今日のテーマはこちら。
私なら「どんな仕事がしたいか分からないまま」で今はいいのでは?と答えます。
就活ということは、まだ20代前後だと思います。大学院生はある程度やりたいことが見つかってるから、院にまで行ってると思うので、したい仕事が見つかっていないのは、高卒か大卒で就活してる人かと思います。
どんな仕事がしたいか分からない今だからこそ、目の前の仕事に必死になれるのではないでしょうか。
こんな方におすすめのブログです。
- 就活してる、またはもうすぐ就活を始める
- どんな仕事をしたいか分からない
- 就職活動に不安がある
それでは最後までよろしくお願いします。
目次
どんな仕事がしたいかわからないまま就活することについて
就活をする段階で大きく2種類のタイプの人の分かれます。
- すでにやりたい仕事が見つかって就活する人
- どんな仕事がしたいか分からないまま就活する人
さて、皆さんはどちらのタイプでしょうか?
このページをご覧の皆さんは、ほぼ2番目の方でしょう。
何がしたいか分からない、どんな仕事がしたいか分からない。
それで悩んでいるのではないでしょうか?
もし、悩んでいたとして選択肢は2つです。
- やりたい仕事を何らかの方法で見つけ出す
- やりたいことは見つからないまま就活して就職する
私が提案するのは2つ目です。
やりたい仕事が分からないまま就活を続けるんです。
その理由を解説していきます。
どんな仕事がしたいかわからないまま就活をおすすめする2つの理由
就活の時点ですでにどんな仕事をしたいか分かっている人。
なぜその若さでやりたい仕事が見つかったのでしょうか?
親の影響、学生時代の経験。いろんなきっかけがあったのでしょう。
それはそれで素敵なことです。
でも、まだやりたい仕事が見つかってなくても、珍しくもないですし、私がもし採用担当だったとしても、それを減点対象にすることはありません。あくまで私ならですけどね。
では、やりたい仕事がないままでもいい理由を2つ挙げます。
やりたい仕事を見つけようとしても見つからない可能性が高いから
私の周りの方、話を聞いた方からすると、就活する時点でやりたい仕事が見つかっている人はそう多くありません。
もし、大学3回生あたりで、将来どんな仕事をしたいか分かっていなくても、全く問題ないと思います。
以前にこんな記事を書きました。
やりたい仕事、適職、天職が見つかったとしても、それは通過点に過ぎません。
それに、ワークショップやツールを使って、自分のやりたい仕事や自分に向いてる仕事を探そうとしても、一時的に答えは出るかもしれませんが、心からそう思えるかとなると疑問があります。
それは、私は「知識や経験や対話」を元に、気付いたらやりたい仕事は見つかるものだと思っていて、無理やり見つけるものではないと思っているからです。
やりたい仕事がないまま目の前の仕事に一生懸命になれるから
採用する会社からの願いは、入社してから精一杯働いてもらえることでしょう。
そして、すぐに転職したいとか言わないで欲しいということもあるでしょう。
やりたい仕事がないけど、その会社に応募する理由ってなんでしょうか?
