質問攻めする心理2選とダメな理由2選「ならない方法1選」

質問攻めする心理2選とダメな理由2選「ならない方法1選」

なぜ質問攻めしてしまうのでしょうか?

一方的に質問ばかりしてしまうと、相手から嫌われたり、うざがられたりしかねません。

この記事を読むと、こういうことが分かります。

  • 質問攻めする人の心理
  • 質問攻めがダメな理由
  • 質問攻めにならない方法

こういう人におすすめです。

  • 初対面が苦手な人見知りな人
  • 異性についつい質問攻めしてしまう人
  • 質問力を鍛えたい人

コミュ力を上げるには、やはり質問力は欠かせません。

最後まで読んでいただき、ぜひ実践して下さい。

では説明します。

質問攻めをする心理2選

ついつい相手に質問攻めをしてしまう。

まずは、その人の心理について2つ挙げます。

もちろんこれ以外にもあると思いますが、僕が心当たりのある心理を2つに絞りました。

共通点探しのための「質問攻め」

会話の中で、相手を知りたい時に質問をします。

その目的は何でしょうか?

もちろん、相手のことを知りたいということもありますが、相手の情報を知ることで共通点を見つけようとすることもあると思います。

共通点が見つかると、会話が弾み仲良くなれることもあります。

逆に、共通点が全くない、価値観も違う、となると、話しもかみ合わない、楽しくないということもあります。

ですので、初対面では特に、「早く共通点を見つけたい」という心理が働くことがあると思います。

  • 「出身はどちらですか?」
  • 「休みの日は何をしていますか?」
  • 「学生時代はクラブやってましたか?」

決してこういう質問が悪いのではなく、「はい」か「いいえ」で答えることが出来るクローズドクエスチョンを繰り返してしまう。

自分との共通点が見つかればいいのですが、そう簡単には共通点が見つからないことも多いんです。

ですので、質問をして共通点がない、ではまた別の質問をする。

これが質問攻めをしてしまう心理の一つです。

沈黙を埋めるための「質問攻め」

初対面の会話が苦手で、人見知りしがちの人のご相談に多いのが「会話の沈黙」です。

会話が途切れたらどうしよう、という不安があり、初対面が苦手という人も少なくありません。

僕のその中の一人でした。

特に2人きりになった時に、沈黙が怖いんです。

そこで質問です。

質問で沈黙を埋める。でも会話が続かない。

そこでまた質問を続ける。

会話の沈黙が怖いから質問で埋めようとする心理。

それが二つ目です。

では次に、質問攻めがなぜダメなのか?

質問攻めがダメな理由2選

質問攻めがダメな理由を2つ挙げます。

質問が続くと疲れる

質問されると当然答える必要が出てきます。

自分が好きなことを自分が好きなように話すなら、気持ちは楽だと思います。

ところが、質問をされてそれに答えるとなると、考える必要が出てきます。

質問されて考えて答える、また質問されて考えて答える。

まるで面接を受けているようです。

答える時に、「これを言って大丈夫だろうか」とか「こういう回答で良いだろうか」といったことも考えるのって、結構疲れたりします。

質問が続くと疲れる。それが質問攻めがダメな理由一つ目です。

嫌な質問をされるかもという恐怖

自分が話したいこと、自分の関心があることについて質問されたら、答えやすいでしょうし、楽しい会話にもなりそうです。

ところが、自分が避けたい話題、コンプレックスに関する話題について質問されたらどうでしょうか。

きっと、心地よい会話にはならないことでしょう。

質問攻めをされていると、「もし、あのことについて質問されたら嫌だな」という恐怖が生まれることがあります。

嫌な質問をされるかもしれないという恐怖が生まれる。それが質問攻めがダメな理由二つ目です。

質問攻めがダメな理由として「質問され続けると答えるのに疲れてくる」、「嫌な質問をされるのではないかという恐怖が生まれる」という二つを挙げました。

では、質問攻めにならい方法を1つご紹介します。

質問攻めにならない方法1選

初対面であれば、質問は特に重要な役割を担います。

聞き上手になることも大切ですが、相手が話してくれないことには、聞き上手にもなりようがありません。

ですので、会話のきっかけとして質問をしたいところですが、下手をしたら質問攻めになってしまう。

であれば。

考えたいのは、「質問攻めにならずに、質問をする方法」です。

今回は1つご紹介します。

自分のことを話す(自己開示)

