話す練習、喋る練習ってどこですればいいの?
実は。
一人でも出来るんですよ。
- 話す練習を一人でする前に、どんな人になりたいかの目標を決める
- その人の話し方を真似するのもいい練習になる
- 鏡の前で話す練習は効果があった
- 話す練習は一人でも出来るし、するべき!
話す練習を一人でってどこで?
どこでも出来るんですってお話しです
話すのが上手くなりたい。
人前で緊張せずに話せるようになりたい。
やっぱり、人と話しをする時の不安がある人も少なくありません。
そんな時はどうしますか?
- 話し方が上手くなるための本を読む
- 話し方を上達させるための動画を見る
- 話し方教室や講座やセミナーで学ぶ
もちろんこういう方法が有効な場合もあるでしょう。
ただ、話し方を変える、話すスキルを上げるとなると、1日で簡単に上達するのは難しいでしょうし、継続的な練習もしたほうがいいでしょう。
とはいえ、頻繁に教室に通うのも高くつきます。
今はZoomのようなオンラインでプレゼンやスピーチや話し方を学ぶことも出来ますが、やはり、日々の習慣に取り込んでしまわないと、癖が身にしみていたら、簡単には話し方も変えることが出来ないと思います。
そこで大切なのが「話す練習を一人でする」ことです。
誰かと一緒じゃなくても、どこかに行かなくても、自宅で一人で話す練習は出来ます。
コミュ力が高い人は、質問力も傾聴力ももちろんですが、一人に対して話す力も持ち合わせていますが、人が多くなっても、自分の言葉で伝わりやすい言葉で伝えることが出来るんです。
話す練習の前に決めるべき目標
以前の記事で「目標や目的を明確にすることが大切」と書きました。コミュ力おばけになる方法の最初にお伝えすることでもあります。
どういうことかというと、僕の場合は、スピーチや人前で話すのを上達させたいと思い、その手の本を何冊も読みましたし、セミナーも受けました。
コミュニケーションの本も何冊も読みました。
読んでる時間はワクワクしてきて、自分がまるでスピーチ力がグンとアップしたかのような錯覚に陥っていたのですが、数日経つと、もうそのことは忘れてしまっていました。
そうです、持続しなかったんです。
そしてまた別の方法を模索する旅が始める。
なぜだろう?と考えた結果が、「目標を決めていなかった」からだということに気付いたんです。
こうなりたいという明確な目標がなかったんです。
「人前で上手に話せるようになりたい」
これは明確な目標ではありますが、漠然とした目標です。
明確な目標というのは、具体的な目標です。
出来れば「この人みたいになりたい」という憧れを見つけるのが一番だと思います。
僕の場合は、「鶴瓶さん」でした。
テレビで見かける人で、話しが上手い人はたくさんいます。
話すの上手い、聴くのが上手い、質問が上手い、場を取り仕切るのが上手い、MC力がある、いろんな達人がいます。
さんまさん、タモリさん、所さん、中居さん、有吉さん、マツコさん、テレビで活躍されている方を見ていると、そんなふうに自分も話せたり、場を取り仕切れたらいいなと思ったりします。
そんな中で、僕が憧れているのは「鶴瓶さん」だと思ったんです。
口角があがった優しい表情で語りかけるように話す。
他の皆さんも素敵ですし、プレゼンやスピーチの達人も世の中にはたくさんいるでしょうけど、僕にとっては、鶴瓶さんだったんです。
それが決まったら、鶴瓶さんの写真を出力して、どうしたら、鶴瓶さんのように、話せるようになるか、それをひたすら研究するだけでした。
それは外見上だけでなく、本を読んだりしながら、鶴瓶さんのことを知ることを始めました。
そのようにして、自分が誰のようになりたいかを決めることで、目標が明確になります。
目標に向けてとにかく真似ることが話す練習になる
誰のようになりたいかが明確になれば、あとは真似ることから始めましょう。
鶴瓶さんの表情、話し方、目線、身振り手振り、それらの特徴をノートに書いていきます。
ここで一つポイントがあります。
100%完全に真似る必要はないということです。
表情は鶴瓶さんを真似る。でも話す間の取り方はまた別の人を真似る。
