- 相手の話を引き出す方法
- 話を引き出す力は努力で身につきます
- 話を引き出すには質問力と傾聴力と話す力が必要
- コミュ力おばけは話を引き出すのが上手い
相手の話を引き出すは身につく?
努力で身につきます
コミュ力が高い人は「相手の話しを引き出すのが上手い」ですね。
では、どうすれば、相手の話を引き出すことが出来るのか?
ただ、先に書いておきますが、相手にどんな話をしてもらうにしても、コミュニケーションで忘れてはいけないことがいくつかありましたね。
相手に興味を持つことと敬意を払うこと
これを忘れてはいけません。
こちらの都合の良いように話しを引き出すのではなく、相手にいかに心地よく話していただくか。
相手への思いやりを忘れないようにしましょう。
- 相手が話しをしてくれなくて会話が弾まない
- 会話のコツより楽しむ方法を知りたい
- 女性(男性)の話を引き出すのが苦手
- 先輩(後輩)と雑談が弾むようになる方法を知りたい
- 会話上手になってコミュ力おばけになりたい
- モテるようになりたい
- コミュ力を就職や転職に活かしたい
今日のお話しは、どんな方にもきっとお役に立てることと思いますよ。
話しが苦手な方からも気持ちよく話してもらえるようになると、こちらも嬉しいですよね。
それではスタートです。
Youtube版はこちらです。ぜひ動画版でもご視聴下さいね。
目次
話を引き出すのが上手い人のコツと方法3選
確かに質問は絶対に大事です。
ところが、自分が誰かと話をしてる時のことを思いだしてください。
- 間髪いれずにどんどん質問してくる
- 触れて欲しくない話題を振ってくる
- 話し方が偉そう
- 真顔で質問してくる
- こちらが話してる時に相槌も頷きがほぼなし
- 話してるのにスマホを気にしてる
- 自分のことをほぼ話さない
どうですか?
こんな相手に自分の話しを聞いてもらいたいと思いますか?
まずは、自分が話を聞いて欲しいと思うような人物像をノートに書き出しましょう。
何となく考えるのではなく、ノートに書き出すんです。
スマホのメモではなく、ノートに手書きで書くんです。
そういう作業を繰り返すことで、頭の中がクリアになっていくこともあります。
では、ノートは各自で書いていただくとして、私なりのコツと方法3つをまとめておきます。
話を引き出す質問力
会話の中で、相手から話を引き出すわけですから、質問力は問われます。
相手が話し下手な人なら尚更です。
ここでは一点だけ、質問力でとても大切なことを書いておきます。
それは「何でも質問すればいいというわけではない」ということです。
相手に心地よくお話ししていだくことが大切です。
ということは、相手には「相手が話したいこと」を話していただく必要があります。
話したくもないことを、質問されても、嫌な気持ちになるだけですから。
つまり、「相手が話したいことを質問する」のがコツなんです。
でも、初対面だったり、まだそこまで話したことがない相手だったら、相手が何を話したいかは分からないですよね。
だから最初は浅い質問から始めるんです。
浅い質問をしているうちに、何に興味があって、どんな会話をしたいのかが分かってくるはずです。
○話を引き出す質問力とは、相手が話したい話題について質問する力。そのためには、浅い質問の中で、相手の興味と関心を見つけることが重要になります。
質問力については、こちらのページも参考に。

質問力をつけるには、日々のノートが重要です。
話を引き出す聴く力
質問のように直接的に質問によって、話を引き出すわけではありませんが、話の聞き方によって、相手が話してくれるかどうかが変わってきます。
傾聴力とかそんな難しいことではなくても、自分がどんな聞き方してもらえたら話しやすいか?
まずはそれを考えてみて下さい。
- 少し微笑みながら(自分の感情にあわせた表情で)
- 相槌と頷きもありながら
- 目を見ながら(時々視線を逸らしたり)
聞いている時の態度って人によって違います。
これもノートに書き出してみましょう。
どんな聞き方だったら、自分は話しやすいか?
傾聴力については、こちらのページも参考に。



