2人になると話せない。友達でも職場でも。
人と話すのが苦手と言う人は多いですね。昔は私もそうでした。
今日のテーマはこちら。
目指すことはこちら。
- 数人いる雑談はいいけど2人になると話せない
- 2人になると何を話していいか分からなくて焦る
- 2人で話すのが苦手だからモテない
こんな方はぜひ最後までご覧下さい。
ではスタートです。
2人になると話せない原因は?
この記事では、こういう方にについてお話を進めます。
数人(3人とか4人とか)だったら話せるけど、2人きりになると話せない人。
ですので、2人きりでも数人でも、人数にかかわらず話すのが苦手という方は、最後に関連ページを載せますので、後で読んでみて下さい。
では、2人になると話せない原因からみていきましょう。
大きな原因はこの2つでしょう。
2人になると「緊張して話せない」
2人になると緊張としてしまうことが原因の場合もあります。
話すことはあるけど、どう話を振っていいのか分からない。
こんな話をして、相手がどう思うか考えると、言葉を選びすぎてしまう。
人前で緊張してあがってしまうのと似ている感覚ですね。
緊張するということは、身構えているということですね。
特に、異性(女性、男性)であれば、モテたい、好かれたい、嫌われたくない、良く思われたい、いろんな思いが生まれてくることで緊張してしまうこともありますね。
2人になると「話題がなくなる」
例えば、4人で雑談をしてるとします。
4人いれば、それぞれの知識や経験や話題があります。
4人ともが楽しめる話題が出るかは別にして、知識と経験と話題の総量は、人数が多いほうが増えますよね。
それが2人になるわけですから、話題が減るのは当然です。
2人きりになれば、自分と相手しかいません。
相手が話すのが苦手なタイプでしたら、あなたが率先して話を振ったり聞いたり質問したり、会話をリードしなくてはいけなくなります。
それが出来なければ、相手によっては会話が盛り上がらなくても当然でしょう。
大勢であれば、自分は話をせずに、みんなの話を聞いているだけでもいいですが、2人きりになると、沈黙の時間が怖くなったりもします。
共通の話題があるならまだいいですが、それもないなら、2人きりだと、話すことがなくなる人も少なくないようです。
2人で話せるようになるための対策は?
2人で話す場面って、人生の中で何度もあると思います。
職場、友達、合コン、部活など。
2人で沈黙でもいいと思いますが、何だか気まずい、何か話さないといけないと思うとソワソワする。
そんなこともあるかもしれません。
2人で話せるようになるには、どういった対策が必要か?
先ほど、2人になると話せない原因を挙げました。
その対策をすればいいんです。
2人で話すのが苦手な人は、初対面が苦手で人見知りしやすい人かもしれません。
ですので、このブログでも何度もお伝えしている「人見知りを克服する方法」を実践していけばいいんです。
簡単に言うと「雑談に自信を持つ」ことです。
雑談に自信が持てたら、2人の時でも緊張はましになることでしょう。
では、どうしたら雑談に自信を持てるか?
それは、日々のトレーニングしかありません。
いつもと同じ毎日を過ごしていても、ある日突然、会話が得意になったり、どんな人が相手でも話せるようになるなんてことは、まずありません。
雑談が得意な人は、意識してか無意識かは分かりませんが、「雑談が得意になる習慣」を続けてきた結果なんだと思います。
もし今、雑談が苦手、2人で話すのが苦手というのであれば、習慣を変えないことには、その目標に辿り着くのは難しいでしょう。
では何をすればいいか?
基本は「質問する力・話す力・聞く力」といった、私がいつもお伝えしている、3つの基本的な力を底上げしていくことが重要になります。
関連ページは最後にご紹介しますので、まずは概要を解説します。
まずは質問力からです。
2人きりで会話が続くための「質問力」
2人きりになって、沈黙が起きたらという恐れがある場合。
まずは、質問力を鍛えることをおすすめします。
というのも、2人きりで、相手があまり自分から話すタイプでないなら、いくら聞き上手になっても、会話が始まりません。
沈黙を破るのは、「質問する」か「自分のことを話すか」のどちらかです。
どちらからでもいいのですが、質問するクセがついていると、2人きりでも全然平気になります。
では何を質問するかですが、それは「相手が話したいことを質問する」ということが原則です。
相手が話したいことは何でしょうか?
