ということで今日のテーマです。
今日の話題はこちら。
- 初対面で話すことがないという悩みは多い
- 相手についての質問から会話を始めてみましょう
- 語呂で覚えるネタや話題はおすすめしません
- コミュ力おばけは質問力が高いです
話すことがないと思うと人見知りしたりしますよね?
初対面で話すことがない時、人見知りで何を話していいか分からない時のこと。
私はネタ帳や質問ノートを準備しておくことをおすすめしていますが、人によっては、会話のネタを定型のように覚えておきましょうという人もいます。
例えば「天気」ですね。
話すことがない時は、こういった、誰でも興味がありそうな話題を語呂として覚えておく方法もあります。
ただ、私はおすすめしていません。
今日はその理由と、私ならこうするという対策です。
前提として
- 初対面で人見知りしがちなのを克服したい
- 話すことがない今を変えたい
- 誰とでも雑談が出来るようになりたい
という方向けです。
目次
「ネタや話題を語呂で覚える」ってどういうのか?
営業職についた、初対面の人と誰かに会う、初デート。
いろんな場面で、会話を弾ませたいと思った時。何を話すか?
そんな悩みがある時に、語呂でネタや話題を頭に入れておきましょうという教えがあります。
どれくらいの種類があるかは分かりませんが、有名な3つをご紹介しておきます。
もう一度書きますが、私がおすすめする方法ではありませんが、こういう方法もあるんだなということで知っておいて損はないでしょう。
キドニタテカケシ衣食住
- キ:気候・季節・気温
- ド:道楽
- ニ:ニュース
- タ:旅
- テ:天気・転職
- カ:家庭
- ケ:景気・健康
- シ:趣味(仕事)
- 衣:衣料
- 食:食事
- 住:住居
これは有名ですね。営業職の方なんかは知ってる人も多いでしょうね。
テキドニセイリスベシ
- テ:テレビ
- キ:気候
- ド:道楽
- ニ:ニュース
- セ:生活
- イ:田舎
- リ:旅行
- ス:スター・スキャンダル
- ベ:勉強
- シ:仕事
こちらも話のきっかけに持っておくと、話題は作れるでしょうね。
たちつてとなかにはいれ
- た:食べ物
- ち:地域
- つ:通勤・通学
- て:天気
- と:富(景気)
- な:名前
- か:体
- に:ニュース
- は:はやり
- い:異性
- れ:レジャー
やっぱり天気って入っていますよね。
目的と場面によっては使えるかもしれない引き出し
3つの「ネタや話題作り」をご紹介しました。
聞いたことがあるものないもの、あったと思います。
さて、もう一度、このページで何を書いているかをまとめておきます。
- 初対面で人見知りしがちなのを克服したい
- 話すことがない今を変えたい
- 誰とでも雑談が出来るようになりたい
こういう方に向けて「ネタや話題づくり」になる方法としては、先ほどの3つは向いてないということです。
もちろん、きっかけにはなると思いますよ。
天気の話もそうですが、営業の仕事をしていて、咄嗟に何か言葉をかけないといけない時、「最近雨が多いですね~」とか「暑い日が続いてますね~」とか、そういう言葉をきっかけにするのはいいと思います。
ただ、今回、目標にしているのは、人見知りだったり、話すことがないといった悩みの方が対象です。
話すことがないし、人見知りするという人に対して、先ほどのような「ネタや話題の語呂」をおすすめしない理由は、会話が広がったり深まったりしないことが多いからです。
例えば、天気のネタ。
会話のきっかけには使えたとして、広がりますか?深まりますか?
相手が気象予報士だったり、お天気お姉さんなら別です。
そうでもない限り、天気の話でそう広がりも深まりもしないでしょう。
そうなると、全く関係ない話に進むことになります。
ニュースも3つともに入っています。
ニュースのネタでどう切り出しますか?
「昨日のニュース見ました?」ってそんな会話の入り方するとしたら、親しい仲の場合でしょう。
初対面ですからね、ニュースの話題はちょっと危険かもしれません。
「道楽・趣味」のようなものも3つともに入っていますが、いきなり「趣味は何ですか?お休みの日は何してますか?」って聞けますか?それも顔見知りないいかもしれませんけどね。
では、初対面の相手には何を話すのがいいか?
