今日のテーマ。
性格が変わらないなんてことはないですよね。
子供の時から高齢になるまで、全く性格が変わってない人は見たことありません。
でもそれは自然と性格が変わったケースです。
今日のテーマは「性格を変える」ということです。
なりたい自分になる方法とも言えます。
性格を変えるには、口癖と行動を変えること。目に見えるものを変えること。とにかく変えることが大切です。
こんな方におすすめです。
- 自分の性格を変えたい
- 自分に納得できない部分がある
- あんな人みたいな性格になれたらと思うことがある
- おとなしい性格を変えたい
それではスタートです。
目次
性格とは簡単に言うと?
グーグル日本語辞書(Oxford Languages)によるとこう書かれています。
先天的な気質と後天的な影響とによる、その人の感情・意志などの傾向。
すごく分かりやすいですね。
つまり、後天的な影響もあるということです。人生の中で、色々な人や環境などによって性格は変わります。
生まれてから死ぬまで、性格が変わらなかった人はいません。
では、性格を変えることが出来るのか?
それも、自分がなりたいような性格になれるのか?
問題はそこですよね。
ただ「そのためにはしないといけないこともある」とも思っています。
ではみていきましょう。
性格を変える方法ってそんな簡単?
本やネットで「性格を変える方法」を調べてみると分かりますが、こんなことも書かれています。
- すぐに性格を変える方法
- 明日から性格を変える方法
- 簡単に性格を変える方法
とっても簡単にできそうなことが書かれていますが、私はそうは思いません。
そんな簡単に性格が変わったら怖くないですか?
そんな簡単に性格が変わったら、元に戻るのも簡単だと思うんです。
もちろん、時間をかければいいということではありませんが、今一度、自分を見つめなおして、どういう点をどういうふうに変えたいのか、具体的に決めていくことをおすすめします。
性格を変えたい?具体手にどう変わりたい?
性格というと、かなり漠然としています。
性格を変えるとしっても、具体的に何をどう変えたいのか?
「おとなしい性格を変えたい」
だから、
「もっと明るく活発な性格になりたい」
と思っている人がいたとします。
「おとなしい性格⇒明るく活発な性格」
ここでポイントなるのが、曖昧さです。
- おとなしい性格というのは具体的にどういう行動や傾向か?
- そもそも常におとなしい性格なのか相手や場所によるのか?
- 明るく活発な性格とは具体的にどういう行動や傾向なのか?
- あなたにとって明るく活発な性格な人とは誰なのか?
ここを避けて、ただ単に性格を変えたい、明るくなりたいと思っても、ゴールが曖昧になってしまいます。
ゴールが曖昧になるということは、その通過点である目標も曖昧になります。
目標が曖昧になると、どう行動していいかが曖昧になります。
そうなってくると、行動に移しにくくなってしまうんです。
ここでおすすめの方法をお伝えします。
まずは、ノートに書き出しましょう。
今の自分の性格を細かく書き出しましょう。
性格診断のサイトや性格一覧のページなどを参考にしながら、自分の性格について分析してみましょう。
ビッグ・ファイブ理論でもエニアグラムでもエゴグラムでもいいですし、その他の性格診断ツールを使ってもいいので、まずは、自分なりに分析してみましょう。
性格診断に書かれていることを元に、自分でノートに書き出すことが重要です。
そして、「自分のどういう性格を、具体的にどういう人のようになりたいか」を決めていきます。
それが決まったら、次は行動です。
大切なのはここからです。
以前にこういう記事を書きました。
私は以前に、自分に向いてる仕事を知りたくて天職セミナーにも行ったことがありますし、自己分析をしたこともあります。
ところが、天職は見つかりませんでしたし、自分のこともよく分からずに何も変えることが出来ませんでした。
恐らく、診断することで満足してしまったんだと思います。
本来の目的はそこからです。
それを知った上で、どういう行動をとるかが大事なんです。
ではここから、性格を変える方法をみていきましょう。
性格を変える方法5選
「今の自分を受け入れましょう。」
「そのままでいいですよ。」
そんな、楽に生きましょうみたいなアドバイスもありますが、そうは言われてもやっぱり変わりたいと思うこともあるでしょう。
そのままでいいと思うのも自由ですし、何か性格を変えたいと思うのも自由ですからね。
まずは、私がおすすめする「性格を変える方法5選」をご紹介します。
口癖を変える
このブログで何度も書いていることです。
しつこいいようですが、「口癖」を変えることは本当に大切です。
口癖が性格を作るのか、性格が口癖を作るのか?
