質問力の前に仕事でも恋愛でも友達でも「相手への興味と敬意」が基本な理由

質問力の前に仕事でも恋愛でも友達でも「相手への興味と敬意」が基本な理由

ある本が売れているという記事を見かけました。

「質問力の本」についてです。

ちらっと見ただけですが、どうやら、「コミュニケーションでは質問力が大事だよ」ということや、「どうやって質問すればいいか」というテクニックなどが載っているようです。

コミュニケーションに正解なんてありませんが、私としては、聞くことも自分のことを話すことも大事だけど、まずきっかけを作るためにも「質問力」は大事ですよと、いつも書いています。

ただ、その前にもっと大切な基本的なことがあると思っているんです。

それが「相手への興味と敬意」です。

相手に興味も敬意もない人の質問にうんざり

以前知り合った人と2人で雑談している時のこと。

相手の方が、やたらと私に質問してくるんです。

「これからどんな仕事をしたんですか?」

「それはなぜですか?」

「これからこうしていこうとうイメージはありますか?」

「それをしている時は、どんな気分になりそうですか?」

この人に「質問力」はあると思いますか?

たくさん質問はしてくれましたが、質問力があるとは全く思えませんでした。

そう思えなかったのは、きっとこういう理由だと思います。

  • 表情を変えずに質問してきた
  • 私が答えたらすぐに違う質問をしてきた
  • 質問することが目的に感じた
  • 私に興味があるとは感じられなかった

きっと、その方は、「質問のテクニック」は持っていたんだと思います。

もし、「質問力とは、矢継ぎ早にどんどん質問が出てくる力」というのであれば、その方に質問力はあったんですが、残念ながら、私の中では、質問力とはそういう意味ではありません。

一歩間違えると、質問というのは、人を不快にさせることもあります。

質問力を考える前に、大切なことがあります。

それが「相手への興味と敬意」です。

仕事も恋愛も友達も興味から疑問が湧いて質問に繋がる

仕事について、好きな人について、友達について、もし興味を持ったら、知りたいと思うことでしょう。

そこで初めて質問が生まれます。

別にテクニック的なことを知らなくても、興味があれば質問が生まれてくると思うんです。

例えば「友達がバンドを始めた」場合のこと。

何て質問しますか?

興味があれば、質問が湧いてくると思います。

「なぜ、バンドを始めたの?パートは?他のメンバーは?どんなジャンル?いつから?どこで活動するの?」

いくらでも出てきますよね。

もし、興味はあるけど、どう質問していいか分からないのであれば、そこはテクニックを学べばいいと思います。

でも、そもそも興味がないのであれば、質問のテクニックを学んでも、きっと良いコミュニケーションは生まれないと思います。

相手への興味と敬意が生まれる人の質問力

私の知り合いに、私にたくさん嬉しい質問をしてくれる人がいます。

その人は、心理学を学んでるわけでも、コーチングを学んでるわけでもありません。ビジネスマンとか営業マンとかでもありません。

コミュニケーションや質問力を学んでいるわけでもありません。

でも、「嬉しい質問」をたくさんしてくれるので、ついつい私も話してしまいますし、いくらでも話が膨らみます。

その方は、私に(私以外の人にもですが)興味を持って質問してくれてるんですが、さらに「敬意」も払ってくれるんです。

褒めてくれたり、私のしてることを認めてくれたりするんです。

つまり、「私に興味を持って質問してくれる。褒めたり認めたりして敬意を払ってくれる。」ということです。

私が考える「質問力」とはそういうことです。

「相手に興味と敬意を持って質問する力」

これです。

人に興味がない!尊敬も出来ない!と言う人はどうする?