まずはそれを知るための質問をする必要があります。
かといって、次々に質問を繰り出せば、それは質問攻めとなって、相手を嫌な気持ちにさせてしまうことがあります。
また、プライベートな質問の場合は、相手が話したくない話題の場合もあります。
そこで、最初は浅い質問から始めるんです。
質問力で大切なのはこの流れです。
- 浅い質問で相手が何に関心があるかを知る
- 相手の関心が分かればそこを中心に質問する
- 共通点が見つかれば、その話しを深める
といっても、そう簡単に共通点は見つからないことも多いですし、そう簡単に相手の関心を知れるほど深い質問に辿り着けないこともあります。
そこで、自分のことを話す力、自己開示の力が大切になってきます。
次です。
2人きりで会話が続くための「話す力」
2人で話すということは、相手かあなたが話す必要があります。
上手く質問が出来て、相手が心地よく話してくれたら、あなたは聞く側にまわります。
ところが、相手はそう簡単に話してくれないこともあるでしょう。
そうなると、あなたは話し手になるわけです。
2人きりになった時に、自分のことを話せるかどうか、自己開示できるかどうかがポイントです。
初対面であれ、いつも顔を合わせている人であれ、2人きりの会話に強くなるには、自分の話をする必要があります。
理由は2つ。
- 自分のことを話してくれると、相手のことが少し分かり、安心感、安全感が生まれるから
- 自分の話をすることで、共通点が見つかる可能性が高まるから
2人で話す相手が、どういう関係かにもよりますが、初心者であれ、顔見知りであれ、あなたが緊張するなら、きっと相手も緊張しています。
ついつい、どうすれば、自分の緊張はほぐせるだろうか、と考えがちですが、まずは、相手の緊張をほぐしてあげましょう。
そのために、まずは自分の話をするんです。
得体の知れない人よりも、「こういう人なんだな」ということが分かれば、安心感、安全感が生まれます。
何を話せばいいかは、相手によりけりです。
こういう時に、話しのネタ、話題の引き出しが多いと強いです。
相手に合わせて、自分に話ネタから選りすぐりを話していければ、2人きりでも会話が続きやすくなると思います。
では、質問力と話す力を少しずつでも身につけることが出来たら、もう一つ、聞く力です。
2人きりで会話が続くための「聞く力」
話しを聞くことは、コミュニケーションでとても大切です。
なぜなら、あなたの話しの聞き方次第で、相手は「もっと話したい」と思う場合もあれば、「もう話したくない」と思うこともあるんです。
聞き方次第で、その会話の空間を、「話しやすい穏やかな空気にすることも、話しにくいピリピリした空気にすることも可能」ということです。
では、聞く力をつけるには何をすればいいか?
聞き方だけで何冊も本が売ってるくらいですから、難しく解説しようと思えば、いくらでも出来ます。
ただ、情報が多ければ多いほど、取り組むのが難しくなりますので、私は、まずはこの一文だけをお伝えしています。
「否定、反論、アドバイスせずに、最後まで話を聞く」
これと、適度な相槌と頷きで、十分なほどの聞き上手です。
2人で話すということは、相手が話していれば、聞き手はあなた一人です。
あなたの聞き方がまずかったりすると、相手は口を閉ざしてしまいかねません。
とにかく、最後まで話を聞く、そこからです。
2人になると話せない~2人で話すのが苦手 まとめ
このブログの中でも特に注目度が高いテーマが「2人きり」です。
3人以上なら話せても、2人きりになると会話がもたないといったお悩みも少なくありません。
それにちなんだご質問と回答を載せておきます。
2人になると話せない Q&A
- 友達とふたりきりが気まずい~何話せばいいかわからないんです
- 学校で友達数人と楽しく会話しているものの、2人きりになると、お互い何も話さなくなり、それぞれがスマホをいじりだす。そんなことありませんか?お互いが別に会話がなくてもいいと思っているなら、それでいいでしょう。ただ、何だか気まずいな、話さないといけないなと思っているなら、対処法はあります。答えは簡単。相手が興味のあることを質問する。そこから会話を始めることをおすすめします。もし、相手が何に興味があるか分からない、というのであれば、もっと相手を知ろうとしましょう。ふたりきりで気まずいとか、緊張するというのは、「どうしていいか分からない状態」です。そうならないようにするには、普段から、友達が何に関心があるかに興味を持っておきましょう。もし3人で会話が盛り上がっていて、1人が電車を降りて帰っていきました。あなたともう一人の友達が残り、2人きりです。あなたは「そういえば~」で会話を始めればいいんです。友達が鬼滅が好きなら、「そういえば、この前の鬼滅見た?」でもいいですし、友達が好きなYoutuberがいてるなら、「そういえば、最近あの人の動画視てる?」でもいいんです。質問しては、自分のことも話してを繰り返していきましょう。
