今日のテーマはこちら。
私が極度の人見知りだった頃、何をしたか。
まずは「人見知りになった原因」を知ろうとしました。
次に「人見知りな人の特徴」を知ろうとしました。
そして「人見知りしない方法」を知ろうとしました。
- 人見知りになった原因
- 人見知りな人の特徴
- 人見知りしない方法
僕のブログの中でも、何度もご紹介したと思います。
ただ、これを知ったところで、人見知りを克服することは出来ません。
克服するには「行動」を変えないといけません。
頭の中に知識を入れても、それが口癖なり行動に変化を起こさないと、現実は変わりません。
では本題です。
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目次
人見知りを克服するための考え方
まずは、人見知り克服に向けて、僕が考える「人見知り」というものについて書いていきます。
皆さんにとって「人見知りとは」どういう症状でしょうか。
つまり、人見知りの定義です。
実はこの定義が人によって違います。
少し一緒に考えて見てください。
僕が人見知りしない人になれたのは受け入れたから
極度の人見知りだった僕は、人見知りをしなくなりました。
僕の人見知りの定義は「人見知りとは、初対面で誰かと会う時に、緊張しすぎて精神的に苦痛を感じること」します。
人見知りはしませんが、初対面で、誰とでも仲良くなれるわけではありませんし、会話が続くわけではありませんし、緊張しないわけではありません。
逆に、会話が続かないことも仲良くなれないことも緊張することも受け入れたから、人見知りを克服できたとも言えます。
多くの人と接する中で、どうしても合わない人がいたり、タイミング的に相手の方が話をしたい感じではなかったり、僕に原因があったかもしれませんが、初対面のコミュニケーションの上手くいかなかったことは何度もあります。
それで分かったんです。受け入れることが大切だということを。
もしかしたら、皆さんの中には「人見知りしない人は、初対面で誰とでも上手くやれる人」と思っているもいるかもしれませんが、そんな人はいません。
誰にでも、「今は誰とも話したくない時間」ってあると思います。
それが初対面であってもです。
仕事がとにかく忙しい、家族でややこしいトラブルが発生しているなど、人にはゆっくり話せる状況ではないタイミングがあると思います。
そういうタイミングなら、初対面でも会話が弾まなくても不思議ではありません。
初対面で会話を続けないといけないなんてことはありませんし、好印象を持ってもらわないといけないわけではありません。
ただ、出来る限り初対面の人とも楽しく過ごせるように試行錯誤することは大切です。
それとあわせて、もし試行錯誤して頑張っても、相手がどういう反応を示すかは分からないということを受け入れる。
それが大事だと思います。
人見知りは甘え?社会人の大人でも甘えと思わない
人見知りは甘えなのか?という声もありますが、僕としては甘えではないと思っています。
人見知りするようになった原因は人それぞれですし、何らかの怖い体験をしてトラウマになって人見知りするようになった人もいるかもしれません。
それぞれの状況を知らずに「甘え」という言葉で片付けてしまうのはどうも腑に落ちません。
ただ、「私は人見知りなんで、といって、相手に気を使わせようとしている人」がいるとしたら、それは甘えだと思います。
初対面が苦手な人がそれを改善するのはとても大変なことです。
ですが、出来ないことはないと思います。
人見知り自体は甘えとは言いませんが、自分は人見知りだから労わってよという人がいたら、それは甘えだと思います。
極度の人見知りを克服した方法は行動を変えたから
初対面の人と会う時、緊張する人は多いでしょう。いえ、ほとんどの人は緊張することでしょう。
ただ、その緊張が楽しいものなのか、苦痛なものなのかは、人によると思います。
人見知りは自意識過剰とか、甘えとか、色んなことを言われたりしますが、私としては、やはり「自信のなさ」が大きな原因だと思います。
特にこういうものです。
「何を話せばいいんだろう?」
この不安、自信のなさを解消しないことには、人見知り克服は難しいと思います。
そのためには、行動を変えないといけません。
知識を得るだけでは、何も変わりません。
私が極度の人見知りを克服したのは、結果的に行動を変えたからです。
極度の人見知りを克服したいなら「思考」で止まらず「行動」へ
本やネットに出てる「人見知りしない方法」や「人見知り克服方法」というものは、こういうものが多いです。
- 相手に興味を持ちましょう
- 自意識過剰をやめましょう
- みんな人見知りだと思いましょう
- 会話は沈黙があっても当たり前と思いましょう
- 非言語も大切にしましょう
- 自信を持ちましょう
他にもいくらでもあります。
私は、コミュニケーションの本を読み漁っていた頃がありますが、こういう方法は、知識として終わることばかりでした。
つまり、行動は変わらないんです。
読んでるうちは、「これで人見知りは克服できる!」と思っているんですが、実際は何も変わらないということです。
先ほど挙げた方法は、どれも大切なんです。ただ、その思考の部分、心持ちを変えましょうという段階で終わってしまっては、何も変わりません。
具体的に、どう行動を変えるかが大切なんです。
「相手に興味を持つ」から「相手に質問する」
コミュニケーションにおいて「相手に興味を持つ」ことはとても大切です。
私が作る「コミュ力おばけの作り方」でも重要な心構えとして取り上げています。
ところが、「相手に興味を持ちましょう」と本に書かれてて、次の瞬間から相手に興味を持つようになることは、そう多くないと思います。
そんなに人の価値観や思考は簡単に変わりません。長年、考え方のクセがありますからね。
ではどうすればいいか?