それでもいいんです。
とにかく、ノウハウ、コツ、方法を探し続けることをいつかはやめないといけません。
そうでないと、いつまで経っても自分のなりたい像を確立できません。
スマホで話す姿を録画をする
次は、実験です。
自分が「こうなりたい」と決めた人物像が決まったら、その人になりきって話してみましょう。
そして、その様子をスマホで録画します。恥ずかしいかもしれませんが、それはしたほうがいいです。
自分の声が思ったより高く聞えるかもしれません。
思ったより、視線が定まっていないかもしれません。
身振り手振りが大きいかもしれません。抑揚がないかも、活舌が悪いかも、姿勢が悪いかも。
いろんな予想外なことがあるかもしれません。
それをチェックすることで、修正していくことが出来ます。
もし可能なら誰かに見てもらって感想をもらうのもいいでしょう。
ただ気をつけたいのは、何かとアドバイスしてきたり、ダメ出ししたがるような人には絶対見せないほうがいいでしょう。
自信をなくしてしまっては意味がないですからね。
最初のうちは、見てもらうだけで、意見はもらわないほうがいいかもしれません。
鏡の前で話す練習をする
スマホで録画するとなると、少し時間がかかりますが、もっと簡単な方法として、鏡に向かって話すという方法もあります。
この方法を推奨している人は多いですね。
出来れば全身が移る鏡のほうがいいでしょう。
鏡の前に登場する姿勢を意識して、表情を意識する。
身振り手振りといった、ボディーランゲージも、自分が目標としている人に近づいているか。
それを鏡に映しながらチェックします。
これも毎日やってみましょう。僕はこの方法は効果がありました。
最初は恥ずかしかったり、思ったように言葉が出てきませんでしたが、次第に慣れてきました。
話す練習は一人でも出来る!まとめ
話す練習は一人でも出来る!ではなく、一人でもするべき!なんです。
1週間に1度とか、話し方教室に行って学ぶだけでは、簡単には変われないでしょう。
もちろん、そういった講座やセミナーで学んだ事を、家で一人の時に実践するでもいいんですよ。
方法に正解はありませんから。
どのような方法でもいいですから、話す練習、スピーチやプレゼン、その他雑談力でもそうですが、まずは一人で練習する習慣をつけましょう。
その前に明確な目標を決めること忘れずに。
話す練習関連ページ
まずはこちら「スピーチやプレゼンのコツも人前で話す練習も「知識×場数×自信」を増やすこと」ですね。
結論は「知識×場数×自信」を増やすことと書きました。
やはり人前で話すスキルを上げるには場数は必要です。
しかし、そんな何度も何度もそんな練習の場にいくのは、容易ではありません。
だからこそ、日々、一人で練習することが大切なんです。
一人で練習した成果をまずはZoomのスピーチ会で試していただき、次は会場でのスピーチ会と、段階を踏んでいただくのもいいと思います。
次は、相手に伝わる話し方についてです。
3つの話し方ルールについて書きました。
1つだけ伝える、5W1Hを意識して伝える、ゆっくり話す。
こういったシンプルなルールにそって、鏡に向かって、今日あった出来事を話すのも一人での効率の良い練習方法です。
もう一つ「あがり症」のことです。
あがり症の原因の一つは準備不足かもしれません。
何度も話す内容を紙に書いて、それを暗記する。
そういった準備ではなく、実際に話してみる準備が必要です。
出来れば、実際に人を目の前にして話すのが練習にいいのですが、それが無理なら、鏡の前でもいいです。とにかく声に出して、より実践に近い状況でシミュレーションすることが大切ですね。
あがり症も人見知りも、未知への不安が原因の一つということもありえます。
そうであれば、いかに、未知の要素を減らしていくかがポイントになることでしょう。
話すことがないという悩みの場合でも、同様に、話す練習をしておくことは有効だと思います。
普段から、1日に5分でも10分でもいいので、話す練習を一人でしておくこと。これを習慣にしていきましょう。
以上です。