それは私には分かりません。
ただ、これは自信があるんですが、「ネガティブな口癖ばかりをつぶやいていると、本当にそういう性格になっていく」と思うんです。
自分の言葉を常に自分で聞いています。
私がうつ状態になっていた時期は、こういう口癖ばかりでした。
- どうせ仕事しても何も楽しいことはない
- 頑張ったところで何になるんだろう
- 何も楽しいことがないな
- この仕事をして一体何になるんだろう
こういう言葉を吐くたびに、また自分が嫌になる。その繰り返しでした。
この口癖を変えるんです。
何に変えるかというと、自分がなりたい人が使っている口癖に変えるんです。
明るくなりたいのであれば、その理想とする人はどんな口癖を使っているだろうと調べてみるんです。
なりたい理想の人物が知り合いなら、その人との会話の中で、どんな言葉を使っているか、よく聞いてみるんです。
その口癖を、自分でぶつぶつとつぶやくようにします。
セルフトークのこちらのページを参考にしてみて下さい。
なりたい人物像の写真を壁に貼る
なりたい人物像が決まっているなら、その人の写真を貼っておいて、いつでも見れるようにしておきましょう。
芸能人やタレントさんでも構いません。
もし、なりたい人物像がないなら、紙に絵を描いて、理想とする人物像の特徴を書き出しておきましょう。
とにかく、理想とする人を、いつでも見れるようにしておくんです。
スマホのホーム画面にしておいても構いません。
理想の人を見つけて真似る(モデリング)
なりたい性格が決まっていて、理想とする人がいるなら、その人を真似てみましょう。
- 自分からいつも話しかける
- 自分から挨拶する
- 自分の弱い部分も話してくれる
- 頷きながら話を聞いてくれる
- 自分に興味を持ってくれる
- オシャレで落ち着いた服装
- 年齢相応の髪型
- 持物がシンプル
- ピカピカの靴
- カバンはシック
- スマホケースはオレンジ色
その人の身なり、言動、習慣など、一つ一つ真似ていくんです。
まずはお手本となる人を見つけて、その人になりきってみましょう。
小さなプレッシャーがかかる環境に身を置く(新しい人と会う)
性格を変えるためには、少しでもいいのでプレッシャーがかかる環境に身を置くのもいいでしょう。
出来れば新しい人と出会うのがいいですね。
誰と接するかによって、自分の性格も変わってきますからね。
ここで、大切なのは、誰と会うかです。
もし、自分がもっと「ポジティブになりたい」と思っているなら、ポジティブな人と接するほうがいいでしょう。
もっと社交的になりたいのであれば、社交的な人と付き合うということです。
そして、新しい人と出会うとなると、どうしてもプレッシャーはかかります
そのプレッシャーが性格を変える原動力になるんです。
ジャーナリング(日記でもOK)
今の性格を客観的にみるためにも、ジャーナリングはおすすめです。
頭に浮かんだことを、ただひたすら書き出す。それがジャーナリングです。
書く瞑想とも言われており、ストレス解消にも役立ちます。
その他、自分の性格を客観的にみれたり、モヤモヤした頭をスッキリできたり、心配事や不安も整理できたりもします。
マインドフルネスと同じ効果もあるでしょう。
ジャーナリングのテーマは自由なんですが、性格を変えたいのであれば、テーマを「自分の性格や特徴」としてはどうでしょうか。
その日に合った出来事で、自分がとった行動について書いていくんです。
朝、会社で自分から挨拶が出来た。けど、ランチの時に自分から話しけることは出来なかった。
こんな文章でもいいんです。でも、これだけだと、自分が出来なかったことを書いてばかりで、ネガティブになってしまうかもしれません。
ですので、「自分の行動⇒こうしたかった」という書くのもいいでしょう。
あるいは「自分から話しかけることは出来なかったけど、話を聞く時は集中できた」という感じで、ネガティブのことにはポジティブなことも追加して書くとしてもいいでしょう。
まずは自分の頭の中の棚卸しを毎日してみましょう。
学生でも大人でもシニアでも性格は変えることができる
タイトルでそう書きましたが、それは間違いないでしょう。
もちろん、変わるためには、それだけの努力が必要です。
遺伝や気質などもあり、さらに生きてきた人生の中での様々な影響があって、今の性格があるわけです。
