人見知りしない人になりたいですか?
そうであれば、まずこの記事を読んで下さい。
私はまず人見知りをしません。
相手が何歳でも。
相手が女性でも男性でも。
相手がどんな役職の人でも。
相手が誰であっても人見知りをしません。
絶対とは言えませんが、まずしません。
1)では、私は、初対面でも「誰とでも仲良くなれるのか?」というとそんなことはありません。仲良くなれないことはいくらでもあります。
2)では、私は、初対面でも「誰とでも盛り上がる会話が出来るのか?会話が続くのか?」というとそんなこともありません。会話が途切れることなんていくらでもあります。
3)では、私は、初対面でも「誰が相手でも緊張しないのか?」というと、そんなこともありません。相手によっては緊張します。
人見知りしない人の本当3選とは、この3つのことです。
おや?と思うかも知れませんが、まず、私が考える人見知りの定義をしておきます。
この定義はあくまで私の定義です。
つまり、こういうことです。
もしかしたら皆さんの中には、「人見知りしない人とは、誰とでも初対面で仲良くなれる人、会話が続く人、緊張しない人」と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、私の考えはそうではありません。
人見知りでお悩みの方の参考になると思いますので、ぜひ、最後までご覧下さい。
では、本題です。
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人見知りの原因「どう思われるだろう?」

人見知りの原因「どう思われるだろう?」
私は、初対面の人と楽しい会話ができるよう、色々な試行錯誤をしてきました。
そしてこれからも試行錯誤を続けますが、それでも相手の方がどう反応するかは分からないと思っています。
元から私はそういう考えだったわけではありません。
学生時代は、人と目を合わせて話すことも出来ませんでした。
社会人になってから、人間関係が主な原因で6回も転職をしました。
独立し、一人で自宅で仕事を始めてから、余計に人が苦手になっていき、人見知りも激しくなりました。
その頃は、とにかく「どう思われるだろう?」という思いが常にありました。
これを言ったらどう思われるだろう?これをやったらどういう気持ちになるだろう?
相手の反応に過敏になりすぎていたのは分かっていましたが、それをやめることは出来ませんでした。
その後、ボランティア活動に関わることになったのですが、そこから人見知りは大きく改善されていき、今では、人見知りしないところまできました。
「どう思われるだろう?」という思いから、「色んな人がいるから、どう思われるかは私には分からない、相手がどう反応するかは分からない」と思うようになったからだと思います。
ではです。
私は「どう思われるか気にするのをやめよう」と思ってやめたわけではないんです。
では、なぜ、そう思えるようになったか?
初対面で会話が続かない経験で分かったこと

初対面で会話が続かない経験で分かったこと
それは、「初対面で上手くいかなかった経験」だと思います。
私が自宅で仕事を始めた頃。
毎日毎日、朝起きて仕事をして、子供を保育園に送っていき、また家に帰り仕事をして。
それが平日の1日でした。休日は家族と買い物にいくくらいで、誰かと会う事もありませんでした。
つまり、家族以外の人と会う事はほぼゼロだったんです。
それが、ボランティア活動を始めてから、否が応でも新しい出会いがあります。
初対面の出会いがあります。
その中で楽しい会話ができたこともあれば、攻撃的な人から嫌なこと、傷つくこと、腹の立つことを言われたりも、たくさんありました。
さて。
私が誰とも話さなかった頃と比べると、ボランティアの活動を始めてから人と会う人数は何倍にもなりました。
その中で分かったことは、
- いくらこちらがあれこれ考えて質問しても、答える気がない人、全然答えてくれない人がいます
- いくらこちらが話を聞きたいと思っても、話をしてくれない人もいます
- いくらこちらが話したいと思っても、聞く耳を持ってくれない人がいます
皆さん、意地悪しているわけではなく、もしかしたら、「今は、誰とも話をしたくないタイミング」だったのかもしれません。
皆さんはどうでしょうか?
いつでもどこでも誰とでも、雑談をしたいですか?
