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第一弾です。
そもそも、したい仕事が見つからない、何がしたいか分からない。だから見つけたい。それは目標であり通過点であるはずです。その先に何があるのか見つけることが先なんです。
私にとってゴールだと思っていた「独立する」ということは、本当は目標の一つであり通過点だったはずです。それをゴールだと思っていたから、そこで燃え尽きてしまって病んだんです。
こんな皆さんにおすすめです。
- 何の仕事をしたいか分からない
- 就職でも転職でもしたい仕事が見つからない
- やりたいことが分からない
- 何のために働いているのか分からない
- 目標の決め方が分からない
ぜひ最後まで読んでいって下さい。
こちらの動画版もぜひご視聴下さい。
目次
私がやりたい仕事を見つけることが出来たわけ
私自身、自分が本当にしたい仕事を見つけたのが、40代半ばです。
それまでは、20代の頃に6回ほど転職を繰り返し、30過ぎに会社を解雇されて独立。そして今に至ります。
好きな仕事で独立したわけではなく、当時勤めていた会社で、私が携わっていた仕事を引きついだんです。
元々独立することが夢だったので、夢は叶ったんです。
私が定めていた一つのゴールには辿り着いたんです。
でも実際は、独立はゴールではなかったんです。一つの目標という通過点に過ぎなかったんです。
それが分かったのはずっと後のことでした。
独立してから3年ほど経った頃から、うつ状態が始まり、数年間、無気力な状態が続きました。
長い期間そのような状態が続き、その後やりたい仕事を見つけましたが、私がやりたい仕事を見つけたのは、何らかの方法を使ったわけではありません。
色々な知識を得たり、ボランティア活動をする中で、紆余曲折ありながら見つかったんです。
私がやりたい仕事を見つけることが出来たわけ。
それは、何か一つのきっかけがあったからではありません。
ただ、一つだけ心当たりがあるんです。
やりたい仕事が見つかったきっかけと思えること、それが「対話」です。
この対話がなかったら、自分がやりたい仕事は見つからなかったと思います。
どんな対話をしていたか?の前に、私が自分の適職や天職を見つけるためにやってみたことを、先にご紹介します。
自分の適職&天職探しをして気付いたこと
自分は何の仕事をしたいのか?何が向いているのか?
そんなモヤモヤした状態が続いていた頃、「天職探しのセミナー」を受講しました。
内容ははっきりと覚えていないんですが、目的は「あなたの天職見つけます」みたいな内容でした。
- やりたいこと
- 得意なこと(自分が提供できること)
- 世の中で必要とされていること
確か、こういう3つのこと(少し違う3つだった気もしますが、だいたいこういう内容です)を書き出して、その3つに共通することが、「あなたの天職です」みたいな内容でした。
結果的には、私には天職が見つかりませんでした。
1回だけ参加しただけですので、何度も受講すれば見つかったのかもしれません。
それ以外にも、ストレングスファインダーのような本も何冊か読んでみて、「自分の強みは何だろう?」と自己分析してみたりもしましたが、それもよく分かりませんでした。
- 天職セミナーを受けても天職が見つからない
- 自分の強みを発見できそうな本を読んでも自分の強みが分からない
もしかしたら、世の中にある「やりたい仕事の見つけ方、自分に向いた仕事の見つけ方」といったセミナーやワークで、自分にやりたかった仕事が見つかった人はいるのかもしれません。
でも私には無理でした。
何がしたいかわからない私が対話で得たもの
1対1のコミュニケーションにおいて、質問、傾聴、承認、フィードバックといった関わりの中で、相手の方の目標に近づくためのサポートをするのがコーチです。
コーチングの定義は人によって違いますので、ここでは詳しくは触れません。
やりたい仕事が見つかったきっかけは「対話」
先ほどそう書きました。
誰とどんな「対話」をしたのか?
