今回は、こういう人って好かれますよね、という内容です。
ただ、「あるある!」とか「分かる分かる!」とか「なるほどね!」といった感じで、腑に落ちてお終いではありません。
ぜひおすすめしたいのが、皆さんご自身で「好かれる人の性格10選」を作っていただくことです。
恐らく、100人の人に「10選」を選んでいただいたら、全員違う内容になるはずです。
誰が正解も不正解もなく、良い悪いもなく、価値観なんです。
まずは、自分で「10選」をつくり、では、どうすれば、自分はその10選を満たした人間になれるかを考えていく。
そんな流れにしてもらえたらと思います。
- モテたいのであれば「モテる人の特徴10選」
- 仕事で活躍したいのであれば「仕事ができる人の特徴10選」
- 勉強を頑張りたいのであれば「勉強ができる人の特徴10選」
- スピーチが上手くなりたいなら「スピーチが上手い人の特徴10選」
- 一緒にいたいと思ってもらいたいなら「一緒にいて楽しい人の特徴10選」
こんなふうに、
- 特徴を挙げる
- どうすれば近づけるか?
という流れを作ることです。
では、今回は、今の僕が思う「好かれる人の性格10選」をご紹介します。
あくまで「今」のことであり、「僕」のことです。
きっと1年後には、今とは違う10選を挙げると思います。
性格を変えたい方向けに変わる方法をこちらにまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
ではスタートです。
好かれる人の性格10選
この10選を選んだのには、僕なりの理由があります。
過去の人間関係の中で、嫌な思い出がある、嬉しい思い出がある。
そういった過去の経験の中から、出てきた10選です。
誰に対しても平等
人によって態度を変える人がいます。
ある程度は仕方ないと思います。
ただ、同じ職場でも、Aさんだけを優遇する、Bさんだけ不利な状況にする。
そういう先輩や上司がいたりしました。
もし、心の中で、好き嫌いがあったりもしても、露骨に態度を変えるのは避けたほうがいいでしょうね。
男性でも女性でも、年上でも年下でも、わけ隔てなく接する人、誰に対しても変わらない人は好かれる人だと思います。
不機嫌をばらまかない
朝から不機嫌な人は厄介です。
挨拶をしても、日によってテンションが露骨に違う先輩もいました。
気分の浮き沈みがある程度は仕方ないとしても、あまりも不機嫌が露骨だと、こちらが気を使います。
そして、不機嫌さは伝染することがあります。
不機嫌な人に囲まれていると、自分もモヤモヤしてきて不機嫌になっていたってこともありました。
人と接する時は、ご機嫌でいたいものです。
不機嫌を表に出す人は、ちょっと怖いと思われるのではないでしょうか。
いつも不機嫌な人が職場にいると、やっぱり雰囲気が悪くなることでしょう。
ただ、無口な人と不機嫌な人は違いますよね。
感謝の気持ちを伝える
「ありがとう」と言ってもらえるだけで、気持ちが明るくなったことってありませんか。
言われて嫌な気持ちにはならないと思います。
さりげなく、お礼の言葉を伝えることが出来るひとは好かれると思います。
小さな約束も必ず守る
約束を平気で破る人もいます。
好かれる人は、小さな約束でもよく覚えていてくれていますし、守ってくれます。
仕事でもプライベートでも、約束する、それを守る、というのはとても大事なことです。
当たり前のことかもしれませんが、小さなことでしたら、ついつい「まあ、いいか」と思ってしまったり、忘れてしまったりもあるかもしれませんが、好かれる人は、そういう小さな約束でもきちんと守ってくれると思います。
自分の非を認められる
自分の非を認めない。
これは難しいところではありますが、そもそも「自分に非があると思っていない」というケースもあります。
その場合は、実際にどちらに非があるのか分からないため、何とも言えません。
ところが、明らかに、誰から見ても、その人に非があるように見えることでも、お詫びの言葉もなければ、非を認める態度もない。
それではやっぱり、一緒にいて疲れます。
好かれる人は、自分が間違ったことをした、失敗したという時は、素直に認めることができるんだと思います。
ユーモアセンスがある
ユーモアってなんでしょうね。シャレみたいなものでしょうか。
場を和ませてくれる言葉だったり。
ユーモアセンスがあるというのは、決して爆笑をとるような笑い話というよりも、場を和ませてくれる「くすっと笑ってしまう」ような雰囲気を作ってくれる人のことかと思います。
みんなが引いてしまうような冗談とは違いますね。
これも、信頼関係、良好な関係があって上手くいくことだと思います。
普段から、険悪な人に対して、いくらユーモアのある返しをしたところで、無視されるか苦笑いされて終わりかもしれません。
そう考えると、普段からの人間関係って大事ですよね。
人の時間を奪わない
時間どろぼう、なんて言い方もあります。
平気で相手の時間を奪う人もいます。
電話で多い気がします。
仕事でも恋愛でもありえることですが、相手が忙しくしている時に、自分が暇だからといって、自分が話したいことを話し続けるようなこと。
それが時間を奪っているってことだと思います。
相手もその雑談を楽しんでいるなら、時間を奪っていることにはなりませんよね。
ということは、時間を奪う奪われるという感覚は、どちらかが、その時間を快く思っていない時ということです。
よく時間を奪われて辛い、嫌だという時に、こういう例が挙げられます。
- 忙しい時に電話をかけてくる
- とにかく話が長い
- 自分で調べずに質問してくる
これも価値観です。