「質問攻めにならずに、質問をする方法」

それが「自分のことを話す」という方法です。

自己開示とも言いますが、そんな難しく考えなくて大丈夫です。

相手に聞きたいことがあったら、そのことについて自分のことも話しましょう。

例を挙げます。

僕は読書会という本が好きな方が集まる集いを主催したり、参加したりするのですが、そこで初対面の人と話すことも多いです。

その会が始まる前。沈黙の時間。

自分から他の参加者に話しかけるとしましょう。

「普段、どんなジャンルの本を読むんですか?」

という質問をするとします。

それに対する答えが「恋愛小説です」と返ってきた。

「例えばどういう作家さんですか?」

とまた質問をする。

これを続けると質問攻めになりかねません。

ですので。

「普段、どんなジャンルの本を読むんですか?」

という質問の前に、自分のことを話すんです。

「私は普段、推理小説とかコミュニケーション関連の実用書を読むことが多いんですが、どんなジャンルの本を読むんですか?」

相手に質問する内容について、先に自分のことを話すんです。

出来れば、この質問の前に、一言加えます。

  • 「今、話していいですか?」
  • 「一つ聞いていいですか?」

このどちらかです。

この言葉に対して、「いえ、今は話せません」と言われることは、僕の経験上ほぼありません。

私「一つ聞いていいですか?」

相手「あ、はい」

私「私は普段、推理小説とかお仕事小説とかコミュニケーション関連の実用書を読むことが多いんですが、どんなジャンルの本を読むんですか?」

こういう流れです。

これが質問攻めにならない方法です。

最初に、質問攻めをする心理として「共通点探しをしようとする」ということを挙げました。

自分が相手に質問をしてくことで、「自分が相手との共通点を見つける」可能性は高くなります。

ただ、自分のことを話すことで、「相手が自分との共通点を見つける」可能性も高くなります。

自分のことを話すことで、「一緒に共通点探しが出来る」という大きなメリットがあるんです。

先ほどの会話例に戻ります。

私「私は普段、推理小説とかお仕事小説とかコミュニケーション関連の実用書を読むことが多いんですが、どんなジャンルの本を読むんですか?」

もし、相手が、普段から推理小説を読む人だったら。

相手「あ、私も推理小説好きです。」

と、相手が共通点を見つけて教えてくれるかもしれません。

もし、私の読む本と同じでなかったとしても、全く相手の情報がない状態よりかは話しやすいはずです。

質問攻めの心理 まとめ

この記事のまとめでs。

質問攻めをする心理2選

  • 共通点探しのための「質問攻め」
  • 沈黙を埋めるための「質問攻め」

質問攻めがダメな理由2選

  • 質問が続くと疲れる
  • 嫌な質問をされるかもという恐怖

質問攻めにならない方法1選

  • 自分のことを話す(自己開示)

特に最後の「自分のことを話す」というのは、僕もよく使います。

「今、話していいですか?」「一つ聞いていいですか?」
プラス
「自分の話し」
プラス
「相手への質問」

この流れです。

自分のことを話すメリットとして

  • 質問攻めにならない
  • 一緒に共通点探しが出来る
  • 全く相手の情報がない状態よりかは話しやすい

自分のことを話すのはとても大切です。

ぜひ、参考にして下さい。

質問攻めの心理と対策 関連ページ

コミュニケーションの中で、質問によって会話が盛り上がることもありますし、新しい気付きのきっかけになることもあります。

質問ばかりではなく、自分のことも話しながら、盛り上がる会話が出来たらいいですね。

特に初対面では、お互いが相手のことを何も知らない状態ですから、不安なのはお互い様です。

自分のことを話すことで、相手の気持ちを楽にさせてあげることも出来ます。

ぜひ、質問力鍛えるために、こちらのページも読んでみて下さい。

初対面に強くなると、何かと気持ちが楽になります。

新入生として入学、新入社員や転職組として入社、新しい部活やサークル、趣味の集いなど、初対面で顔を合わす機会は、人生の中で少なくありません。

その時に、初対面を苦痛に感じるか、何とも感じないか、ワクワクするかで、ストレスにも影響が出ます。

もし、人見知りせずに、初対面でもワクワクできるようなりたいなら、いかに共通点を見つけるかは意識したほうがいいでしょう。

新しい職場が決まったら、実際に入社するまでの期間、ドキドキしたり、心配でストレスを感じることもあるでしょう。

そんな時の対策におすすめの記事です。

マッチングアプリでも、質問ばかりは避けましょう。

かといって、全く質問しないのもNGです。

最初のうちはお互いが探り探りな状態です。

質問力を身につけていくと、コミュニケーションに自信が生まれてくることでしょう。

日々の会話の中で、少しずつ、「自分の話をする、そして質問する」、やってみて下さい。