まさに昔の私のことです。
転職癖なのか性格なのか分かりませんが、20代の頃に6回転職を繰り返しました。
当時のことを振り返りながら書いています。
- 転職が多い人の特徴を挙げました
- 転職回数が多すぎると印象がどう?
- 転職を繰り返す人が多いのは時代もある
- 女性も男性も転職ばかりでは損をするかも
では、本題です。
転職が多いのは悪いのか?繰り返すのはダメなのか?
転職が悪いとは思いません。
ただ「良い転職」と「悪い転職」があると思います。
これも、周りが決めることではなく、本人が「良い転職だ」「今が辞め時だ」と自信を持って言えるのならいいのではないでしょうか。
僕の場合は、逃げるように会社を辞めてきましたので、表向きの理由としては「他にやりたい仕事が見つかった」ということにしていましたが、「会社が嫌になった」「対人関係が苦痛になった」という理由が最大の転職理由なのは明らかでした。
今回は、「転職が多い人の特徴」「よく転職する人の特徴」ということで特集しています。
転職が多い僕が繰り返した性格の癖
今から5個挙げていきますが、これは様々なデータプラス僕個人の体験も含まれています。
僕が転職を何度も繰り返していた理由は、他の方のそれと似てる部分も多かったんです。
転職が多い人の特徴1 人間関係が苦手
行き着くところは「仕事を辞めたい理由」と繋がる部分も多いのですが、やはり「人間関係」が転職理由になることは多いようですね。
本来であれば、会社は利益を上げることに全従業員が意識を向けていることが理想ですが、実際はそうではありません。
対人関係の悩みに時間を割かれることも多いのが現状でしょう。
社内の人間関係も、自分と気の合う人ばかりではないとは思いますが、人と合わないという理由で転職することも少なくないと思われます。
僕の6度の転職理由には、どれも人間関係は含まれています。(他の理由もありました)
転職が多い人の特徴2 飽きやすい性格
同じことをすることに飽きやすい性格。
もっと他に良い仕事があるのではないかと思ってしまったりですね。
気持ちが移ろいやすい人ですね。僕はこれにも当てはまります。
仕事が完全に嫌になったというよりも、他に、よりやりがいのある仕事があるのではと思ってしまって会社を辞めたこともあります。
だからといって、転職したい会社が決まっていたわけではなく、なんとなくぼんやなりと、「仕事が嫌だな」と思うようになって辞めた覚えもあります。
転職が多い人の特徴3 人のせいにしやすい性格
何か困ったこと、嫌なことがあったとき、すぐに誰かのせいにしてしまう性格の人。
これも当時の僕です。
今はすっかり変わりましたが、転職を繰り返していた頃は全くこういう性格でした。
会社で上司からボロボロになるまで怒られたりしても、自分の悪い点を棚に上げて、「何もそこまで言わなくても」ということで上司を陰で批判する。
理不尽な理由で責められることは多かったんですが、それでも、少しは自分にも非があると思える性格なら、そこまで転職してなかったかもしれません。
転職が多い人の特徴4 ストレス発散方法を持っていない
仕事をしているとまず間違いなく、嫌なことは起こります。
それも仕事中にすべて消化できればいいのですが、その時の嫌な思いは家に持ち帰ることも少なくありません。
家に帰っても、会社であったことをストレスに感じ続けることも何度もありました。
そんな時に、気分転換やストレス発散方法を持っているとまだいいのですが、それを持っていないと、かなりしんどくなってしまいますよね。
カラオケでも趣味でも何でもいいですが、これもマインドフルネスの一つかもしれませんが、頭の中から嫌なことから離れることができる時間を持てるかどうかが重要になります。
苦悩を溜め込みすぎてしまい、ついには爆発してしまい、もう辞めたい!転職したいってなってしまうこともあるのではないでしょうか。
誰かに話を聞いてもらえたら良かったと思いますが、そういう関係の友達もいなかったんです。
転職が多い人の特徴5 いろんな意味で上昇志向が強い
付き合う人に対してもそうですし、会社に対してもそうです。
「もっといい会社があるのではないか」「もっと自分に相応しい会社があるのではないか」「もっとやりがいを感じられる会社があるのではないか」といった発想を持ってしまう人です。
ある意味上昇志向が強いとも言えるかもしれません。
自分の力ならもっと給料をもらえる会社に行けるのではないかと考えてしまったりもあるかもしれません。
中には、転職を繰り返しながら、給料がアップしたり、重要や役職に就くような人もいますが、僕の場合は、上昇志向はありながらも、行動が伴っていない転職だったと思います。
転職が多い人を卒業する方法
もし今、転職が多い人から卒業したいと思うなら方法はいくつかあります。
転職する癖がついてしまうと、退職することへの抵抗がなくなってくることもあります。
「退職しても、他に働けるところはどこにでもある」と考えるようになってしまうこともあります。
何度も言いますが、転職自体が悪いわけではありません。
ただ、僕のように勢いで転職を繰り返すようになることは避けたほうがいいでしょう。
20代、30代、40代と、年齢を重ねるにつれ、転職は難しくなっていきます。
50代になると働ける場所はもちろんあるでしょうけど、希望の職に就ける可能性はどんどん低くなってくることでしょう。
新卒3年以内「第二新卒」の転職なら、まだまだ求人も多いでしょうけど、それが30代、40代となってくると、採用してくれる企業が少なくなってくるのは当然です。
ですので、どうにか転職が多い人から抜け出しましょう。
次がその方法です。
転職の理由が人間関係や自分の性格とならないように
転職の理由は、人それぞれあるでしょうけど、大元には、人間関係が関わっていることが多くあります。
転職したい理由が何であれ、甘えや逃げではなく、前向きな転職なのであれば、それは良い方向だと思います。
ただ、そのためにも、仕事を辞める前にこれはしておいたほうがいいですよ、ということをまとめたページになります。
人間関係に疲れた、仕事が向いてないから辞めたい、けど、何がしたいかわからないなど、今がどんな状況であっても関係ありません。
仕事を辞めたいと思った時点で、まずは自分と向き合って見ましょう。
長い人生の中で、仕事をしている時間は本当に長いです。
今は女性もフルタイムで働く人も増えているようですから、男性も女性も、仕事とどう向き合うか、どういうスタイルで働くかも考えてみることをおすすめします。
転職を繰り返すのをやめるきっかけにしていただけたらと思います。
大人になってからでも、性格を変えることは出来ます。
仕事を辞めたいなら転職のことを知り尽くしましょう
僕の場合は、辛くなったらすぐに辞めてしまっていたので、転職癖は間違いなくついていました。
そうなってしまうと、辞めることに抵抗がなくなってきてしまいます。
ですので、仕事を辞めたいと思ったら、まずは転職について知り尽くすくらいに調べることをおすすめします。
- 自分の強みや長所について
- 自分がやりたい仕事や天職について
- 自分が求める仕事は転職しやすい業種か
- 転職をサポートしてくれる転職エージェントやキャリアカウンセラーやコーチについて
特に、今はインターネットがありますので、自宅にいながら、自分の強みを見つけるサポートをしてくれたり、転職についての相談ができたりする、転職エージェントやキャリアカウンセラーやキャリアコーチというありがたい存在があります。
相談は無料な会社もありますので、とにかく誰かに相談してみるのも大切です。
一人で抱えたり、一人で考えて思いつきで転職していると、僕のような癖がついてしまう可能性もあります。
仕事を辞めたいと思ったら、まずは専門家に相談してみましょう。
以上です。
コミュニケーションコーチ、未知賢人でした。