アインシュタインの名言。
何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない
少し詳しく見ていきましょう。
Information is not knowledge.
The only source of knowledge is experience.
情報は知識ではない。知識の唯一の源は経験である。
ここから「自分で体験する以上にいい方法はない」という言葉になっているようですね。
いずれにしても、「経験の大切さ」を説いているわけです。
アルベルト・アインシュタインとは
アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)
- ドイツ生まれの理論物理学者
- 1921年のノーベル物理学賞を受賞
- 「光量子仮説」「ブラウン運動の理論」「特殊相対性理論」
アインシュタインといえば、相対性理論が有名ですが、具体的にどんなことを研究していたのかはよく知らない人も多いと思いますが、アインシュタインについての名言は多くあります。
アインシュタインの他の名言は?
アインシュタインは多くの名言を残しています。
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」以外で私が好きな名言をいくつか、ご紹介します。
挫折を経験したことが無い者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。
挫折したことがない人はいないでしょう。
上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあるでしょうからね。
大切なのは、挫折した経験をどう活かすかです。挫折と思わないというのも一つですし、挫折を前向きにとらえるのも一つです。
挑戦すると見える景色が変わってくることでしょう。
常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。
常識という言葉。いろんな定義がされていますよね。
当たり前と思われる行為や物事のことですが、そもそも「当たり前」ということは、その人にとってのことであり、誰にとってでもということではありません。
ですので、ある意味、人類共通の「常識」なんてものは存在しないんです。
そして、その常識を人に押し付けだすと、モメる元になりますよね。
18歳という点が面白いですよね。
真実とは、経験というテストの結果、得られるものである。
経験というテスト。表現がなんとも興味深いものです。
やはりここでも経験の大切さが説かれています。
私は賢いのではない。問題と長く付き合っているだけだ。
長く付き合うのって大変ですよね。
それが難しい問題であればあるほど、放置したくなります。
問題への向き合い方には、人それぞれ意見があって、「問題は解決しなくてもいい」という人もいれば、「問題にとことん付き合う」、という人もいるわけです。
どちらが正解ということではありません。
その問題に対して、放置できるものは放置でいいでしょうけど、放置できない問題もあります。
ケースバイケースで柔軟にいきたいと思います。
誰かのために生きることにのみ、生きる価値がある。
誰かのために生きる。
私は自分のためだけに仕事をする中で、病んでしまった経験があります。
お金を稼ぐためだけに働いていたんです。
お金を稼ぐことも大切ですが、それが目的になっていたんです。
今はすっかり変わりました。
失敗したことのない人間というのは、挑戦をしたことのない人間である。
挑戦すれば、失敗することもあります。それを避けるか避けないか。
言うは易しで、挑戦するには勇気が必要です。その勇気がいつでもどこでも出るかというと、それは分かりません。
私はコーチとして、その勇気を出すお手伝いも出来たらと思っています。
一人で挑戦できる人であっても、伴走者がいるかいないかで、方向性を見失わなくてすむこともありますからね。
重要なのは、疑問を持ち続けること。知的好奇心は、それ自体に存在意義があるものだ。
好奇心があるかないか。疑問に思うか思わないか。
それ自体に存在意義があるというのは、興味深いです。
好奇心を持って、そこから探求することも大事だけど、まずは好奇心を持つだけでも、意義があることなんですね。
弱点は、いずれキャラクターになる。
弱点がキャラクター。
確かに個性とも言えますね。
弱点は弱点として認める。それを伝える。それは素直なことです。
素直な人とは信頼関係を築きやすい気がします。
弱い部分があっても、苦手な部分があってもいいんだなと、あらためて思いました。