初対面で話すことがない!という悩みなら相手についての質問を学ぶ
さっきの3つのネタと話題の探し方。
それを否定する気はありません。それで上手くいってる人はいいでしょう。
ただ、「初対面で話すことがない!」と悩んでいる方、「人見知りを克服したい」と思っている方。
そういう方には、この方法をおすすめします。
「相手についての質問から始める」
ということです。
自分に興味を持ってもらっていると、嬉しく思う人は多いです。
まずは「相手への興味を共有する」ということが大切です。
「知識や情報を共有する」こともコミュニケーションでは大切ですが、初対面であれば、まずは「相手への興味を共有する」ことを考えてみましょう。
といっても、何を質問すればいいか分からない。という場合は、「5W1H」をクセづけてください。
「いつ、どこで、誰が、なぜ、何を、どのように」
この質問です。
具体的にどう質問するかは、別のページかメルマガにてご紹介しますが、少しだけ例を挙げてます。
大人になってから初対面で出会う場面。
では、就職して、勤務初日。新入社員が集合する場面でいきましょう。
あなたは、集合場所に早めに到着。3人がすでに来てるけど、誰も話はしていない。
誰かにこんな質問してみましょう。
- いつ:早くに着いたんですか?
- どこで:集合場所はここでいいんですよね?
- 誰が:今日は何人くらい集まるんでしょうか?
- なぜ:なぜこの会社を選んだんですか?
- 何を:今日って何するんですか?
- どのように:電車はどの路線ですか?
これで6つ質問があります。
ここから、話を深めたり広げたりするんです。
くれぐれも質問攻めにしないこと。先にか後にかは考えるとしても、自分のことも話しましょう。
それと「なぜ?」の質問は、早く出しすぎると、ちょっと怖いかもしれません。
こういった質問の順番や自分が話すタイミングは、場数を踏めば慣れてきます。
ただ、何も考えずに、初対面の人と多く会っても、ほとんど変わらないでしょうね。
きちんと、こういう質問力を身につけながら場数を踏むほうが、コミュ力向上には繋がります。
コミュ力おばけは質問力がずば抜けています。
皆さんに、もう一度質問します。
自分のことを質問されると、天気の話をされるの、どちらが嬉しいですか?楽しいですか?ワクワクしますか?
コミュ力おばけの質問力に関連するページ
コミュ力おばけの作り方の中では、特に「質問力」について力を入れています。
コミュニケーションで大切なのは聴く事も話す事もですが、やはり質問力は欲しいところです。
このブログ内で、質問力について特に知っておいて欲しいことが書かれているページをご紹介しておきます。ぜひ参考にしてみて下さい。
まずは、質問力を鍛える方法です。スクールや講座を受けなくても、自宅で一人でトレーニングすることは出来るのが質問力です。ノートはぜひ使いましょう。
初対面の人と話す時もそうですが、いかに相手に話をしてもらうか、相手の話を引き出すかはコミュ力向上のために、コミュ力おばけになるために、特に大事なポイントです。
雑談力のある人は、相手に気持ちよく話してもらうのが上手いですね。
会話が続かないのは時に苦痛ですよね。特に、その苦手意識があると、人見知りに繋がります。「私ならいくらでも会話を続けれる」くらいの自信がつけば、人見知り克服も近いです。
コミュ力おばけになるためには、やはり話題とネタは必要です。会話力、雑談力をあげるには、やはり継続してトレーニングをするのがコツです。本を読んでもコミュ力は上がりません。行動が必須です。
話すことがない悩みはこちらのページもおすすめです。
- 初対面で話すことがない対処法
- まずは質問力を鍛えることをおすすめします。1日に1回でもいいですから、誰かに質問する習慣をつけましょう。小さなことでもいいんです。とにかく、一つでもいいから自分から質問してみるんです。それを繰り返すが大切です。コミュ力なんてのは、1日で身につくものではありません。日々の生活の中で、どれだけ実践できるかが重要になってきます。初対面で話すことがないのであれば、きっかけを質問で作っていきましょう。
Q&A:初対面で話すことがない、会話が続かない時の対策
- 初対面の苦手意識はネタ不足も原因?
- 人見知りな方の不安は会話が続かないかもしれない、ネタがない、盛り上がる話題がない、そういったこともあるかもしれません。特に中学生や高校生の頃でしたら、ネタがそこまで多くないと、友達や異性と話すときに何を話していいか分からない、話の話題がないとき、困ってしまいがちだと思います。普段から、誰かに話そうと思いながら、映画を見たり、本を読んだりすることで、いざという時の話しの引き出しが違ってきます。私がおすすめするのは、ネタ一覧としてまとめるのもいいですが、それよりも、誰かに話す機会を常に持ち続けることです。友達と一緒になって、雑談の会を作るのもいいでしょうね。