あがり症克服へ(1)意識を変える方法では克服が難しい理由

あがり症克服へ(1)意識を変える方法では克服が難しい理由

あがり症克服へ向けて。

まず知っておいていただきたいことがあります。

それは「意識を変えるのは難しい」ということです。

もし、今までに、ネットや本などで「あがり症を克服する方法」や「人前で緊張しなくなる方法」などを見て、やってみたけど上手くいかなかった、改善できなかったという人は、ぜひ、最後まで読んでいって下さい。

なお、「あがり症克服へ」はシリーズものです。こちらのまとめページの最初から順番に読んでいただけると、よりご理解いただけると思います。

では、「あがり症克服へ(1)意識を変える方法では克服が難しい理由」スタートです。

動画版はこちらです。

あがり症を意識改革で克服することが難しい理由

あがり症を克服したい。

そう思った時に、ネットや本で調べてみると、こういう方法を見かけたことはありませんか。

  • どう思われるか気にすると上がるので、どう思われてもいいと思いましょう
  • 意識を自分ではなく、相手に向けましょう
  • 見られていると思うと緊張するから、相手を見ていると思いましょう
  • 人前は誰でも緊張するものです、あなただけではありません
  • スピーチやプレゼンや自己紹介で緊張するのは正常な反応です
  • 失敗したらどうしようとは思わないようにしましょう

ここでいう「意識を変える」というのは、こういうことです。

  • こういうふうに思いましょう
  • こういうふうに考えましょう

つまり、頭の中の「考え方や思考」を変えましょう、ということです。

これが非常に難しいんです。

もし、これが出来たら、人間の悩みの多くは克服できると思います。

  • 人目が気になる⇒誰もあなたのことをそこまで見てないですよ
  • 失敗するのが怖い⇒成功してる姿をイメージしましょう
  • 人に気を使いすぎて疲れる⇒自分に気を使うようにしましょう

このように意識を変えれたらいいのですが、なかなか出来なかったりしませんか。

そもそも、意識や思考を簡単にコントロールできるのでしょうか?

私は難しいと思っています。

それはなぜか?

そもそも、「どう思われているか気になる」というのは、癖の一つだと思います。

癖というのは、一瞬でつくものでもないですし、一瞬で治るものでもないと思います。

時間をかけて癖がつき、時間をかけて癖が戻る。

これは私の感覚ですが、そういうものだと思っています。

もし、「どう思われているか気になる」と考える癖があるなら、そうなった原因があるのかもしれません。

それは「人前で話した時に失敗した、笑われた、言葉が出なくなった」といった経験かもしれません。

原因を特定することは無理かもしれませんが、もしかしたら長年の積み重ねで、今は「どう思われているか気になる」状態なんでしょう。

それを、誰かから「どう思われてもいいと思いましょう」と言われて、「はい、そうですね、気にしません!」となるでしょうか?

もし、簡単に意識の癖を変えれるなら、元に戻るのも簡単はなはずです。

やはり「潜在意識」の力は強いと感じることがよくあります。その潜在意識を変えるには、意志や思考では難しいと思います。

ではどうするか?

時間をかけて癖を変えるんです。繰り返すんです。

私がいつもテーマに掲げている「口癖と行動を変える、そして繰り返す」というところに繋がるわけです。

あがり症は意識を変えようとするのではなく結果的に変わるのを目指す

あがり症の人の特徴として、こう考える癖があると思います。

  • どう思われるているか気になる
  • 上手く話せているか気になる
  • 声が震えないか心配
  • なぜあんな真顔で聞いてるんだろう、怒っているのかな
  • 緊張してるのはバレてないかな

人それぞれの癖があると思いますが、意識の癖を変えるのは難しいといいました。

変えるのは難しいのですが、「結果的に変わる」ことを目指したいところです。

意識を変えようとする⇒どう思われても別にいい、と思おうとする。

意識を変えようとする、というのはこういうことです。そう思おうとすることです。

そうではなく、こうしましょうということです。

口癖と行動を変える、そして繰り返す⇒どう思われても別にいい、と思うようになった。

これです。

結果的には、「どう思われても別にいい」と思うようになるんです。

  • ×意識を変えようとする
  • ○口癖と行動を変える、そして繰り返す

ということです。

あがり症克服は潜在意識に向けて繰り返す

顕在意識と潜在意識。

意識には2つあり、「実は潜在意識が90%以上」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

だから、自分を変えるには潜在意識に働きかけることが大切と言われるんです。

ところが、私が知る限り、「性格を変える」とか「自分を変える」と言ったときの対策として、「意識を変える方法」のほうがよくみかける気がします。

名言、格言、偉人の言葉なんかがそうですが、目にした瞬間「これはすごい!」、「自分は変われそう!」と思うんですが、翌日はもうその名言のことを忘れていたりしませんか?

意識改革で自分を変えようとしても上手くいかないのは、それと同じようなことではないかと思うんです。

何度もいいますが、大事なのは「繰り返し」なんです。

潜在意識を変えるのも「繰り返し」が大事なんです。

あがり症克服方法で上手くいかないのは「一時的な方法」だからかもしれません。

私がこのシリーズでお伝えする「あがり症克服方法」というのは、一時的なものではありません。

繰り返す方法も含めてお伝えしていきます。

あがり症克服への繰り返し一例

あがり症克服のために、「直前に深呼吸しましょう」というアドバイスがあります。

私も深呼吸は大事だと思います。

もし、あなたがあがり症で、毎日朝の朝礼でのスピーチが苦痛、というのであれば、この「深呼吸」は毎日繰り返し実践できるので、効果があると思うんです。

なぜなら、毎日試せるからです。試行錯誤できるからです。

ところが、私のところにご相談いただく方の中には、「1ヶ月に1度くらいまわってくる朝礼の当番」が苦痛だというお悩みがあるんです。

その場合は、「繰り返し」が出来ないんです。

1ヶ月に1回まわってきた時に、「深呼吸しよう」と思っても、その癖がついていないんです。

そうなると、いざ本番という時に、ドキドキして忘れてしまいかねません。

ですので、私ならこうアドバイスをします。

  • 毎日スマホに自分が話す姿を録画して下さい
  • 話すテーマは朝礼で話す予定の内容でいいです
  • その話す前に、深呼吸をしてから話して下さい

実際はもっと細かいことを言うこともありますが、今回は深呼吸だけのことを書いています。

これを次の朝礼がまわってくるまで、毎日繰り返すんです。

そうすることで、「話す直前に深呼吸する」という癖をつけるわけです。

「直前に深呼吸しましょう」という方法は正しいんです。

でも正しい方法だから上手くいくとは限らない。

だから、いかに毎日の繰り返しに取り込むかが大事になるということです。

これはあくまで一例です。

この繰り返す方法については、今後詳しく解説します。

あがり症克服へ(1)意識を変える方法では克服が難しい理由 まとめ

今回は「あがり症克服へ(1)」ということで第一回目でした。

まとめます。

  • あがり症は意識を変えようとして克服するのは難しい
  • 意識ではなく、口癖と行動を変える、そして繰り返すことで克服を目指す
  • 「あがり症克服の方法」で大事なのは繰り返し

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

人間関係コーチ、未知賢人でした。