そういうご相談、お悩みを聞くこともあります。
そこで、このページでは「雑談」をテーマに、雑談に関するお悩み解決のヒントをご提案していきます。
こういう方はぜひ参考にして下さい。
- 雑談に苦手意識がある
- 雑談で何を話していいか分からない
- 職場や学校での雑談に入れない
- そもそも雑談なんているのか疑問に思う
- 雑談のネタや話題作りのコツを知りたい
目指すのはこちらです。
それではスタートです。
雑談とは?未知の雑談についての2つの価値観
雑談とは何か?
このページでは「テーマが決まっていない、2人以上で交わす会話」としておきます。
先ほど目指すところは「雑談の苦手意識を克服する」と書きましたが、そのお話をする前に、まず僕が考える「雑談」についての考え方を先に書いておきます。
雑談が上手い人は誰とでも雑談が出来るわけではない
雑談力がついたら、いつ誰とどんな場所でも雑談が出来る、会話が続くかというと、それはありえません。
僕も10代から80代までと、幅広い方たちと雑談する機会は多くありましたが、中には雑談をしたくないという人もいます。
それは元々、人と話すのが好きではないのか、誰とも話したくないタイミングだったのかは分かりません。もちろん、僕との相性が合わなかった可能性もあります。
ただ、僕自身で言うと、やっぱり時と場所によっては、誰とも話さず一人でいたい時もあります。
その時に、雑談上手な人が来ても、僕は話したくないんです。
僕だけでなく、やっぱり知り合いの中でも同じ感覚の人はいます。
つまり、誰からも嫌われない人がいないのと同じで、誰とでも雑談を続ける人はいない、というのが僕の考えです。
何が言いたいかというと、「雑談の苦手意識を克服する」という目指すところは書きましたが、決して「誰とでも雑談が楽しめるようになりましょう」というわけではないですし、それは無理だと受け入れましょう、ということです。
雑談が弾まなくも、何ら気にする事はありません。
雑談をしないという選択もある
雑談できる人が、偉いとかすごいとか良いとか、なんてことはありません。
雑談をしない、という選択もあります。
無理に誰かと話さないといけない、近くの人と話さないといけない、なんというルールはありません。
これは価値観です。
- 色んな人と雑談をしたいという人もいい
- 基本、誰とも話したくないというのもいい
- 話しかけられたら話すけど、自分からは話しかけないのもいい
- 雑談は時間の無駄だと思うのもいい
僕は雑談が好きです。雑談をすることでストレス解消にもなりますし、知識も増えるし、いいことがたくさんあるので。
でも、これは僕の価値観です。
人にこの価値観を強要することはありません。
もし、あなたが「雑談は不要」と考えているなら、それでいいと思います。
ただ、価値観は変わりゆくこともあります。
もしかしたら、時が過ぎれば、「雑談も楽しそう」と思う日が来るかもしれません。
雑談が嫌いなら「雑談はしない」と選択するのも自由です。
雑談力を鍛える考え方
雑談力を鍛えるための「方法」の前に、まずは、雑談力を鍛えるための考え方を知っておいて下さい。
雑談力を鍛えるには、実際は、口癖と行動を変える必要があると感じています。
ただ、その前に、僕が考える「雑談で大切な考え方」をご紹介しておきます。
雑談力を上げるための「質問力、聞く力、話す力」
雑談力で大切な3つの力は「質問力、聞く力、話す力」です。
これを一つ一つ底上げしていけば、雑談力を鍛えることは可能です。
雑談力を鍛える方法・トレーニング
雑談力を鍛えるのは、本でノウハウを学んだりセミナーや講座を受けるだけでは難しいことでしょう。
なぜなら、知識として雑談について学んでも、実際の会話では思い通りにいかないことが多々あるからです。
僕が考える「雑談力を鍛える方法」は、とにかく試行錯誤することです。
- こうすれば雑談がきっと上手くいくだろうということを知る
- 実際の雑談でその方法を使ってみる
この繰り返しです。
ネットや本に出てる「雑談力を上げる方法」というのは、ほとんど知識の部分だと思います。
これはこれで大切なんですが、どうすれば、日々のトレーニングに組み込めるかはもっと大切なんです。
ぜひ、知識プラス試行錯誤について一緒に考えて見てください。
雑談力を上げる方法4ステップ「雑談力トレーニング」はまず一人から
極端な話をすると、雑談力を上げるには、毎日誰かを相手に雑談をし、話したり聞いたり質問したりを試行錯誤していけばいいと思います。
ところが、雑談が苦手という人は、そもそも「雑談する機会がそう多くない」という方が多いと感じています。
僕自身がそうでしたが、在宅で一人でずっと仕事をしていると、人と話す機会がほぼありませんでした。
当時は、久し振りに誰かと会っても雑談しようにも、ネタがない、共通点もない、何を質問していいかも分からない。そんな状況でした。
では、普段、雑談する機会がほとんどない人は、どうやってトレーニングをすればいいか?
