一つのご提案がこちらです。
こういう方へおすすめの記事です。
- 仕事を辞めたい(理由は人間関係)
- 新卒で入った職場の人間関係が最悪
- 職場の人間関係のストレスに疲れた
- 人間関係を割り切るとか気にしないとか無理
- 仕事の人間関係がただただめんどくさい
では、本題です。
転職を6回繰り返し、今はコーチ
先に簡単に僕のプロフィールをご紹介しておきます。
20代、新卒で入った会社を半年で退職し、そこから転職を繰り返す。やりたい仕事も見つからないまま、転職情報雑誌に載っている情報を元に、とりあえずで働いていた20代。
やりがいを感じること、楽しいこともあった会社員時代は、30歳を過ぎた時に突然終わります。
会社を解雇され、その時の僕の仕事を引き継ぐかたちで独立。今に至ります。
カウンセリングやコーチングの仕事をするまでは、主にWEB関連事業。
そんな僕から、「人間関係を理由に仕事を辞めたい」という方へ向けて。
仕事辞めたい理由が「職場の人間関係」の場合にしておきたいこと
もし今、仕事を辞めたい、そして、その理由が「職場の人間関係」ということでしたら、こういうことをしておいたほうがいいですよ、というお話です。
先に言っておきますが、仕事を辞めたい、転職をしたいと思った時に、どう行動するのがいいか。
それは人によって考え方が違います。
誰が正解とか不正解とかはありません。
その人の経験や価値観を元に、自分の考えを出しているだけですから、それを参考に、最後は自分で決めるしかありません。
- 会社に入ったら3年間は頑張ったほうがいい
- どんな理由でも、この会社は無理と思ったらすぐ辞めるべき
- 一度会社を辞めると、転職癖がついてしまうから気をつけましょう
- 今は自分で稼げる時代だから、一つの会社に居続ける必要はない
- 転職したいと思ったら早いほうがいい、無理は禁物
こういうのも、人それぞれの価値観です。
そして、僕も同じように、今までの会社員時代のこと、フリーランスになってからのこと、独立したけどメンタルやられてうつ状態になったこと、ボランティア活動でのこと、コーチやカウンセラーとしての仕事でのこと、そういった経験を元に、僕の価値観を元に書いています。
何度も言いますが、僕が言ってることが正解ということではありません。一つの価値観として参考にしていただけたらと思います。
職場の「人間関係」について分析する
今の仕事を辞めるにしても残るにしても、「人間関係について分析」してみることをおすすめします。
分析といっても、難しいことではありません。
言い方を変えると「分解する」ということです。
例えばです。
この言葉だけでしたら、状況が分かりません。頭の中で整理がつきません。
その状況を、とことんまで細かくして、ノートに書き出してみるんです。
- 仕事のどういう場面で上手くいかないのか?
- 上手くいかない、というのは具体的にどういう状況か?
- 人間関係が上手くいかない相手は誰か?一人か?
- 何か嫌なことを言われるのか?指示されるのか?
- 嫌な相手が一人として、その人がいなければ、今の仕事は続けるのか?
- 今の悩みを話せる人は社内にいるのか?
- 過去の仕事でも同じような人間関係で悩んだことはあるか?
- 先輩や上司や社長は話しやすい人か?
- 仕事の人間関係のストレスは会社にいる時だけか?家に帰っても引きずるか?
- 職場の人間関係の理想はどういう環境か?
- 次の会社に転職したら、人間関係の悩みはなくなりそうか?その理由は?
- 職場での人間関係において、自分が心がけてることは何かあるか?
- 職場の人間関係で嫌だなと思うのはどういう時か?逆に嬉しいと思う時は?
- 辞めたいと思う決定的な出来事があった?それとも日常的に辛い?
とりあえずで挙げましたが、もっと浮かんだら、もっと自分に問いかけてみて下さい。
なぜ、職場の人間関係を分析するのか?
よく「自分と向き合いましょう」という言い方をすることもありますが、ちょっと漠然としているので分かりにくいかもしれません。
僕が考える「自分と向き合う」というのは、自分に問うことだと思います
頭の中だけで問いを発していると、だんだんこんがらがってきたりするので、ノートに書き出すことをおすすめします。
そして、「自分と向き合う=自分に問いかける」ことがなぜ必要なのか?
