リーダーに求められる承認欲求が強い人の対処法│仕事で承認欲求を満たす3つのコミュニケーション

リーダーに求められる承認欲求が強い人の対処法│仕事で承認欲求を満たす3つのコミュニケーション

会社で仕事をしていると、部下や後輩との関係やコミュニケーションで悩むこともあるのではないでしょうか。

今日のテーマ。

リーダーに求められる承認欲求が強い人の対処法│仕事で承認欲求を満たす3つのコミュニケーション。

私も会社員時代に後輩や部下とのコミュニケーションの中で、悩むことは多くありました。

今思うと、もっと承認の頻度を増やしていれば良かったなと思います。

会社で承認欲求が強い部下や後輩とどうコミュニケーションをすればいいか?そのヒントをご紹介します。

対処法はこちら。

承認欲求を3つのコミュニケーションで満たすこと。存在を承認し、これまでの成長を承認し、そして結果や成果も承認する。おだてるわけではなく、認めるんです。

こんな皆さんにおすすめの内容です。

  • 会社のリーダーとして部下や後輩との関係に悩んでいる
  • 会社内でのコミュニケーションが上手くいっていない
  • 承認欲求が強い人の対処法を知りたい

それではスタートです。

会社員時代には考えもしなかった承認欲求

私が会社員の頃は、まだ「承認欲求」という言葉も知りませんでした。

アメリカの心理学者・マズローは、人間の欲求を大きく5つに分類しました。

それが「マズローの欲求5段階説」です。

  • 自己実現の欲求
  • 承認欲求
  • 所属と愛の欲求
  • 安全の欲求
  • 生理的欲求
マズローの欲求5段階説

マズローの欲求5段階説

マズローの欲求5段階説や承認欲求については別のページで詳しく解説します。

また、このマズローの欲求5段階説については色々な意見がありますが、それについても今回は触れません。

今回は、この4段階目にある「承認欲求」が強い人、その中でも仕事の中でのことを取り上げます。

上司や先輩であるリーダーが、承認欲求が強い部下や後輩とどうコミュニケーションをとるか、どう対処するか。

それが今回のテーマです。

まずは、承認欲求が強い人の特徴をみていきましょう。

承認欲求が強い人の特徴

承認欲求とは、他者から認められたいとう感情です。

承認欲求には、「他者承認欲求」と「自己承認欲求」と分類されますが、ここでは「他者承認欲求」という、他人から認められたい欲求だけを取り上げます。

承認欲求が強い人の例を挙げます。

  • 自慢話や自分のアピールが多い
  • 頼んでもないアドバイスをしてくる
  • 人の話しを聴くより自分の話をよくする
  • 他人からの評価をとても気にする
  • 偉そうな話し方をする

あくまで例ですので、こういう人だから承認欲求が絶対強いとも言い切れません。

承認欲求が強い人の心理としては、根本にこういう思いがある傾向があると思います。

  • 褒められたい
  • 尊敬されたい
  • 注目されたい

つまり、認められたいんですね。

なぜそこまで認められたいと思うようになったかは、人によると思います。

では、こういう部下や後輩への対処法です。

アプローチは無限にありますし、正解はありませんが、私としては、まずはこういう対処法を提案します。

承認欲求が強い人の対処法【3つの承認】

目の前に、「恐らく承認欲求が強いであろう部下や後輩」がいたとして。

その部下や後輩と良好な関係を築けているなら、何も変える必要はないと思います。

もし、今の関係をよりよくしたい、改善したい、自分の言葉や行動を変えることで、コミュニケーションが上手くいくようになりたい、と思われるのであれば、この方法もぜひお試し下さい。

対処法は、3つの承認です。

  • 存在自体を承認する
  • 行動や成長や変化を承認する
  • 結果や成果を承認する

では一つずつ解説していきます。

部下や後輩の存在自体を承認する

難しいことはありません。すぐに今日から出来ることです。

相手の存在を認めるんです。

コミュ力おばけの学校でいつもお伝えする「興味と敬意」の興味の部分です。

興味を持ってもらっている、存在を認めてもらえている。それだけでも嬉しいものです。

部下や後輩から挨拶するのは当たり前と考えるのではなく、気付いたらまずは自分からです。

部下や後輩の立場で考え見てください。

出社して、上司や先輩から、「○○くん、おはよう」と、少し微笑むような表情で挨拶されると嬉しくないですか?

逆に、むすっと無表情で、自分から挨拶しても、低い声で「おはよう」とだけ返ってくる。

どちらが、居心地いいですか?

どちらが、気にかけてもらえてると思いますか?

この存在の承認は、会社での関係だけでなく、学校での友達関係でも家族関係でも同じです。

話を聞くだけでも存在の承認になります。

逆に何か話をしようとして、「その話はいいから」と遮られたりすると、話しに価値がないと言われているのと同じです。

存在を承認する方法はいくらでもあります。

まずは相手の立場になって考えてみましょう。

部下や後輩の行動や成長や変化を承認する

まずは、部下や後輩の「取り組む姿勢」を承認しましょう。

そして、どう成長しているのか、どう変化していっているのか承認しましょう。

もしかすると、「どこも褒めるところがない」と思うかもしれませんが、そんなはずはありません。

結果ではなく、行動や成長や変化ですから、何も認めることがない、ということはないはずです。

一言でもいいので、声をかけてみましょう。

存在承認と違い、毎日は無理だとしても、常に部下や後輩の変化に気付けるように、よく見ておくことが大切です。

部下や後輩の結果や成果を承認する

結果や成果を承認する。褒める。

ただ、褒める場合は注意が必要です。

褒め言葉の乱発は、価値を薄めることがあります。

褒め方に参考にこちらをご覧下さい。

部下や後輩を承認することで何が変わる?