何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない
アインシュタインの名言には、自信を持てる名言、モチベーション、やる気が上がる名言、生きていく上で勇気を与えてくれる名言など、多くの言葉を残しています。
その中でも「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」という言葉は、行動し続けてきたアインシュタインならではの言葉だと感じます。
言うことはたやすいけど、実際にそれを経験する人はそう多くなかったりします。
「失敗したことのない人間というのは、挑戦をしたことのない人間である」とも言うように、とにかく経験、挑戦することの大切さを言葉にされています。
私は研究者ではありませんが、経験をしないでただ、本で学んだだけの言葉は、すごく軽いなと感じることがよくあります。
やはり、経験している人の言葉は重いです。
私はコーチやカウンセラーとして活動していますが、私の考え方の元になっているのは、本で読んだことよりも、長年のボランティアでの経験の中で、知ったこと、気づいたことです。
コミュニケーションは本からでも学ぶことは出来ます。
質問力、話す力、聞く力もそうです。
ネットで検索すればいくらでも出てきますし、書籍からでも学べます。
私の知り合いが「褒めること」を学んでいますが、確かに「スキル」としての「褒める方法」はその人の言ってる通りだと思うこともありますが、やはり本で学んだ褒め方というのは、心がこもっていないと感じることもよくありました。
褒め方やコミュニケーションについて何も学んでいなくても、親身になって話を聞いてくれる人もいます。
やはり、スキル的なことよりも、その人の人生の中での経験はもっと大事なのではないでしょうか。
知ってことをそのまま頭に入れておくのではなく、実践してみることを意識したいところです。
私は本で心理学や行動経済学やコミュニケーションについても学びましたが、実際に使ってみると、思うようにいかないことも多々ありました。
むしろ、教科書通りにはいかないことのほうが多い気がします。
それでも、上手くいかないコミュニケーションの中で、学ぶことが多いと思います。
コーチングもコミュ力おばけの学校も自信を持てるきっかけに
自信を持てると、性格も変わることでしょう。
特に、人見知りやあがり症は、どこか自信のなさが影響していたりもします。
初対面で何を話していいか分からない、会話に自信がない。となると、人見知りすることも多いのではないでしょうか。
人前で話す時に、場慣れして、話すことに自信があれば、あがり症も克服できるかもしれません。
私がコーチとして実施しているコーチングでは、指導ではなく、対話の中で、ゴールに向かうお手伝いをさせていただいております。
その中で、自信を持っていただけるようになることもあります。
自分一人で出来ないことでも、コーチと一緒でしたら継続できることもあります。
まずは体験セッションから、不定期ではありますが、メルマガ読書様限定で、無料の勉強会も開催しておりますので、ぜひ一度参加してみて下さい。
最後に関連リンクをいくつかご紹介しておきます。
アドラーも同じように、失敗の大切さを語っています。
とにかくやってみることが大事なんです。ただ、なぜ失敗を恐れてしまうのかは考えておくべきでしょう。
本当は挑戦したいけど、そこにブレーキをかける原因があるかもしれません。その原因がはっきりしているなら、それを取り除くほうが先決かもしれません。
性格を変えることは可能です。
そのためには、口癖を行動を変えることをおすすめしています。
変わるためには、いつもと違うことをしたり、いつもと違う環境に身を置いたりする必要も出てきます。それがしんどくなるかもしれません。
それでも、動かないことには、変わらないんです。
口癖を変えるひとつの方法です。
ボイスレコーダーを使う方法です。
アドラーでもアインシュタンでも名言をたまに見えると、いい言葉だなと思うんです。でも、10分もしたら、その名言のことは忘れてたりするんです。結局は何も変わらないんです。
ですので、「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」という言葉を、自分の声でボイスレコーダーやスマホに録音しておいて、毎日聴きながら、声にするんです。
それを1週間を続けていたら、間違いなく、口癖になることでしょう。
そこから次第に、自分で経験するために何が出来るかを考えるようになると思います。
人はそう簡単に変わりません。変わるには、まず口癖を変えることが大切です。
本日は以上です。
コミュ力コーチ、ハラサトシでした。