例えば「社風」ですね。
会社としての考えたに共感できたので、その会社で働きたいということもあるでしょう。
そもそも、入社前に、どんな仕事をするかは少しは分かるかもしれませんが、自分が入社したらどんな職務に就くかは入社して配属されるまで分からないことでしょう。
そんな時に、あまりにも「自分がやりたいことが明確すぎる」と、いざ入った時に、思ったのと違うということも起こりやすいです。
それなら、こういうPRも出来ます。
やりたい仕事がないまま、自分をPRすること可能です。
正直に伝えればいいでしょう。
それより、無理矢理何となくの理由をつけて「私はこういう仕事がしたいんです」というのを作り上げて、言葉が軽くなるよりずっと好感を持たれる気がします。
知識と経験と対話でやりたい仕事を見つけてく
もし、どんな仕事がしたいか分からないまま就活したとして、採用されたとします。
そこでも、「別にやりたい仕事でもないし」と思わないことをおすすめします。
世の中に、どれだけの会社があって、どれだけの仕事内容があるかは分かりませんが、少なくとも、入社して最初に与えられた仕事をどれだけ一生懸命になれるかは重要です。
まずは、言われた仕事に精一杯の力を注ぐことが大切です。
与えられた仕事を適当にしていては、その先のやりがいを見つけることも難しくなることでしょう。
就活の時点で何も決まってなくてもいいんです
私が本当にやりたい仕事を見つけたのが、40代半ばを過ぎてからです。
遅いかもしれませんし、人によっては一生かかっても、自分がしたい仕事を見つけることなく過ごす人もいるでしょう。
少なくとも私の場合は、就活の時点で「やりたい仕事がない」と悩むことはありませんでした。それを悩んでいる時点で、将来性があると私は思います。
全て惰性だったんです。
ですので、就活中の学生さんにはこんなアドバイスを送りたいと思います。
- 就活中の時点では何がしたい仕事か分からなくても問題ない
- 就職して入社したら、とにかく最初の仕事を必死に頑張る
- 自分のとっての将来像を見つけるために、多くの人と対話する
3つ目についてはまだ書いていませんでしたので、少し補足します。
対話の中からやりたい仕事が見つかることもある
自分の強みって自分では案外分からないものです。
それは、自分では当たり前と思ってやっていることだからです。
ですので、自分の強みを知るには「誰かからフィードバック(指摘)をもらえる環境も大切」なんです。
でも、会社の中だとライバル関係にあったりもしますから、同期の仲間でも、そんな嬉しい指摘をしてくれる人がいるとは限りません。
ですので、まずは、あなたが、誰かにフィードバックしてあげる習慣をつけましょう。誰かとは会社以外の友達でも家族でも恋人でも構いません。
質問して話を聞いて、どんどんコミュニケーション力を磨いていきましょう。
そうやって対話の時間を増やしていくと、きっとあなたにも、誰かから優しい言葉をかけてくれることも増えるでしょう。
その対話の中に、あなたが将来やりたい仕事を見つけるきっかけになるかもしれません。
今の時代、就活して入社して、そこから定年まで働く人もいるでしょうけど、転職したり独立してフリーランスとなる人もどんどん増えてくると思います。
その時にコミュニケーション力を発揮できる場面も、少なくないと思います。
コミュ力おばけの学校では、あがり症や人見知りを克服するためのセミナーやコーチング、その他、コーチングの勉強会も開催しております。
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最後に、本日のテーマと関係があるページをご紹介します。
私の場合は就職活動の時どころか、20代も30代も仕事は何がしたいのか分からない日々を過ごしました。
今思うと、経験も大事ですが、人との対話は大きかったです。
対話もせずに、紙にいろいろ書き出して、それで自分が本当にやりたいことが見つけるのかは分かりませんが、よくある方法ですね。
やりたい仕事もないまま、私は転職を繰り返したんですが、目の前に仕事に精一杯取り組んだのかと問われると、「全然取り組んでなかった」と答えます。
なんとなく仕事をしてきたんです。
会社の居心地なんてのは、仕事を精一杯頑張った人の言うセリフなんでしょうね。
私は頑張りもせず、会社の愚痴ばかりを言っていました。愚痴を言いながらも、必死で仕事をして、いろんな人と対話をしていたら、社内の環境、自分の立ち居地も違ったことでしょう。
それでも、どうにも辛いなら、私は転職とう選択はありだと思います。
友達は少なくてもいいですが、いないよりいるほうがいいと思います。
特にお互いを励ましあえるような友達がいると、自分が弱ってる時に助かります
ギブアンドテイクで、まずは自分から声をかけることも大切です
大人になってからの友達はなかなか出来ませんが、それを解決するためのことを書きました。
以上です。
コミュニケーションコーチ、ハラサトシでした。
コミュ力以外の、キャリアコーチも行っております。エグゼグティブの方を対象としたエグゼグティブコーチング、さらには、すでに定年を迎えて、仕事をしてない方向けのコーチングも行います。
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