身近な人でなくてもいいので、誰か興味のある人を決めて、その人のことを知ろうとしてみましょう。

ミュージシャンでもお笑い芸人さんでもタレントやモデルさんでも俳優さんでもいいです。

その人について、湧いてくる疑問や質問したいことを考えて見ましょう。

友達でも会社の誰かでも構いません。

どんな人でも、「自分が知らないことの何かを絶対に知っている」ということを忘れずにいましょう。

それは相手が年下でも年上でも関係ありません。

相手が大人でも子供でも関係ありません。

自分が知らないことを知っていることに、敬う気持ちを持ちましょう。

コミュニケーション力が高い人、質問力が高い人の最大の特徴は、私はそこだと思っています。

質問の方法のようなスキルは二の次

何か目標を決めて、それに向かう時に何をするか?何を大切にするか?

皆さんも考えることがあると思います。

これも何度も書いていることなんです、大切なのでもう一度ここでも書いておきます。

このブログではコミュニケーションのことを書いているので、コミュ力を上げる目標を例に挙げます。

コミュ力を上げるというと漠然としてるので、もっと目標を具体的にしていきます。

では、「人見知りを克服する」といった目標にしましょう。

そのための対策を3つに分けます。

  1. 理由や知識
  2. スキルやノウハウ
  3. ツールや環境

この3つです。

質問の方法といった、質問の仕方については、2番目の「スキルやノウハウ」に該当します。

人見知りを克服するための、一つのスキルが質問の仕方を知るということなんです。

それは、本や動画でも学べます。

私はずっと、そのノウハウばかりを学ぼうとしてきました。ところが、結局は何も変わらなかったんです。

それは、1番目のことを考えてなかったからです。

人見知りを克服するといっても、一体どういう人になりたいのか?どういう人のことを人見知りしない人と思うのか?なぜ人見知りを克服したいのか?

そういった、現状を知ることがまずは大事なんです。

それをすっ飛ばして、方法論ばかりを学ぶから、ちょっと上手くいかなくなったら、他の方法を探すというループに入ってしまいます。

これは、他の目標でも同様です。

私は、フリーランスとして14年以上在宅ワークを続けていますが、その中で、数年間、うつ状態が続き、まともに仕事が出来ない時期がありました。

それはなぜか?

1番目と3番目のことを考えずに、ひたすら「稼ぎ方」だけを考えて働いていたからだと思います。

このように、目標を達成するためには、私の場合は3つに分解しています。

もしかしたら、3つではなく、4つとか5つとかに分解している人もいると思いますが、分解することで、行動の目標も細分化しやすくなります。

何か悩んだり、目標が決まったら、まずは分解して、どう行動していくかを明確にしていくことをおすすめします。

漠然とした悩みや漠然とした目標では、行動に移すまでに時間がかかりますからね。

質問力のトレーニングは実践あるのみ

質問力のトレーニングは、とにかく実践が大切です。

質問してみて、相手がどういう反応を示すかは分かりません。

私も今でも、人に質問してみると、予想外の反応が返ってくることなんていくらでもあります。

当然ですし、それでいいと思っています。

当然と思っているので、質問することが怖くありません。

自分から声をかけることも、自分から誘うことも、自分からイベントを企画することも、「絶対に上手くいくことはないし、絶対良い反応ばかりが返ってくることはない」と思っているから出来るんです。

もし、質問力をつけたい、色んな人と楽しく話せるようになりたいと思うのであれば、ぜひ、毎日誰かに一回でもいいので、質問してみて下さい。

その時に、「相手への興味と敬意」を忘れずに。

以上です。

このブログでは、コーチであるハラサトシが、コミュニケーション力を上げる方法や目標達成に向けた考え方を発信しています。

マンツーマンの体験セッションは随時受け付けていますので、人間関係で悩んでいる方や新しい目標に向けて頑張りたいけど、なかなか一人で上手くいかないという方は、一度受けてみて下さい。

こちらは質問力に特化したセッションとなります。

また、最新のコミュ力情報は、メルマガでも配信していますので、ぜひ登録しておいて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コミュ力コーチ、ハラサトシでした。