結論です。
こういう方におすすめです。
- ストレスを感じる時の対処法を知りたい
- ストレスを溜めない方法を知りたい
- ストレス発散、解消方法に取り組みたい
では本題です。
目次
ストレスの対策の必要性
僕がコーチとして、多くの方の目標達成へのお手伝いをさせていただく中で、ストレスは大きなテーマの一つと考えています。
「こうなりたい」という目標を持っている方でも、ストレスが原因となり、モチベーションのブレーキになることもあります。
ある日、やる気に満ち溢れていたのに、次にお話した時には、疲れ切って、やる気を失ってしまっている状態ということは、珍しくありません。
ですので、ストレス対策というのは、どんな人にとっても課題の一つだと思います。
僕はストレス対策には大きく2つの視点が必要だと感じています。
- ストレスを感じにくくするための習慣
- ストレスを感じた時に溜めないための習慣
時々、「ストレスは全くないんです」という人もいます。
恐らくですが、その方々は、ストレスが全く発生していないのではなく、こういうことなのかもしれません。
- ストレスを感じていない
- ストレスを感じても引きずらない
だから、その瞬間瞬間、「楽しい、ワクワク、幸せ」と感じているのかもしれません。
ストレスは必ずある
このページでは、ストレス解消、ストレス発散について書いていますが、僕の経験や本で学んだこと、知ったことを元にしている部分があります。
まず、こちらの本です。

キラーストレス 心と体をどう守るか (NHK出版新書)
2016年に放送された内容を出版化された一冊。
この本ではストレス対策として「運動と食事」「コーピング」「マインドフルネス」が挙げられていますが、その前に、ストレス対策としてこれは大事だなと思った一文があります。
引用します。
ストレスとは何かを改めて定義してみると、それは「変化」であるといえるだろう。
引用元:キラーストレス 心と体をどう守るか (NHK出版新書)
つまり良いとか悪いとか関係なく、変化あるところにストレスあり、ということなんです。
この一文が、僕には衝撃でした。
今までは、「嫌な事、辛いこと=ストレスの原因」と思っていましたが、そうではないということなんです。
変化があればストレスが生まれる。
それならば、ストレスが発生しない人はいない、ということですよね。
つまり、職場の先輩も後輩も、上司も部下も、学校の友達、家族。男性でも女性でも。恋人がいてもいなくても。お金を持っていても持っていなくても。どこに住んでいても。好きなことを仕事にしている人でも。
周りから見たら、ルックス、収入、仕事、家族、あらゆる面で羨ましいと思われるような人でも、ストレスを溜め込み病んでしまう人はいます。
誰にでもストレスは生まれる。
まずはそれを前提に、ストレス解消、ストレス発散について見ていきます。
ストレス解消、ストレス発散に繋がるものを掲載します
ストレス発散方法、解消方法は、僕が個人的に経験の中で思いついたものもありますし、本を読んで知った方法もあります。
本で読んだ方法については、引用元を掲載するとともに、必要に応じて一部を引用させていただくこともあります
また、書籍等で、「ストレス対策」と紹介されているものだけでなく、「幸せを感じる方法」や「自信をつける方法」など、結果的にストレスケアに役立つ情報であれば、それも掲載しています。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
ストレス発散・解消方法一覧
何かを楽しみにする~カレンダーに書く
(引用本:*1-幸福優位7つの法則(徳間書店))
楽しみにすることをカレンダーに書き込む。
- 楽しみに待っている時間が一番楽しい
- 想像や期待するだけでも脳の快楽中枢が活性化する
- 気持ちが晴れない時はその予定のことを考える
これ、逆もありますよね。
例えば、1ヵ月後に大勢の人の前でスピーチをしないといけない決まったら、それまでの1ヶ月間、ずっと緊張とストレスを感じ続けると思います。
そう考えると、カレンダーに楽しみなことを書き込むのも効果がありそうですね。
問題は、何を書くかです。そんなに将来に楽しみなことがあるのかということです。
そこは僕なりに考えました。どんな些細なことでもいいと思います。
- 好きな映画が公開される日
- 好きなミュージシャンの新譜が発売される日
- 好きなスポーツが開催される日
- 友達や恋人と会う日
- 好きな本が発売される日
どんなことでもいいので、そのことを考えると「楽しみ!」って思えることなら何でもいいんです。
それをカレンダーに書いて、見えるところに貼っておく。そして、毎日それを見る。
ストレスを感じるのは、目の前の出来事だけではありません。過去の嫌なことを思い出したり、不安な将来を想像するだけでも、ストレスが生まれます。
楽しみをカレンダーに書くことで、その発生を抑える効果はあると思います。
ストレス発散・解消方法の引用元(本)
このページでご紹介した本はこちらです。
*1:幸福優位7つの法則(徳間書店)

幸福優位7つの法則(徳間書店)
ポジティブ心理学といえば、まずはこの一冊です。ショーン・エイカー氏の書籍の中でも特におすすめです。
テーマとしては、幸福感ではありますが、この本に書かれていることを実践することで、ストレス解消、発散に繋がることはたくさんあると思います。