- 異性と2人きりが苦手で緊張して話せない
- 同性と二人より、異性と二人のほうが緊張するのは当然だと思います。好きな人なら尚更でしょう。もちろん逆の人もいるかもしれませんが、異性のほうが何を話していいか分からない、ということは多いと思います。理由としては、共通点を見つけにくいということがあると思います。どちらかというと男性が興味のあること、どちらかというと女性が興味のあること、というのはあると思います。格闘技などは男性に好きな人が多い気がしますし、カフェ巡りでしたら女性が好きな人が多い気がします。異性と二人きりでも会話が続くようになれば、人間関係、コミュニケーションにも自信がつくでしょうし、対人関係のストレスも減ると思います。おすすめは、満遍なく、あらゆることに興味を持つことです。興味の幅を広げるんです。あなたが男性なら、女性誌を読みましょうとは言いませんが、浅く広く、今世間ではどういうことが流行っているのかについて知っておくのもいいでしょう。そうすれば、2人で会話をする時に、会話のきっかけを見つけやすくなります。緊張して話せないということは、後で紹介する、メンタル面とスキル面の両面を磨いていくことをおすすめします。
- 職場で2人きりになると、話すことないし気まずいです
- 職場で2人きりになっても、仕事をしているなら、別に相手の存在を気にすることなく、自分の仕事をしていればいいと思いますが、場面によってはそうもいかないこともあるかもしれません。それでも、何を話せばいいか分からないなら、無理に話すことないと思います。無言は気まずいと考える必要もありません。相手は別に会話を望んでいないかもしれませんし、あなただけが、気を病むのも損です。話すことがあれば、話しかければいいですし、話すことがないなら、無理に話しかけない。そういう考え方も一つですよ。それでも、異性と仲良くなりたいから、話しかけたい、ということであれば、後でご紹介する関連ページも参考にして下さい。
2人になると話せない(2人きり恐怖症)方は関連ページを
2日きりはきつい、気まずい、盛り上がらない、会話が続かない、ぎこちない、苦手、どちらも黙るのが怖いという方は、こちらの関連ページも読み進めて下さい。
全部読んでいただくと、きっとヒントが見つかると思います。
2人きりの会話では質問攻めに注意
2人になると、何か話さないといけないという思いから、とにかく質問を繰り出そうと考えがちです。
でもそれでは、質問攻めになってしまいかねませんので、危険です。
会話のコミュニケーションで特に大事なのは「相手が不快に感じることはしない」ということです。
そして、その一つが「質問攻め」です。
これは私が長年大きな間違いをしていたことですが、質問を多くすれば、相手が喜んでくれる思っていたんです。
ところがそうではありませんでした。
2人きりの会話では自分の話をすることが大事
聞き上手な人は、ずっと話を聞いてる印象があるかもしれませんが、私の考えでは、聞き上手な人は自分のことも話す人だと思っています。
というのも、盛り上がる会話、楽しい会話には、「共通と共感」がつきものだからです。
質問を続けていれば、共通点が見つかったり、相手の話しに共感出来たりする部分が見えてくるかもしれません。
ただ、相手にばかり話してもらおうと思うと、リスクが伴います。
特に2人きりでの会話の場合は、自分のことを話すことで、共通点が見つかったり、相手が安心してくれたりという大きなメリットがあります。
2人での会話になったら、少し自分のことを話してみましょう。
当たり障りのないことでも最初はいいんですよ。
2人きりでも自分から話しかけられるようになる方法
自分か話しかけられないというお悩みも多いです。
2人の会話に苦手意識を持たなくするためのトレーニングと、今回の2人きりの雑談への苦手意識を変えていくトレーニングは、共通点している部分があります。
自分から話しかけられるようになるには、2つのこと、メンタル面とスキル面の苦手意識を克服しましょうと、私はいつもお伝えしています。
この2つを克服していけば、人見知りを克服出来たり、2人きりの会話も盛り上がるようになると思います。
自分から話しかけられるようになるには、メンタル面と会話力といった技術やコツを学ぶことも大切です。
自分から話しかけることが出来る人は、2人での会話も得意になると思いますよ。
なぜなら、共通点を見つけるのも上手くなるからです。
以上です。