電話は時間を奪うから嫌だ!という人もいれば、LINEでは伝わりにくいから、電話のほうが早い!という人もいます。
むしろ、「LINEのような文字でのやりとりのほうが時間がかかるから、人の時間を奪っている」と感じてる人もいます。
どれが正解ということではなく、相手の時間を大事にする、ということは大切にしたいところですね。
自分の失敗を笑い話にする
自分の強みばかり、自分の成功談ばかり、自分の自慢話ばかり。
そんな話を聞かされても、きっと楽しくないと思います。
むしろ、失敗したけど、それを笑い話にして、結果的に克服したり、乗越えたストーリーのほうが共感できる部分も多いのではないでしょう。
なぜなら、誰でも上手くいかないこともあるからです。
周りの人が、上手くいってる話ばかりしていると、窮屈に感じることもあるのではないでしょうか。
自分の失敗談も、率直に話してくれる人は好感が持てます。
自分の弱みを話せるようになると、誰とでも話せるようになれるかもしれませんよ。
悪口や愚痴ばかりを言わない
ポイントは「ばかり」という点です。
悪口や愚痴を一切言わない、という人っているのでしょうか。
もちろん、出会ってもまだ間もない人でしたら、そこまで愚痴を言い合ったりはないかもしれませんが、ある程度親しくなって、何でも話せるようになったら、誰かの悪口を言ったりすることは珍しくないと思います。
全く、愚痴を言わない人というのは、もしかしたら、そこまで信頼関係がないのかもしれません。
ただ、普段から「愚痴ばかり」というのでは、こちらも疲れてしまいます。
悪口や愚痴から、「ではどうすればいいか?」という建設的な話しになっていけばいいですが、ただただ、誰かの不満を聞かされているだけでは、やっぱり楽しくなくなってきます。
好かれる人は、全くとは言いませんが、誰かの悪口や愚痴ばかりを言わない、楽しい会話が出来る人だと思います。
やさしい
やさしい人。
何をもってやさしい人と言うかは、人によって違うとは思いますが、僕にとっては、気遣い出来る人かなと思います。
気を使いすぎる人ではありません。
「相手に気をかける人」という感じです。
別に、相手に何かしてあげようということでなく、「気にかける人」です。
「久し振りですね、そういえば、お子さんは元気にしてますか?」とか、「久し振り!前に言ってた膝の調子はどうですか?」とか、相手に興味を持って気にかける人です。
好かれる人は、相手にやさしい人です。
職場や学校で好かれる人の特徴を知ってどうするか?
最初に書きましたが、好かれる人の特徴は、数え切れないくらいあると思います。
職場や学校で好かれる人って、皆さんの周りではどうでしょうか?
ぜひ、それを文字にしてみて下さい。
そして、その特徴に近づきたいと思うのであれば、どうすれば近づけるか考えてみて下さい。
僕が実施しているコーチングの基本は4ステップです。
- 自分を知る
- 目標を決める
- 口癖と行動を変える
- 繰り返す
これが基本です。
今回のように、特徴を挙げてみることで、2つ目の「目標を決める」という時に役立ちます。
誰からも好かれる人、みんなに好かれる人が嫌い?
この話は聞いたことがあるかもしれません。
そうです。
結局は、自分がどんな価値観を持とうと、誰からも好かれることはないようなんです。
職場であれ、学校であれ、好かれることもあれば、嫌われることもあることでしょう。
ある人から好かれ、ある人から嫌われ。ある人からは、どうも思われていない。
そういうものなんだと思います。
そう割り切って気楽に生きれたらいいのですが、そう割り切れないと辛いですよね。
そんな時は、何か没頭できる趣味に打ち込んでみるのも一つです。
考えすぎると、頭の中の妄想が暴走することがあります。
誰もそんなこと言っていないのに、自分の頭の中で「どうせ嫌われている」とか、自分で物語を作り上げてしまいます。
おすすめは、「一人で没頭できる趣味」です。
ソロキャンプでも、ソロバーベキューでもいいですよね。
読書も映画も音楽もいいですよね。
大勢で出来る趣味も楽しいですが、どうしても、自分の都合だけで出来ないことが増えると、それがストレスにもなります。
一人で没頭できる趣味については、また特集記事を作りたいと思います。
最後はストレス対策の話しになりましたが、「好かれる人」になろうとしすぎて、疲れてしまわないようにしたいところです。
本日は以上です。
最後に性格に関するページをご紹介して終わりにします。
一緒にいて楽しい人の性格を取りあげてみるのもいいと思います。
自分の中で、こういう性格の人とだったら、一緒にいてて楽しいな気分がいいな落ち着くなといったタイプを挙げていくんです。
そして、それを真似るんです。
あるいは、性格悪い人も挙げていきます。
そうすることで、反面教師にも出来ます。
何が大切かというと、自分で考えることなんです。
性格というのは、良いとか悪いというものは本当はありません。
こういう性格は好かれるだろう、嫌われるだろうというのはありますが、誰から見るかによって困るか困らないかということとも言えます。
最近多いのが、心配性な性格を変える方法として、HSPだったり、神経質になりすぎて、人の目が気にしすぎる性格を治したいというものです。
場合によって病院での受診がいいのかもしれませんが、自分で出来ることとしては、まず「自分がどうなりたいのか」を明確にすることだと思います。
誰でも性格というものがありますが、性格を変えることは出来ます。
それは、学生でも社会人の大人でもシニアでも、いつからでも変えることが出来ます。
ぜひ、自分自身と向き合ってみて下さい。