ここでは、4ステップで考えてみました。
大切なのは「現状を知ること」であり、「雑談とは何か?」を言葉にすることです。
コーチングセッションで行うやり方を一人でやっていただくトレーニングです。
雑談に使える「広げる質問と深める質問」
雑談ということは、予めテーマが決まっていたわけではないと思いますので、話題があっちにいったりこっちにいったりすると思います。
その中で、どういう話題で話が進むかは、あなたの質問にかかっている部分もあります。
「会話を広げる質問」とか「会話を深める質問」というのを聞いたことがあるかもしれません。
相手が話したことに対して、どういう質問をするかによって、会話が深まったり広がったりするわけです。
まずはその理屈を知り、日々の雑談の中で意識して使ってみることもおすすめです。
といっても、毎日誰かと雑談する時間があるかというと、それはなかなかないかもしれません。
だからこそ、毎日一人で出来る練習を見つけることが大切なんです。
広げる質問と深まる質問を簡単に書くとこうなります。
相手が話したい主のテーマを「軸」として、その軸について詳しく教えてもらうのが「深まる質問」で、その軸から少しずれた質問が「広がる質問」となります。
このあたりの定義は曖昧なもので、僕なりの考えですので、それが正解ということではありません。
ぜひ、皆さんも自分なりの定義を考えて見てください。
大事なのは、自分で考えることです。
盛り上がる話題作り「友達もカップルも夫婦も会話や雑談で盛り上がるコツ」
盛り上がる話題はどうやって作ればいいのでしょうか。
僕が考えるのは、「共通点を見つけましょう」とか、「木戸に立てかけし衣食住」を覚えましょうということではありません。
質問することで共通点や相違点が見つかります。
そこからです。
相手の方が何に興味を持っていて、何について話をしたいかを知ろうとすることが大事なんです。
それを知ろうとせずに会話を続けていると、相手の方は退屈に感じたり、つまらないと感じたりということもありえます。
盛り上がる話題作りをテーマにした記事がこちらです。
雑談で会話が続かない時のネタ作りと質問のコツ
こういう方はこちらのページがおすすめです。
- 話すことがない、会話が続かないという場面を減らしたい
- 職場で話すことがない時が辛い
- 家庭で夫婦で話すことがない
- 恋人同士(彼氏彼女)だけど話すことがない
まずは、会話が続かない、話すことがない、という状況を分解して言葉にしてみましょう。
もしかしたら、そもそも話すことが全く思いつかない状態かもしれません。
もしかしたら、話したいことは思いつくけど、上手く言葉にできない状態かもしれません。
あるいは、話したいことは言葉に出来てるけど、話す勇気がでないのかもしれません。
その状況によって、対策が違ってくるからです。
この3つのどの状態にある場合でも、おすすめの対策があります。
それがネタ帳を作ることと質問ノートを作ることです。
雑談が苦手な人は、まずはこういった一人で出来る練習やトレーニングから始めることをおすすめします。
雑談上手になるには「セミナーや講座より」も雑談が上手い人を真似る方法
あなたにとって「雑談が上手い人」は誰でしょうか?
芸能人、タレントさん、モデルさん、俳優さん、女優さん、ミュージシャン。
誰でも構いません。
その人をモデルにして、真似る方法について。
雑談上手になる。といっても、具体的に何をどうしていいかわからないかもしれません。
そんな時は「あなたが思う、雑談が上手い人を真似る」という方法もおすすめです。
何を真似るかというと、それを自分で分析していくんです。
これはコーチングセッションでもしていただくことがあるんですが、その人の特徴を挙げていくんです。
質問する時にどういうことを質問しているか?
話す時にどんなことを話しているか?
話の聞く時はどんな聞き方をしているか?
雑談力についての本やセミナーや講座や動画では、こういう「方法」は教えてくれます。
ところが、その方法は、あなたがなりたい「雑談力がある人」に近づけるかどうかは分かりません。
なぜなら、それを発信している人の「雑談が上手い人」とあなたが考える「雑談が上手い人」が違うかもしれないからです。
まずは、あなたが思う雑談が上手い人の特徴を、徹底的に分析することから始めてみるのがこの方法です。
雑談で気をつけたいこと&コラム
雑談をする時に、トラブルになったり、嫌な気持ちになる人を生むことを避けるために、気をつけたいことをまとめました。
3人以上での雑談で気をつけたいこと
2人での雑談と、3人以上での雑談では、話す内容が違ってくると思います。
Aさん、Bさん、Cさんの3人で雑談をしていたとしましょう。
AさんとBさん共通の趣味であるテニスの話題を、その3人の場所で雑談しようとするとどうなるでしょう?