そこから、なりたい自分に変わるわけですから、簡単なはずありません。
大切なことは、行動です。
こんな人みたいになれたらいいなと、ぼんやりと毎日思っているだけでは変わりません。
引っ込み思案な性格を変えたいのであれば、どこかのタイミングで、思い切りが必要になります。
そんな時に大切なこと。
それは安全基地です。
「ここにいれば、自分は自信を持って行動できる」とか「この人がいるから、自分は思いきって挑戦できる」とか、何らかの後ろ盾があると強いです。
いえ、そういう「これこの人がいるから挑戦できる」という人を持っていないと、いざ、性格を変えようとしても、上手くいかない時に、大きく落ち込んでしまう危険性があります。
自分の性格を変えようと思う時は、自分の味方になってくれる人、応援してくれる人は誰か、書き出して見ましょう。
小さな一歩ずつでもいいので、なりたい自分をぜひ目指してみて下さい。
自己肯定感を高めることと自信をつけること
今の自分の性格を変えたい。
そう思うのは、今の自分に満足していないからでしょう。
もし、自己肯定感が低いと感じているなら、こういう記事も参考にしてみて下さい。
自分に自信がもてない人の特徴を挙げています。
自分に自信が持てないと、何もやる気がおきない状態になることもあります。
逆に、自分に自信が漲り、自己肯定感や自己効力感が高くなると、ポジテイブに自分を変えていこうと思えることでしょう。
心に余裕がない時は、人に優しくなれなかったりします。
性格は、1日の中でも変わります。
あまりにも辛い出来事があると、途端に卑屈になったり、後ろ向きになることもあるでしょう。誰にでもメンタルの波はあると思いますが、その揺れ幅が大きいと、疲れも増幅しがちです。
穏やかに幸せに過ごすためにも、まぶは自分の心に余裕を持てるようにしたいところですね。
ネガティブでマイナス思考な状態では、最高のパフォーマンスを出すことは無理でしょう。
自分なら出来る、という自己効力感を高めたいところです。
自分を変えたいと思ったら、とにかく、言語化してみましょう。
何をどう変えたいのか?それが曖昧だと、進む道が見えてきません。
性格を変えるためにも、まずは自分を知ることが大切です。
関連ページは以上です。
最後に、性格診断で自分を知ろうとすることは大切なことではありますが、自分では自分のことが分からないこともあります。
まずは、自分から相手の良い点を指摘してあげるのもいいでしょう。
いろんな人に対して長所をお伝えしていくと、今度は誰かがあたなの長所を教えてくれるかもしれませんよ。
そして、その長所が今後の人生で大きな役割を果たすこともあるでしょう。
就職や転職の時にも、自分の性格をきちんと分析できているかを問われることもあるでしょう。
今後の投稿の中で、「性格一覧」をご紹介する予定ですので、ぜひ参考にして下さい。
性格というと幅広いですが、言語化していくと色々と見えてくることもあります。
最近は、「ヤバイ」もそうですが、一つの言葉で、何種類もの意味を持つ言葉が増えていますよね。
この性格に関する言葉を頭に入れて、長所にも短所にも捉えられるようになると、話も上手くなりますし、自分の性格を分析する時にも役立ちますよ。
心配性と用心深い。主張が強いと積極的。理屈っぽいと理論的。神経質と几帳面。優柔不断と柔軟性。
このように、同じタイプの性格でも、言い方によって、良い目も悪い面もあります。
性格診断もいいですが、人の性格の分析をしてみると、はっと気づくこともあるでしょう。
以上です。
コミュ力コーチとしての活動としては、マンツーマンでの対話の中で、なりたい自分になるために、目標を決めて、そこに向かうサポートをしています。
人見知りやあがり症もそうですし、会社での対人関係の悩み、家族間での悩みなど、コミュニケーションの悩みをカウンセリングするのではなく、コーチングセッションの中で、自分自身を変えていくサポートをさせていただいております。
その他、コミュ力おばけの学校として、Youtubeの動画やこのブログにてコミュ力を上げる方法を解説したり、オンラインの会を開催しております。
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コミュ力コーチ、ハラサトシでした。