本当にたくさんの方と対話をしました。私がコーチになりたいと思ったきっかけの対話としては、こういう内容です。
その中で、コーチになりたいと強く思うようになっていったんです。
私が考える目標設定と自己分析のワナ
そもそもです。
- やりたい仕事を見つけること
- 自分が向いている天職を見つけること
- 自分の強みを見つけること
こういったことを探すことや考えること、自己分析をして自分を見つけようとすることは、目標設定として有効なのかどうかということです。
目標とは、ゴールに向かう途中の通過点に過ぎません。
私の場合は、「独立して稼ぐこと」を目標兼ゴールにしてしまっていたので、それを達成できた時に、無力感に陥っていきました。
- もし、やりたい仕事が見つかったとしても
- もし、自分が向いてる天職が見つかったとしても
- もし、自分の強みが見つかったとしても
それは通過点であり、大切なのはそこからです。
もし、自分のやりたい仕事が見つかったとして、その仕事に就けるかは別の話し
もし、自分が向いてる天職が見つかったとして、その仕事に天職できるかは別の話し
もし、自分の強みが見つかったとして、その強みを活かせるかは別の話し
「私が考える目標設定と自己分析のワナ」
それは、途中のチェックポイントである「目標」を見つけることをゴールとしてしまうこと。
つまり、「どうありたいか?どういう生活を送りたいか?どう人と関わりたいか?」といった目的を決めること、「その目的を達成するために、どんなゴールを設定するか?」といったことを決める必要があります。
例えばです。
目的:自分が辛かった時にいてくれたら良かったのにと思えるような、今迷っている人に寄り添える人になる(生きがい)
ゴール:人と関わる仕事をしている(状態)
・目標:自分がやりたい仕事を見つける(通過点)
・目標:発信力をつける(通過点)
・目標:協力者を見つける(通過点)
それぞれ、本当はもっと具体的に決めます、目標はもっと設定しても構いません。
もし、目標を達成できても、ゴールに辿り着くには、他の目標もクリアしないといけません。
「自分がやりたい仕事はコーチだ」
そう決まったとして、
- どうやって稼ぐのか?
- どうやって仕事にするのか?
- 誰にサポートしてもらうのか?
やりたい仕事を実際に仕事にするための方法が必要なんです。
何がしたいかわからない時はワークやツールではなく「対話と経験」で見つける
何の仕事をしたいか分からない。
そんな時は、ネットで検索してみることもあるでしょう。
- 本や動画やセミナーで自分探しや適職診断を受ける
- やりたいことをひたすら書き出す
- 自分が今までしてきて楽しかったことを考える
- 世の中にどんな仕事があるか調べ倒す
- 自分が必要とされる仕事を探す
- やりたくない仕事を書き出す
- 自分の夢や希望を書き出す
- 今まで上手くいった体験を思い出す
方法はネットだけでもいくらでも出てきます。
もし、診断した結果「あなたの適職、天職は、アナウンサーです」と出たとします。
問題はそこからです。
どうやって「アナウンサーになる」というゴールに辿り着きますか?
その方法は誰かが教えてくれますか?
第一回目はここまでです。
まとめます。
- 私のやりたい仕事が見つかったきっかけは「対話」
- 私が考える目標設定と自己分析のワナは「やりたい仕事で稼げるかは別」ということ
次回は「対話と経験で、目的、ゴール、目標を決める方法」です。
やりたい仕事、なりたい自分、自分の強みを探しながら、同時に目的やゴールや目標を明確にしていきましょう、というお話しです。
第二回の更新も読んでいただけると嬉しいです。
本日は以上です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
- 何がしたいかわからない(仕事/就職/転職)
- これは多くの方が抱える課題だと思います。自分のことを知りたい、自分の強みを知りたいと、やりたい仕事を見つけたいと思った時に、自分分析ツール、講座、セミナー等を使うこともあるかもしれません。もちろん、それがきっかけで人生が変わることもあると思いますが。私にはそれは無理でしたので、「すぐに見つかりますよ」とは言えません。また、仮に見つかったとしても、それで実際に仕事として食べていけるかは別の話しです。今回から、数回に分けて、私が考える、適職、天職を見つける方法、自分の強みを見つける方法を書いていきます。結論としては、「対話と経験」がものを言うと思っています。