もしかしたら、Cさんはテニスに興味はあるけど、まだしたことがないという人なら、2人の話を聞いてるだけでも楽しいかもしれません。
ところが、Cさんはテニスに全く興味もないならどうでしょう。退屈でしかありません。
その場を離れるか、何となく聞いてるだけの時間が過ぎるかもしれません。
可能であれば、3人以上で雑談なら、参加者全員が知ってるテーマ、興味があるテーマを選んだほうが、嫌な思いをする人は減るでしょうね。
これは、飲み会は何人がベストな人数か?というテーマになった時にもよく出てくる話しです。
4人くらいまでなら、同じテーマで雑談もしやすいですが、5人以上になると、退屈な人が出てきますよね、という話です。
出来れば、雑談の輪に入っている人みんなが分かる話をするか、4人以上なら、2組に分かれて話すかにしたほうがいい場合もあります。
これはLINEグループでも同じ。
自分が全く知らない話題を、LINEグループの数人がし始めたりすることってありませんか?
いわゆる雑談、世間話を、全く興味がない人も聞かされるわけですから、やっぱり不快に感じます。
いくら通知オフにしても、大事な内容も書き込まれているかもしれませんので、一応、全部見ておかないといけません。
そうやって、人の時間を奪いかねないということは意識しておきたいところです。
雑談で相手の話を引き出す力(聞き出すのが上手い人になる方法)
相手の話を引き出す力といっても、無理矢理話してもらうことではありません。
相手が気持ちよく、自分の言葉で好きなようにお話ししていただくために、どうすればいいかです。
お互いが遠慮しすぎたりで、自分が思うように話せないと、やっぱり人間関係がギクシャクしがちです。
聞き出すのが上手い人は、どんな力を持っているのでしょうか。
相手の話を引き出す力とは、大きく分けると「質問力、聞く力、話す力」です。
どれも欠けることなく、力をつけていけば、相手の話を引き出す力は自然と身についてくるはずです。
雑談が上手い人は質問が上手い人
雑談力を上げるには質問力を鍛えることが大切ということは、何度もお話してきました。
ただ、雑談が上手い人は、質問の数が多い人ということではありません。
僕は過去に、質問力があると過信して失敗したことが何度もあります。
相手が話したくないことを質問してしまった、相手が話している会話の流れを質問で止めてしまった。
そんなこともありました。
会話はキャッチボールと言います。
そのボールは、実際のキャッチボールのように投げ続けることがベストとは言えないかもしれません。
時には、受け取ったボールをじっくり見つめてみたり、次にどんなボールを投げるか考えて見たり、間を作る時間が必要な時もあります。
雑談力がある人は、無闇に間を質問やオウム返しで埋めたりしない人だと思います。
美容室の会話「美容師との世間話や雑談」
美容室での会話、雑談、世間話については、美容師さんからもお客さんからも不満の声はあるようです。
完成したヘアスタイルへの不満もあるかもしれませんが、「会話がめんどくさい」とか「会話がしっくりこない」というのは双方とも感じたことがあるのではないでしょうか。
もちろん、正解はありません。
会話したいお客さんと会話したい美容師さんなら、楽しい会話が出来るかもしれません。
逆に、一方だけが話したい、一方は話したくないとなると、どちらかに不満が残りそうですね。
これは、職場でも家庭でも学校でも起こりえることですよね。
世間話や雑談というのは、いつでもどこでも誰とでもしたいものではないと思います。
美容室での会話、世間話、雑談について考えてみたコラムです。良かったら読んでみて下さい。
3人以上の会話で疲れる原因2選│話せない対処法1選
2人なら話せるけど、3人以上になると話せない、疲れるというお悩みもよく聞きます。
その原因と対処法についてまとめました。
雑談に正解はありません。
会話が弾むこともあれば、盛り上がらないこともあります。
大切なのは、「完璧を求めないこと」です。
みんなそれぞれが手探りなんです。
会話を続けないといけないとか、沈黙の時間はダメだとか、そういう完璧主義を抜け出すことで、会話が楽になります。
もちろん、質問力、聞き方、話し方にはコツもありますから、それを学ぶのもいいですが、まずは、気持ちを楽にいきましょう。
会話が続かない?無言の沈黙で友達や異性と気まずい対処法
雑談で会話が続かないで気まずい時ってありませんか?
友達や異性、職場の人や家族。
話すことがないからちょっと離れる。それが出来る場面ならいいですが、例えばカフェで3人で話してたけど、一人でちょっと用事で「2人で待ってて」と言われたとして。
一応友達だけど、異性だし話すことがない。会話が続かない。
そういう時にどうするか。
結論としては、焦らないことです。会話が続かない、沈黙が起きるなんてことは、珍しくありません。
それよりも質問攻めしてしまうほうが危険です。
あなたが沈黙を怖いと思っているなら、相手も同じくそう思っているかもしれません。
まずは軽く自分の話をして、それについて質問するというのがおすすめです。