【長所がないと言われた人へ】本当に取り柄も何もない人はいない

長所がないと言われたら「それは相手の短所」

「あなたの性格には長所がない」

そんなこと言われたことありますか?

もし言われたことがあっても、気にすることはありません。

「あなたには長所がない、あなたには取り柄がない」と言ってしまうのは、それ自体が相手の性格の短所です。

長所がない人、取り柄がない人なんていません。絶対にいません。

どういうことか、解説していきます。

なお、こちらのページで性格を変える方法をまとめていますので参考にしてみて下さい。

性格の長所とはその人の中の優れた点

性格の長所とは、その人や物の中の優れた点です。

長所があるから短所があるわけで、長所しかない、短所しかない、なんてことはありえないんです。

では「あなたには長所がない」という言葉はなぜ生まれるのでしょうか。

長所がないと言われた理由は相手に原因あり

自分の強みや長所を探そうと思っても、なかなか見つからない。

だから、家族や友達や職場の同僚に聞いてみましょう、なんてアドバイスもあります。

実際に聞いてみると、「あたには長所がない、思い浮かばない」と言われることもあるようです。

なぜでしょうか?

本当に、あなたに長所がないのでしょうか?

いいえ、違います。

それが相手の方の短所です。苦手な部分なんです。

性格の長所を見つける、伝える力不足

きっとこういことです。

相手の方は、

  • あなたの性格の長所を見つけることが出来ない
  • 長所を見つけたとしても伝え方が分からない
  • 長所の伝え方は分かるけど、勇気が出ない
  • あなたへの嫉妬や嫌悪で長所を伝えたくない

このどれかでしょう。

あなたの性格の長所を見つけることが出来ない

普段から、人の良い面、長所を見る習慣がない可能性があります。

褒めることも少ない人ではないでしょうか。

「あなたって、すごく聞き上手ですよね、ついつい何でも話してしまいます」

「あなたに会うと元気をもらえます、いつもありがとうございます」

「説明が分かりやすくて、仕事がスムーズに進みます」

「すごい行動力ですよね、見習いたいです」

こういう、相手に対する感謝の言葉、褒め言葉を普段から使っている人がいたとします。

その人に「私の長所って何でしょうか?」って質問してみて下さい。

「あなたには長所がない」とは絶対に言わないと思いますよ。

つまり、

「あなたには長所がない」と言うことは

「私にはあなたの長所を見つける力がない」と言っている

ようなものなんです。

長所を見つけたとしても伝え方が分からない

人の長所を見つけたとして、人に伝えるには言語化する必要があります。

「何となく、いい人」

これでは、長所としては成り立ちません。

もっと具体的に言葉にする必要があります。

「どういい人?なのか」ということです。

  • いつも最後まで話をしてくれる
  • 楽しい話で笑わせてくれる
  • 周りの人を笑顔にしてくれる

このように、具体的にどういう長所なのかを、どう言葉にしていいか、どう伝えたいいか分からない場合。

「あなたには長所がない」

と言ってしまうのかもしれません。

長所の伝え方は分かるけど、勇気が出ない

相手の長所を見つけることが出来る、言葉にも出来る。

それでも、最後に「伝える勇気がでない」ということもあるでしょう。

なぜか?

「こんなこと言っていいのかな」

という不安です。

この不安が強いと、長所を伝えることを避けるかもしれません。

あなたへの嫉妬や嫌悪で長所を伝えたくない

単なる嫉妬か嫌悪です。

例えば職場でのこと。

「あなたには長所がない、あなたには取り柄がない」

そんなこと言う必要なんてないわけです。

それはもう悪口です。攻撃です。

嫉妬か嫌悪か分かりませんが、ただの性格の悪い人です。

長所が一つもない、何もない、ありえない

長所しかない人も、短所しかない人もいません。

ではなぜ、「自分の長所がわからない」という悩みが生まれるのでしょうか。

原因は人それぞれですが、私が思うのは「人の長所を見つける習慣がない」ということが、大きな要因だと思います。

長所探し力を調べる方法

今から簡単な実験をします。

これで、あなたの「人の長所探し力(自分の長所探し力)」が分かります。

  • スマホの連絡帳から身近な5人をノートに書き出す
  • 1人3分で、それぞれの長所を書き出す
  • 上手い言葉でなくてもいいので、事例を交えてひたすら書く

身近な5人です。親しい5人ではありません。

その中には嫌いな人も入っているかもしれませんが、それでいいんです。

これだけです。どうでしょうか。

書けましたか?

普段から人の粗探しをしていたり、人の悪い面ばかりを見ていると、何も書けないかもしれません。

「人のどの面に目を向けるか」というのは、一種のクセだと思います。

あなたの周りに、「人の悪口ばかり言ってる人」っていませんか?

普段から、人の悪い面ばかりに目を向けているんでしょう。

そういう人は、なかなか人の長所に目を向けることができなかったりします。

そして、自分の中にも長所を見つけれなかったりするんです。

自分の長所も人の長所も見つけ方はアンテナを変えること

自分の長所であれ、人の長所であれ、見つけ方は、とにかく「人の長所に目を向ける習慣を持つ」ということです。

参考にしてみて下さい。

「あなたには長所がない」

もしそう言われたら、「そういうところはあなたの短所だよ」と心の中で思っておきましょう。

本日は以上です。

コーチングセッションの中で、自分の強みや長所を見つけることが出来たりもします。

ぜひ体験セッションから受けてみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ブログ記事を最後まで読む、これは大きな長所ですよ。

ほとんどの人は、数秒読んで、後で何が書いているのかも確認せずに、すぐに次の記事を探しにいきますからね。

数分間かけて、1つの記事を最後まで読めるのは、集中力があり、探究心がある方だと思います。他にももっとたくさん、あなたには長所があるはずです。

ぜひ、その強みを活かしてくださいね。

長所がないと言われたらどう思えばいいですか?
相手が親、兄弟、先生、友達、恋人、誰かは分かりませんが、人に「長所がない」と言う理由が何かあるのでしょう。どの理由であっても、「あなたには長所がない」なんて言ってしまうのは、その人の短所であり弱みでもあります。あまりにも優しさがありません。まずは「そういうことを言う人なんだ」と受け入れましょう。その人に「そういうことは言わないで」と言っても無理です。そういう人だからです。あなたがすべきことは、記事でも書きましたが、「自分は人の長所を見つけることが出来るし、それを伝えることが出来る」というふうに考えましょう。

以上です。