少なくとも私はそうではありません。
電車の中だったら、一人でゆっくり小説を読みたい時もあります。
家にいる時でも話をするよりゆっくり映画をみたいタイミングもあります。
会社員時代を振り返ってみても、仕事終わりにみんなで飲みに行ってお話ししたいと思う日もあれば、早く帰ってすぐに寝たい日もありました。
これは初対面の人が相手でも同じです。
雑談をしたくないタイミングの人はいます。
相手により、話したい話したくない、という感情が揺れることもあると思います。
つまり、私にはどうにもできないことが山ほどある、ということが分かったんです。
私は、そう思っているので、初対面の人と仲良くなれなくても、会話が続かなくても、気にならないんです。
- 初対面で何か話さないといけない、会話を続けないといけない
- 初対面で好印象を持たれないといけない
そういう気持ちが強すぎると、初対面の人と会うのが苦痛に感じるようになり、人見知りしてしまう可能性が高くなりそうです。
とはいえ。
- 初対面で会話が続かなくてもいいや、と思いましょう
- 初対面で好印象を持たれなくてもいいや、と思いましょう
と言いたいわけではないんです。
どうすれば会話が続くだろう、どうすれば好印象を持ってもらえるだろう。
それを考えて、試行錯誤することは、とても素敵なことだと思うんです。
ただ、いくら頑張っても試行錯誤しても、相手がどう反応するかは分かりませんし、会話が続かないかもしれないし、好印象を持ってもらえないかもしれない、ということを受け入れておくことが大事だなと思うんです。
つまりこういうことです。2つ挙げます。
- 初対面が楽しくなるための試行錯誤はしつつ
- 相手がどう反応するかは分からない、ということを受け入れておく
この同時進行が大事だと思うんです。
一つ目の試行錯誤で、会話力に自信をつけつつ、二つ目で自分ではどうにも出来ないことを受け入れる
とういことです。
初対面でも絶対会話が続く方法、誰とでも雑談で盛り上がる方法、ありません
大切なことなので、言い方を変えてもう一度書いておきます。
- 初対面でも絶対会話が続く方法はありません
- 誰とでも雑談で盛り上がる方法もありません
時々、そこを勘違いされて、ご自身を過小評価されている方がいます。
- 初対面で会話が続かないのは自分の力がないからだ
- 雑談で盛り上がらないのは自分の話しのネタがないからだ
まず、この思い込みを捨てて下さい。
そして、先ほど言いました、「相手がどう反応するかは分からない」ということを受け入れて下さい。
人見知りしない人の本当3選 まとめ
- 私は人見知りしない人ですが「仲良くなれないことはいくらでもあります」
- 私は人見知りしない人ですが「会話が途切れることなんていくらでもあります」
- 私は人見知りしない人ですが「相手によっては緊張します」
では、これを受け入れた上で、「一つ目の試行錯誤で、会話力に自信をつけつつ」という部分が必要になります。
「自分は人見知りだから」という思い込みのブロックをはずしたとしても、会話力がなければ、そもそも会話に自信を持つことも難しいことでしょう。
では、どうするかというと、いつもお伝えしている通り、3つのスキル「質問力、話す力、聞く力」を底上げしていくんです。
どれか一つではありません。3つともです。
詳しくは、後ほどご紹介する関連ページを読み進めて下さいね。
その前にQ&Aです。
人見知りしない人 Q&A
- 人見知りしない人になるために心がけておくことは?
- 人見知りという、大きな枠で自分を決め付けないほうがいいと思います。「私は人見知りだから」と思い続けていると、余計に初対面が億劫になります。人見知りは甘えとは思いませんが、自分で自分に暗示をかけるのはやめたほうがいい、ということです。受け入れる、という点については、もう一度言います。相手がどう反応するかは分からない、ということを受け入れておきましょう。
- 人見知りしない人が苦手、信用できないという人がいますが
- 人見知りしない人が苦手、信用できないという言葉は、ネットで見かけたことがあります。私は全く気にしていません。というのも、そもそも「人見知りしない人」の定義が人によって違うからです。人見知りしない人の定義を、誰にでも話しかけて、軽いノリで誰とでも付き合える人とするなら、苦手だと感じる人、合わないと感じる人もいることでしょう。結局は、言葉の定義なんて曖昧なものですから、気にする必要はないと思います。
- 人見知りしない人は恋愛でメリットありますか?
- 初対面でも緊張しすぎない人は、恋愛でもメリットはあると思います。気になる人がいた時に、自分から話しかけられるなら、話しが合うかどうか、価値観が合うかどうかなども、とりあえずは知ることが出来ます。人見知りしない人が恋愛で上手くいくかどうか、モテるかどうかは分かりませんが、人と話ができるきっかけが増えると思いますので、そういう意味ではメリットがあると思います。
人見知りしない人になるための関連ページ
3つのスキル「質問力、話す力、聞く力」を底上げしていくために、こちらのページも読んでみて下さい。
自分から話しかけられない原因2つ【話しかける人になる方法】
人見知りしない人は、自分から話しかけることに抵抗がほとんどない、という特徴があると思います。
では、どうすれば、自分から話しかけられる人になるかというと、対策としては、メンタル面とスキルの面です。
もう少しいうと、「口癖を変える」ことと、「行動を変える」ことです。
その2つの対策をしてくことが大切ですが、特に行動面に関しては、3つのスキルを積み重ねていくことがポイントです。
聞き上手は自分の話をしない?
誤解されることがありますが、聞き上手な人は、自分の話もします。
人見知りしない人を目指すには、特に心がけていただきたいのですが、聞き上手になれば相手が何でも話してくれるかというと、そんなことはありません。
大切なのは、安心感であり、安全感です。
「今、話していいんだな」、「この人なら、話していいんだな」と思ってもらえる安心で安全な空間を作りたいところです。
そのためには、自分のことを話して、「この人は、こういう人なんだな」ということを少しずつ知ってもらうことがポイントです。
得たいの知れない人は、やっぱり恐怖を感じて緊張することもあるはずです。
だからこそ、「私はこういうものです」という、身分を明かすイメージを持って、自分の話をすることが、結果的に話し安い雰囲気を作る「聞き上手」になれるということです。
初対面の会話が続かない~質問で異性との雑談の苦手克服
このブログの総合メインページです。
初対面で会話が続かないというお悩みがある方は、人見知りな方が多いです。
まだこちらのページをお読みでない方は、こちらから読み進めて下さい。
自分には関係ないと思うページもあるとは思いますが、気にせず読んでみて下さい。
初対面の会話に自信を持てるようになったら、人見知りのことも気にならなくなると思います。
最後にもう一度いいますが、初対面の会話で、誰とでも話が続くことはありません。
無言、沈黙、どんとこいです。
以上、コミュニケーションコーチ、未知賢人でした。