まずは聴く事です。



話を聴く時に、してしまいがちな「アドバイス」ですが、絶対にダメというわけではなく、話しもそこそこしか聴かずにアドバイスするのはやめましょう、ということです。



相手が話している話題に自分も乗っかり、自分の話にすりかえてしまいがちですが、それも気をつけましょう。
話し引き出す話す力
話を引き出すんだから、こちらが話す力は関係ない?
そんなことはありません。
自分のことを全く話さない人に、自分の大切な話をしたいと思いますか?
相手に話しをして欲しいなら、自分のことも適度に話さないと、話しを引き出すことは難しいです。
話しすぎはよくないですが、自分の話し、特に、失敗した話しや苦手な話しなども話すことによって、相手の話しを引き出すことができたりします。
話を引き出すのが上手い人のコツと方法3選 まとめ
話を引き出すのが上手い人、まさにコミュ力おばけです。
行き着くところはこの3つですね。
- 質問力
- 聴き上手
- 話す力
会話を楽しむなら、この3つのどれが欠けてもいけません。
会話が弾む方法も、雑談が続く方法も、話題が盛り上げる方法も、どれも実は同じなんです。
この3つを、一つずつ極めていけば、コミュ力の達人になれることでしょう。
そして、もう一度言いますが、コミュ力おばけになるための心構え。
これは、私が考える5選です。
- 興味と敬意と可能性を信じる心を持つ
- 人の心は分からない
- 心も身体も柔軟に両極端を避ける
- 自分一人で何でも出来ると思わない
- 自分自身でマニュアルを作る
5つ目に「自分自身のマニュアルを作る」とありますが、これは特に重要です。
ここで挙げた5選は、あくまで私の5選です。
ですので、皆さんも、各自で、「自分なりの5選」を作って欲しいのです。
すぐにコミュ力を上げる方法とは違いますが、日々の習慣の中で、着実に積み上げていくのが私の考えるコミュ力を上げる方法です。
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- 相手の話を引き出す
- 質問して話しを聞き、自分の話も適度にする。この3つがコミュ力で大事なことです。相手の話を引き出す方法としては、この3つの力を上げていくことです。いかに相手が話したいことを話してもらうかが鍵になります。
- 話を引き出す力
- トーク力が高い人、雑談力がある人、みんな話しを引き出す力があります。何か一つだけのコツがあるわけではなく、質問力と傾聴力と会話力と、全てにかかってきます。
相手の話を引き出す+話を引き出す力の続き
ここより上の部分を投稿してから1ヶ月ほど経ちましたので、その後の経過を書いておきます。
このページのテーマは「相手の話を引き出す」と「話を引き出す力」です。
要点としては、「質問が大切ですよ」ということが中心でした。
そして、質問力だけでなく、傾聴力や伝える力も総合的に必要だということです。
ここ数日の会話の中で、「相手が話したいことと自分が聞きたい事が違う」ということもありました。
ついつい、「自分が聞きたいことを質問する」こともあります。
相手の話を引き出すのであれば、テーマは相手が話したいことにしたほうがいいわけですよね。それを最近意識して質問するようにしています。
相手の話を引き出す「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」の違い
はい・いいえなど、択一で答えれるのが「クローズド・クエスチョン」。
はい・いいえなど、択一で答えられないのが「オープン・クエスチョン」。
まずはこういう2種類の質問方法があることを知っておいて下さい。
決して、絶対にどちらが良いというものではありません。一長一短です。
相手の話を引き出す力を身につけるには、この2つの違いを知って、使い分けることが大切です。
それぞれのメリットとデメリット。具体例を紹介します。
まず「クローズド・クエスチョン」
例としては「映画は好きですか?」
これはクローズドクエスチョンです。
「Yes/No」などの択一で答えてもらえるので、相手が答えやすいというのがメリットです。
初対面でいきなり、相手が答えにくいオープン・クエスチョンで質問すると、相手が困ったしまうことがあります。
デメリットは、会話が広がらないことですね。
相手が、「はいかいいえ」で答えた後に、逆に質問で返してくれたり、言葉を投げてくれたらいいのですが、そうならない場合もあります。
すると、また、こちらがクローズド・クエスチョンをする。また「はいかいいえ」で答える。
そんなつまらない会話が続くことになりかねません。
次は「オープン・クエスチョン」
例としては「映画を観る時は、何を基準に選びますか?」
これはオープンクエスチョンです。
自由に答えることが出来る質問ですので、会話の幅が広がりやすいのがメリットです。
デメリットとしては、相手は考えて答える必要があるため、疲れやすいかもしれません。
また、答えにくい質問だった場合、ストレスに感じて、その会話を苦痛に感じるかもしれません。そうなると、その後の会話が楽しいものではなくなる可能性もあります。
「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」。
どちらが良いとか悪いとかではありませんが、意識することは重要です。
例えば、初対面の人との会話であれば、いきなりオープン・クエスチョンを連発するより、最初は、「クローズドクエスチョン」で、次は「オープンクエスチョン」でと、そういう流れにするのもありでしょう。
「映画はスキですか?」
「はい」
「私も映画が好きなんですが、どんなジャンルの映画が好きですか?」
「そうですね、サスペンスがスキですね」
「あ、では一緒ですね。サスペンス映画を選ぶ時って、どういう基準で決めたりするんですか?」
このように、クローズド、クローズド、オープン、といった流れで質問するのもいいでしょう。
どれが正解というのはありません。
あくまで、相手の方がどう受け取るかです。相手の話を引き出す力というのは、こういう使い分けが出来る力です。何でも質問すれば、相手の話を引き出せるものではありません。
ただ、もし普段から、「クローズドクエスチョンばかりしてしまう」という自覚があるなら、オープンクエスチョンを意識してみると、会話がもっと広がる可能性もありますよ。
大切なのは、相手の方が、「もっと話したい」とか「もっと聞いて欲しい」と思うかどうかです。
相手の話を引き出す力、ぜひ身につけて下さいね。