コミュ力を上げるには、今ある苦手意識を克服する必要があります。
子供の頃から親に言われ続けてきたことか、大人になってから誰かに言われて傷ついた言葉か。
何が原因になっているか分かりませんが、人見知りであれ、あがり症であれ、コミュ障であれ、どこかに何らかの原因があったのでしょう。
よくそう言われています。
でも、実際は多くの人は変わりません。
「変わらないでいようとする癖」が潜在意識に組み込まれているからかもしれません。
今日は、私が考える潜在意識のことをお話しします。
こういう方はぜひ最後まで読んでいって下さいね。
- コミュニケーション力を上げたい
- 潜在意識を書き換える方法を知りたい
潜在意識を書き換えてコミュニケーション力を上げたい人に向けて書きました。
それではスタートです。
潜在意識とは?
意識全体の9割以上も占めるといわれるのが「潜在意識」です。残りの表面化している意識が「顕在意識」です。
過去の経験や体験などによって、蓄積された価値観が潜在意識です。
ものごとの捉え方は、潜在意識の影響もあると言われています。
コミュニケーション力を上げたいなら潜在意識を書き換える
潜在意識についての解説はここでの主題ではありませんので、詳しくはウィキペディアなどでお調べ下さい。
コミュニケーション力を上げたい。
でも、思うように行動出来ない。その原因が潜在意識にあるのではないか、という話しを聞きます。
私も思い当たることもあるのですが、同じように心あたりががある方もいるのではないでしょうか。
例えば、私は子供の頃から、激しい人見知りでしたが、なぜ人見知りだったかというと、こういう思い込みがあったんです。
- 何も話すことがない
- 自分から話しかけたら、相手は迷惑になるのではないかな
- 自分は話すのが下手だ
- 初対面の人と話しが弾んだことがない
とにかく初対面で誰かと会うことは「苦痛」だと感じてたんです。
だから、コミュニケーション力を上げるためのコツやノウハウを学ぶと同時に、苦手意識がある潜在意識を書き換えていく必要があるんです。
そうしないと、質問力を学び、どういう質問をすれば話しが弾むかが分かったとしても、潜在意識がブレーキをかけるんです。
- その質問して相手は嫌な気持ちにならないかな?
- 本当にその質問は適切なのか?
こういうネガティブなブレーキをはずしていくために、潜在意識を書き換えていくんです。
潜在意識を書き換える方法
ネットで調べれば「潜在意識の書き換え方」がいくらでも出てきます。
Youtubeの動画、書籍などもあわせると、ものすごいたくさんの方が「潜在意識の書き換え方」を提案してくれています。
方法は皆さんそれぞれですが、果たして、その方法を知った人は、自分の潜在意識を書き換えることに成功しているのでしょうか?
潜在意識を書き換える方法で上手くいかない!
自分の潜在意識を書き換えて、仕事で成功してる人、自信を持てるようになった人、対人関係が上手くいくようになった人。いくらでもいると思います。
逆に、上手くいかない人もいます。私の周りにもいます。
- 日々の悩みがある中で潜在意識を変えるのは難しい
- 言うのは簡単だけど実線するのが難しい
- 潜在意識を変えるのは分かるけどどうやればいいか分からない
- 一時的に意識は変わったけど、数日で元に戻った
こういう話も聞いたことがあります。
では、私が考える「潜在意識を書き換えることが難しい理由」を解説していきます。
新しい価値観や考え方を受け入れることは、大きな負担になります。
今まで当たり前にしてた行動を変えないといけないわけです。
頑張らないといけないことなんです。
それを「潜在意識を変えましょう」と言われても、「あ、そうですね、じゃあ変えます」と言って、簡単に変えれるものではないはずなんです。
コミュ力を上げる方法でよく言われるのが「人からどう思われているか気にするから、あがるし、緊張もするんです。どう思われてもいいと思いましょう」という言葉があります。
その言葉を聞いて「そうする!もうどう思われても気にしない!」って思える人はそういないと思います。
まして、その意識を続けることは至難の業です。
意識を変えるのは難しいのです。
ではどうすればいいのか?
潜在意識を書き換えるには繰り返すことが大切な理由
潜在意識を変える方法。
毎日毎日、それも1日の中でも何度も何度も繰り返すんです。
繰り返すことで、潜在意識を書き換えていくんです。
それが「口癖」なんです。
このコミュ力おばけの学校のブログの中で、何度も書いている言葉があります。
「口癖と行動を変える、そして繰り返す」
これは、潜在意識を変える方法でもあるんです。
でも、ここまででしたら、他の方がセミナーや書籍で話してることと、そう変わらないと思います。
私はコーチとして、この言葉をクライアントの方にお伝えする場合は、あわせてもう一つ大事なことをお伝えします。
それは、この2つです。
- 口癖は何にするか?
- どのように繰り返すか?
この2つを具体的に決めておかないと、継続することが難しくなります。
この2つの決め方は、人によって違います。
- コミュニケーションで悩んでいる人
- 新しい仕事を始めたいけど踏ん切りがつかない人
- 人への苦手意識が強くて人が怖い
- 何をしても続かないのを変えたい
- 引っ込み思案を変えたい
- 異性に奥手なのを変えたい
人によって、どういう口癖にするのがいいか、どのように繰り返すのがいいかが違うので、ここでは書きません。
また、先ほど、自分の口癖を見つけて書き換えましょう、というお話しもしましたが、その「今の口癖をどう変えるか」についても、決めておきたいところです。
興味のある方は、まずはコーチングの体験セッションから受けていただけたらと思います。
何度も言いますが、潜在意識を簡単に変えれるはずがありません。
逆に怖くないですか?潜在意識を簡単に変えれたら。
そんな簡単に変えれたら、また元に戻るのも簡単なはずですからね。
コーチングで大切な要素の一つに「継続性」というものがあります。私がコーチングを提供する理由の一つに、一度きりのセッションで、人は変わらないと思っているからです。
もちろん、自分一人で変われる人もいますが、第三者からのフィードバックを受けながらのほうがスピードが早いと思うからなんです。
本題は以上です。
潜在意識を変える方法は、セルフトークのページでもご紹介しましたので、参考にご覧下さい。
セルフイメージとは思い込みです。自分はこうであるという先入観です。
それがある限り、いくら、コミュニケーションについて学んでも、それを実践する時にブレーキがかかってしまいかねません。
話し方、聞き方、質問の仕方など、このブログでも書いていますが、その知識を活かすためにも、苦手意識を克服していったほうがいいでしょう。
そして、その克服は簡単ではありませんが、出来ないことはありません。時間がかかっても、口癖と行動を繰り返すんです。
口癖を変える方法の一つに、ボイスレコーダーを使う方法をご紹介しています。
毎日毎日、自分の言葉で繰り返すんです。聞くだけでなく、自分の言葉で発することがポイントです。
コミュ障を治すのは簡単ではありません。
それは、潜在意識の影響も大きいと思います。だからこそ、地道に変えていきましょう。というお話しです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コミュ力コーチ、ハラサトシでした。