それは、「次へ進むため」です。
仕事の人間関係がうまくいかないんです、だから辞めたいんです。
これが止まっている状態です。頭の中がこんがらがっている状態です。
その頭の中にある葛藤だったり、迷いだったりを書き出すとことで、新しい状況が生まれるんです。
もしかしたら、こういうことに気付けるかもしれません。
例えばです。
- もしかしたら、辞めたい理由は人間関係だけでなく、仕事の内容や労働環境にも不満があるのかも
- もしかしたら、嫌な人と距離を置けたら、そのまま楽しく働けるかも
- もしかしたら、あの人(社内の人)みたいに聞き流せたら、ちょっとは楽になるかも
- もしかしたら、自分の関わり方を変えることで改善されるかも
- もしかしたら、先輩や上司は、何でも話していいよっていう雰囲気はないかも
- もしかしたら、いや、どう考えても、もう無理だな
僕は、会社員時代に退職をする時に、こういったことを考えたことはありませんでした。
辞めたいと思ったら、だいたいこういう流れでした。
- 辞めたいと思う
- 上司に辞めたいと話す
- 引き止められる
- 数ヶ月働いてみる
- やっぱり辞めたい
- 退職して転職活動
転職先にもやっぱり合わない人はいたので、また数ヶ月で辞めたりもしました。
もし、その時に、こうやって、自分に問いかけてみると、人との接し方も違ってたかもしれません。
自分に問いかけることで、「何か自分に出来ることがないか?」が見つかるかもしれません。
それでもやっぱり、どうにも、このままいると、精神的、肉体的に持たないということでしたら、退職という選択肢もありだと思います。
辞めたいと思ったら辞めたらいいと思っています。むしろ、辞めるべきだと思っています。
ただ、その前に、「職場の人間関係について分析」することがおすすめですよ、ということです。
退職のカードは、切り札として、常に持っておけばいいと思います。
結果的に転職をすることになっても、自分と向きあう時間を持つことは、決して無駄な時間ではないと思います。
もしかしたら、こういう自分分析、人間分析をしてみることで、人の心や心理学、コーチングやカウンセリングにも興味が沸いてくるかもしれません。やりたい仕事が見つかるかもしれません。
良かったら、自分と向かう時間、作ってみて下さいね。
もう一つ、なぜ「人間関係を分析するのか」について。
人間関係を分析することで次の仕事に移ったときの後悔を防げるから
人間関係が嫌で退職をしたとしましょう。
転職活動をして、新しい会社が決まりました。
さて、そこでの人間関係が、良いものならラッキーです。
では、新しい職場にも、嫌な人、合わない人がいたらどうでしょう。
そうなると、後悔するかもしれません。
僕はだいたい後悔していました。
新しい職場に慣れるまでが辛いこともありました。
また同じように人間関係で嫌な思いをするなら、前の会社のままでも良かった。
そういう後悔です。
そういう後悔を防ぐために、辞める前に、自己分析をしておくんです。
僕の中では、「自分を知ること」はちょっと大変な作業が伴うと思っています。
自分に問うということは、嫌なことも思い出したりしますからね。
会社を辞めるにしても、その前に、自己分析することで、確実に成長しているはずです。
- 自分のことを知る力を養えたり
- 人の良い面や苦手な面を分析する力を養えたり
- 働き方について深く考えることが出来たり
次の会社に行き、もし人間関係で嫌なことがあっても、こう考えることも出来そうです。
そう思えたほうが良いと思うのですが、いかがでしょうか。
あくまで僕の価値観を元にしたお話です。
参考にするかしないかは、あなたが決めて下さいね。
本日は以上です。
仕事、職場に関するページを紹介しますので、こちらの参考にぜひ。
仕事を辞めたいのは、決して甘えではないと思います。
それは正社員でもパートでもバイトでも派遣でも同じです。
ただ、なんとなく漠然と辞めたい、向いてないから辞めたい、というだけでしたら、次でも苦労することにもなりかねません。僕はそれで苦労しました。
今回の記事で、ノートに書き出すことをおすすめしましたが、書くだけでなく、誰か話せる人がいるなら、話してみるのもいいでしょう。
同じ会社の人、友達、知り合い、恋人、家族。話せる範囲で、自分のことを話してみると、何らかの反応が返ってきます。
いろんな意見、全部に従うことは出来ませんので、自分なりに参考にしながら、結論を出せばいいと思います。
転職エージェントや無料のキャリア相談などもありますので、いろんなツールを活用したいところですね。
新卒3年以内「第二新卒」で正社員で転職するなら、いい就職ドットコムなんかもあります。
今回は、人間関係が原因で仕事を辞めたい場合について書きましたが、仕事を辞めたい理由で多いのが「仕事が自分にあっていない、向いていない」というケースです。
やりがいを感じない、楽しくない、自分に向いていない。
この会社にいても、自分の力を発揮できない、先が見えない。
色んな思いがあるかもしれません。
では、自分の向いている仕事、天職はどうすれば見つかるのか?
これは簡単に見つかるものではありません。
自分の強みや弱み、長所や短所をみながら、色々な仕事について知り、実際に働いている人に話を聞いてみるのもいいでしょう。
以上です。
コミュニケーションコーチ、未知賢人でした。