インターネットでも、遊びの心理テストってたくさんあります。
質問があって、それに答えると自分のタイプがわかるもの、自分の心に潜んでいる感情が分かるもの。
いろんなタイプがあります。
それはそれで楽しいのですが、機会がありましたら、もう少し本格的な心理テストを受けてみると面白いですよ。
心理テストで分かる自分のこと
心理テストといっても、占いとは違います。
占いは楽しいですが、今回の心理テストというのは、まずは自分のことを知る、相手のことも知る。
そのための心理テストです。
10個の質問に答えると性格が分かるといったような類のものでもありません。
エゴグラムで性格や適正を知る
エゴグラムは有名かと思いますので、知っている方も多いかもしれません。
エリックバーンの交流分析が元になっており、性格分析のための質問によるテストです。心理テストというより、性格診断テストという感じですね。
5つの特性から自分がどういうタイプの性格かを導いてくれます。50問です。
こういったサイトでエゴグラムは無料で診断できます。ご参考に。
エゴグラムによる性格診断
エゴグラムで性格診断!詳しいパターン分析でタイプを判定!
エゴグラム性格診断|心理テスト性格診断無料
バウムテストでさらに自分の内側を知る
バウムとは木。そう木のテストです。
木を書いてもらいます。
その書いた気からその人のことがいろいろと分かります。
しかし、これも絶対ではありません。解釈の仕方はカウンセラーにもよりますし、結果がそのまま反映されている場合もありますが、必ずしも一致するとも限りません。あくまで心理検査の一つという認識です。
投影法とうい分類に入り、描画法の中にこのバウムテストがあります。
先ほどのエゴグラムは質問紙法といって、質問に答えていくテストと違い、模様や絵から深層心理を見つけようというものです。
ここでは、具体的なバウムテストのことは書きません。
もし今後、どこかでカウンセリングを受ける予定がある場合は、診断方法を知らずに受けないと、無意識に理想的な絵を書いてしまうかもしれません。
自己分析の先の目標や目的を明確にすることも大切
心理学における心理テストでも、コーチやカウンセラーやコンサルタント、あるいは講師の方が実施してくれる自己診断、自己分析、強み診断にしてもそうですが、それが分かったとして、その先の目的や目標はどう明確にするかは別の課題です。
心理テストで、あなたの特性が分かったとしてます。
それで次は何をしますか?
自己分析をして、自分のやりたい仕事が見つかったとして、そこからどうやってお金を稼ぐかについては、誰かが教えてくれるのでしょうか。
もちろん、自分のことを知ることは大切です。
ただ、それをツールやワークショップだけに頼ってしまうと、それが本当かどうかが分からないかもしれないんです。
ですので、私は対話が大切だとずっと書いているんです。それも継続的であったほうがいいでしょう。
価値観もやりたい仕事も、変わりゆくものだと思いますので、時々振り返ってみて、自分の状態を確認したほうがいいでしょうね。