承認欲求を満たすことが出来たら何が変わるか?

  • 人間関係が変わる
  • やる気やモチベーションにも繋がる
  • 業績が上がる
  • 離職率が下がる

会社を退職する理由の多くは「対人関係」にあると言われています。

仮に、「やりたい仕事ではなくなったから」という理由で会社に辞表を出してきたとしても、それが本心かは分かりません。

もし、何でも話せる関係なのであれば、リーダーと部下とで、一緒に改善策を見出せるかもしれません。

その関係を築くアプローチの一つが承認だと考えます。

特に、これからの高齢化社会の中で、70歳くらいまで働く事が当然のようになるかもしれません。

人材は宝です。

その人材を本当に大切に思うなら、まずは存在の承認のことから考えてみてはどうでしょうか。

会社の中で誰から始めるか?

ここで一つ問題があります。

私がもし、会社員時代に、「部下や後輩を承認することは大事」という話を聞いていたとして、すぐに実践できたかと聞かれると、恐らく無理だったと思います。

なぜなら、自分には上司もいて部下もいる立場でしたが、余裕がありませんでした。

上司からは、毎日叱責され、胃が痛くなり、会社に行くのも辛くなるような状況にもありました。

そんな中で、「部下や後輩を承認しましょう」と言われても、そんな余裕がなかったんです。

ですので、「できる余裕のある人」から、始めればいいと思います。

理想を言えば、経営者の方から取り組んでいくのがいいでしょうね。

もしかしたら、コーチングを受けている経営者の方でしたら、こういった話は聞いたことがあるかもしれませんが、ぜひトップの方、上に立つ立場の方から、こういうポジティブな連鎖を始めてもらえたらと思います。

本題は以上です。

承認欲求について少しコラムを書いておきます。

コラム(承認欲求について思うこと)

「承認欲求はいらない」とか、「自分で自分を認められるようになれたらいい」とか、いろんな意見があるかもしれません。

私としては、やっぱり承認欲求については、なくならないと思いますし、なくさなくてもいいと思っています。

認められたい欲求がモチベーションになることもありますから。

結論としては、やはりバランスだと思います。適度にあるのがいいのかなと感じています。

もちろん、承認欲求をなくしたいというのであれば、それを目指すのも一つだと思いますが、私は認められたいと思うこともありますし、それでいいと思っています。

今回の内容は会社という組織の中を想定して書きましたが、どういったコミュニティでも、人のことを承認する人は、必要とされることと思います。

コミュニケーション力を上げるためにも、ぜひ実践してみて下さい。

コミュ力おばけの学校では、コミュ力を上げる方法や、コミュニケーション関連のセミナーを開催しております。

また、マンツーマンでのコーチングも受け付けております。

詳細は、お問い合わせをいただくか、メルマガにご登録下さい。

最後に関連ページをご紹介します。

会社の居心地が悪い、雰囲気が悪い、息苦しい。

その要因を作っているのは誰でしょうか?

それは人ということがほとんどでしょう。それも自分より役職が上、立場が上の人。でもその人からしたら、またその上の人が悪いと思っているかもしれません。

誰かが会社の雰囲気を変える役割を担えたらいいのですが、それがなかなか簡単ではなかったりします。ですので、外部の力を使うこともあるんです。それがカウンセラーだったりコーチだったりコンサルタントだったりするんです。

あるいは、会社の中に、人材育成担当を作ることもあるでしょう。これからは会社もどんどん変わっていくことでしょう。

その中で、人との関わりやコミュニケーションについて考える機会はさらに増えることと思います。

話しかけてもらえると嬉しかったりします。それは会社内でもそうですし、友人関係でもそうですし、男女関係でもそうではないでしょうか。

人見知りじゃなくても、自分からはなしかけるのが苦手な人は多いと感じます。

話しかけることにブレーキがかかっているのか、そもそも、自分から話しかける必要もないし、その気もないというのか、それは分かりません。

ただ、相手を承認するという観点からも、自分から挨拶したり、名前を読んだり、話しかけたりは、してみることで、人間関係が変わってくるかもしれません。

人間関係で疲れる場面は少なくないことでしょう。

特に会社でしたら毎日のことでしょう。

承認は、別に相手が部下や後輩といった、役職が下の人に対して行うものではありません。相手が、目上の方に対してもぜひ使って欲しいものです。

そうすることで、その上司や先輩の態度が変わることもあるはずです。

もしあなたに余裕があるなら、ぜひ3つの承認を相手選ばずに使ってみて下さい。コミュ力おばけに近づけることでしょう。

一緒にいて楽しい人の特徴の一つ。それが認めてくれる人です。

けなされるより、褒められるほうが嬉しいでしょう。

されて嬉しいことを、まずは自分からしてみるといいんです。

簡単なことからでいいんです。相手の名前を呼ぶ、挨拶する。それからでもいいんです。

コミュ力を上げるとは、こういう相手が喜ぶことを自分からすることも含みます。

モテる男は、やっぱり承認するのが上手いです。

その根底には、相手への思いやりだったり、相手への興味だったりもあると思います。

今日は承認欲求をテーマに書きましたが、最後にまとめます。

承認欲求が強い人の対処法
3つの承認を覚えましょう。そして、リーダーの立場にある人がまずは部下や後輩に使うのはおすすめですが、逆の立場でも使ってみると、人間関係が変わってくることでしょう。会社での仕事の関係でなくても、家族間や友達間、恋人間でも、関係性に違いが出てくると思います。ぜひ、相手を承認する習慣をつけてみて下さい。

それでは以上です。

パーソナルコーチ(コミュニケーション)、ハラサトシでした。