「相手に興味を持つ」というのはマインドの部分です。
そこで終わらずに、行動に変えるんです。
「相手に興味を持っている人はどういう行動をとるだろう?」と考えてみてください。
相手に興味がある人は、相手のことを知りたいはずです。
となると、相手に「質問」をするはずなんです。
では何を質問するか?
それは質問力の話になってくるので、別のページに譲りますが、まとめるとこういうことです。
- 「相手に興味を持つ」という思考で終わるのではなく
- 「相手に興味を持つ人」は質問するという行動に繋げる
となります。
もう一つ例を挙げておきます。
「自意識過剰をやめましょう」ではどうでしょうか?
「自意識過剰ではない人はどこに意識が向いてるか?」
と考えると、意識は相手に向いてるんです。相手に意識を向けて、相手に興味を持つんです。
さっきと同じですね。
ということで、相手に「質問」するんです。
そもそも、「自意識過剰をやめよう」と思って、実際に自意識過剰じゃなくなった人を、私は見たことがありません。
「自意識過剰じゃない人はどういう行動とるかな?」と考えることがポイントなんです。
考え方を変えようとするのではなく、「あなたが理想とする人(これは私が今まとめているコミュ力おばけの作り方の最初のワークで決めます)はどう行動するだろう?」と考えて、その行動を真似するというイメージです。
極度の人見知りを克服した方法は「原因や特徴」を知ったからではなく行動を変えた
私が今まとめている「コミュ力おばけの作り方」は、私の経験が元になっている部分が多いです。
本やネットの情報を寄せ集めたものではありません。
その手の情報で多いのが、「こう考えましょう」とか「こう思いましょう」といった思考の部分です。
中には、「自分から挨拶しましょう」とか「大きな声で話しましょう」とか、行動を変えましょうという内容もありますが、寄せ集めた感じがします。
私が今まとめている内容を少しご紹介しておきます。
どう行動を変えるか?
それはワークとして3つに分かれます。
- 一人で出来るワーク
- 誰かを相手にした時のワーク
- 本番直前にするワーク
先ほどの「自分から挨拶しましょう」というのは、2番目の「誰かを相手にした時のワーク」になります。
その他の、1番目も3番目もワークとしてはとても大切です。
ですので、この3つに分けて、具体的に日々の行動に変えていくんです。
人見知りは原因や特徴を知ったところで、克服できるなんてことはありません。
行動を変えるんです。
Q&A:人見知りを克服した方法
- 人見知りを克服した方法も人それぞれ?
- 人見知りを克服した、治ったという人もいます。私もそうです。中学生、高校生、大学生の頃から酷かったですが、社会人になって仕事をするようになってからも、初対面の人への苦手意識はとても強かったです。特徴としては、酷いときは声が震えることもありましたし、目を合わせることも出来ませんでした。結果的に、私の場合はボランティア活動の中でたくさんの人と関わる中で、改善されていった感じです。その経験を元にテキストを販売したり、ワークショップ、カウンセリングを実施しております。人見知りって診断で簡単に分かるものではないと思いますので、まずはお話を聞かせていただくことからです。
人見知りを含め、コミュニケーション、人間関係にお悩みの方は、まずこちらのトップページから読んでてみてください。
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