れていくインプットを繰り返していけば、会話力にも繋がることと思います。
もし、趣味がない!やりたい仕事がない!という方は、1日30分でもいいので、自分が知らないことを調べる時間、経験する時間を作ってみて下さい。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
初対面で会話が続かない時のQ&A
初対面で会話が続かない悩みの対策?
人見知りで、初対面の人と会話が続かない。そんな悩みをお持ちの方も少なくありません。
話しかけても、会話が続かないかもしれないと思うと、余計に自分から話しかけるのを躊躇してしまったりもありますよね。
会話が続かない人といると、いい返しも思いつかないこともありますし、精神的に疲れることもあるでしょうし、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
会ってる時だけでなく、最近でしたら、ラインやチャットでのやりとりにしても、会話が盛り上がるかどうかを気にしすぎてしまうこともあるかもしれません。
高校生とかでしたら、好きな人の心理、男性心理、女性心理を知りたいと思うかもしれませんが、人見知りの簡単な対処法はありません。
初対面で会話が続くようになるとか、雑談力を上げるにはやはりトレーニングが必要です。
まずは、大量のインプットを心がけてみてはいかがでしょうか。
ネタを増やしながら、質問力をつけていくと、初対面での会話の苦手意識も減ってくると思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。
他人に興味がないから質問が湧かないんですが?
他人に興味を持てないんですね。
僕も10代の頃、20代の頃は、誰にも興味がなかったです。
だから、話しを聞くのも楽しくなかったですし、自分から友達を遊びに誘うこともなかったです。
その後、次第に他人に興味を持つようになっていったんですが、何かきっかけがあったかというと、それも記憶にありません。
他人に興味が持てない悩みは改善できる?と聞かれると、僕は出来ると思います。
もちろん、本人の意志次第ではあります。
とはいえ、僕から「人に興味を持ちましょう」と言っても、途端に興味が湧いてくるなんてことはありえないでしょうね。
だからまずは、人に興味がないなら、物でも趣味でもいいんの、興味があるものを思い出してください。
何か趣味を持っているなら、その同じ趣味を持っている人を探してみるのもいいでしょう。
そして、その人物について調べてみるんです。
まずはそこからです。
詳しくはこちらで書いています。