「人前で緊張しなくなる方法はありますか?」あがり症克服イコール緊張ゼロではない

「人前で緊張しなくなる方法はありますか?」あがり症克服イコール緊張ゼロではない

お悩み相談に回答します。

匿名希望さんからです。

人前で緊張しなくなる方法はありますか?あがり症で、人前に出ると声が震えるのは当たり前で、人前に出ると考えただけでストレスです。

執筆はコーチ未知賢人です。

あがり症克服は緊張ゼロの状態ではない

「人前で緊張しなくなる方法はありますか?」

その質問に対する回答としては、「ありません」となります。

なぜかというと、僕の考えでは「あがり症克服=人前で緊張しない状態」とは考えていないからです。

つまり、あがり症じゃなくても、人前はやっぱり緊張はするものだと思っています。

もし、あなたが「あがり症を克服できたら、人前では緊張しなくなる」と思っているなら、その考えはおすすめしません。

まずはそこを解説していきます。

緊張するのはなぜ?非日常で緊張は自然な反応

人が緊張するのはなぜでしょうか?

個人差はありますが、人前での緊張でいうと「どう見られているか気になる」ということもありそうです。

周りからの評価が気になりすぎてしまい、「失敗したらどうしよう」とか「噛んでしまったらどうしよう」とか「頭が真っ白になってしまったらどうしよう」とか「緊張してると思われたらどうしよう」といった感じで「どうしよう?」が頭を埋めていき、緊張が加速するケースもあります。

人前に出ると、交感神経と副交感神経のバランスが、交感神経が優位になり、体のあちこちに症状として出てきます。

声が震える、足が震える、顔が赤くなる、汗が吹き出てくる、心臓がバクバク言うなどですね。

緊張するのは、自然な反応なんです。

ですので、あがり症でなくても、人前にでると緊張するものだと僕は思っています。

(もし、人前でもどんな場面でも絶対に緊張しないという人がいたら興味深いですが、僕はまだお会いしたことがないです。)

スピーチの達人と思っていた知り合いも緊張していた

僕の知り合いのKさんは、スピーチに達人です。

僕からすると憧れの人です。

何百人の前でも、見事にスピーチをされます。

時には微笑みながら、時には冗談を言いながら、おどけながら、場面に応じて言葉を使い分けます。

ある日、そのKさんに聞いたんです。

「なぜあんなにスピーチ上手いんですか?緊張しないんですか?」

Kさんは言いました。

「めちゃくちゃ緊張してますよ~!」

そうです、Kさんは緊張してたんです。

周りから見ても分かりませんでしたが、緊張してたんです。

そこで僕は思ったんです。

あがり症じゃない人でも緊張はするんだ、ということです。

ただ、そのKさんは、緊張はするけど苦痛ではないそうなんです。

人前で話すことにストレスを感じるわけではないそうなんです。

つまりこういうことです。

  • 人前でのスピーチは緊張する
  • でもスピーチが苦痛ではない

ということです。

あがり症克服の目指すところを「緊張しない」としないほうがいい理由はここになります。

もう少し解説します。

あがり症克服イコール緊張ゼロを目指すと余計に緊張する

人前で緊張しなくなる方法はありますか?

というご相談でしたが、僕としては、緊張とは上手く付き合うほうがいいですよ、ということをお伝えしたいです。

緊張しないことを目指しても、きっと緊張はなくなりません。

「緊張してはいけない」、「緊張しなくなることがあがり症克服だ」と決めていると、毎回人前で緊張すると、さらにストレスが生まれると思います。

僕からの提案はこれです。

  • 人前で緊張しなくなる方法はない、と受け入れる
  • 人前で緊張はするけど苦痛を感じないことを目指す

これでどうでしょうか?

今の僕もそうです。

あがり症ではなくなりましたが、人前で話すとなると、やっぱり緊張はします。でも苦痛ではありません。むしろ楽しいです。

僕はいつもコーチングでお伝えしているのが「目標を決めましょう」ということです。

どうなりたいのか?

このページも参考にしてみて下さい。

「どう見られているか気にしないようにしましょう」という意識を変える方法ではなく、行動を変えることが大事ですよ、というお話です。

あがり症克服に向けたトレーニングとしては、こちらがおすすめです。

回答は以上です。

以下、僕の考えを少しお話します。

人前で緊張しなくなる方法ではなく、いかに非日常を減らすか

緊張をする時はどんな時でしょうか?

僕はよく「非日常」や「特別な場面」という言葉を使います。

不安な時に緊張を和らげる方法はネットにたくさん出ています。

深呼吸やストレッチもいいと思います。

僕のおすすめは、そういった方法を、普段から使っておくことです。

つまり、人前に出る前に、深呼吸やストレッチをするのではなく、「深呼吸やストレッチをすると、緊張を和らげる」という経験を常にしておくということです。

これはあがり症だけでなく人見知りでもそうです。

僕は、初対面で人見知りしない人ですが、だからといって、緊張しないわけではありませんし、誰とでも会話が続くわけでもありません。

それも受け入れているので、誰との初対面でも苦痛を感じません。

好きな人、異性(男性、女性)だと緊張して話せないという人は、異性と話すことが特別な場面だからということもあると思います。

出来ることなら、異性と話す場面を少しずつでも作れたら緊張もましになると思います。

今はオンラインの会もたくさんありますので、異性と話す機会を作ることも可能です。

いずれにしても、「緊張を完全になくそう、緊張してはいけない」と思う必要はありませんし、それを目指すと、余計にストレスになりかねません。

こちらで本読みで声が震える対策5選を紹介していますが、本読みだけでなく、声が震える症状が出る方は試してみていただけたらと思います。

良かったら参考にして下さい。

以上となります。

人間関係コーチ、未知賢人でした。

その他の人間関係の悩みにもお答えしています。