職場の雑談がうるさい!めんどくさい!仕事中の苦痛の対処法5選

職場の雑談がうるさい!めんどくさい!仕事中の苦痛の対処法5選

会社員です。職場での雑談がうるさくて苦痛です。どうでもいい話しをしてる人がいて、正直迷惑しています。気を使って雑談の輪の中に入れてくれようとしてくれますが、入りたくありません。職場の人に自分のプライベートなことを話したくもありません。めんどくさいしうるさい雑談にイライラする日が多いのですが、何かいい方法はありませんか?ずっとしゃべってる人の対処法はありますか?このままだったら、仕事を辞めたいくらいに思っています。

ご質問をいただきました。

ご回答します。

学生時代の1日バイトを含めると10社以上でアルバイトをしました。20代に正社員で6回転職。

色んな会社をみてきましたが、やはり私語、雑談については、色んな考え方があると思います。

ではご回答です。

なお、回答内容はこの記事を書いた時点での僕の考え方を元にしています。

職場の雑談についての価値観は人それぞれ

職場の雑談については、本当に色んな考え方があります。

職場の雑談は不要だという人もいれば、雑談の中からヒントが生まれるという考え方の人もいます。

僕自身色んな会社で働きましたが、「雑談しにきてるの?」というくらい、仕事中ずっとしゃべってる人、よく喋る人もいました。

そもそも、価値観は人によります。

職場の人との距離感についてで言うと、職場の人と友達になりたいかなりたくないか、職場の人と休みの日でも一緒にいたいと思うかどうか、職場の飲み会は必要かどうか。

こういったことは、価値観ですので正解はありません。

職場の雑談についても同じです。

職場はオシャベリする場所じゃない、働く場所だ、と言う人もいます。

職場の雑談の中で親睦を図ることで、働きやすい職場になる、と言う人もいます。

どちらが正解も不正解もありません。価値観ですから。

まずは、その「価値観は人それぞれ」ということを受けれていただけたらと思います。

職場の雑談をやめさせることは出来る?

とはいえ、仕事に集中している時に、小さな声が聴こえる雑談ってすごく気になったりして、集中力を削がれることがあったりします。

出来れば、その雑談をやめさせることが出来たらいいのですが、これが簡単ではありません。

僕は会社員時代に、取引先と大切な電話をしている時に、近くで雑談して笑っている人がいて、すごく怒ったことがあります。

また、大切な来客があった時にも、近くで雑談してる人がいて、きつく注意したこともあります。

僕の場合は、立場上、注意できる関係だったので注意しましたが、相手によっては注意も難しいこともあると思います。

注意した後、その人たちは雑談をやめたかというと、その場ではやめましたが、次の日になったらまた雑談は続けていました。

それは、そういう価値観の人なんです。

僕が会社の経営者なら、会社の方針として、「事務所内では原則私語は控えましょう」というルールを作ることも出来ますが、そうでないなら、雑談自体を全員がやめにするようのは難しいと思います。

では何が出来るかです。

職場の雑談が苦痛な時の対処法

職場の雑談がうるさい、めんどくさい、苦痛、不要だ。

あなたの選択肢として5つ考えられます。

直接注意すること、あなたも雑談の輪入る、という選択肢はなしにしています。

  • 先輩や上司に相談する
  • 受け入れる
  • 会社を辞めて転職する
  • フリーランスとして一人で働く
  • あなたが雑談を注意できる地位に就く

この5つです。

先輩や上司に相談する

実は、職場の雑談で嫌な思いをしているのは、あなたの職場の中には、他にもいてるかもしれません。

思い切って、先輩や上司に相談するという方法です。

ただ、「あの人達の雑談がうるさくて仕事に集中できません。どうにかしてもらえませんか?」という言い方はおすすめできません。

先ほど言いましたが、価値観は人によって違います。

その言い方ですと「職場での雑談はダメ!」と言っているようなものです。

もし、相談相手の先輩や上司が、「雑談は必要」という価値観だった場合、味方になってくれないだけでなく、相手の肩を持つ可能性もあります。

ですので、あくまで「私は困っています。」ということを伝えることをおすすめします。

誰かを責めるような言い方は避けるということです。

例えばです。

「実は最近、最近耳の調子があまりよくなくて、色んな音に過敏に反応してしまうんです。大切なお話(実際は雑談)だと思いますが、出来れば、静かにしてもらえたら助かります。」

といった具合です。

先輩や上司が何というか分かりません。

大切なのは、誰かを責める言葉は言わないということです。

受け入れる

そういう人達だ、と受け入れることです。

諦めるというと負けた気がしますが、そうではありません。

人を変えるのは簡単ではありません。

雑談を穏便にやめさせるには、それこでその人達との信頼関係が必要になりそうです。

そしてそのためには、その人達と会話をしないといけなくなってきます。

面倒ですよね。

それなら、「雑談が多い職場だな。まあ、その中でどれだけ仕事に集中できるか挑戦してみよう。どうせずっと、あの人達と同じ部署かも分からないし、今は試練の時期を思おう」という感じで、受け入れてしまうんです。

これが出来ると、メンタルは強くなります。

なぜなら、どこの会社にいっても、雑談をする人はいたりしますからね。

会社を辞めて転職する

雑談がうるさいからって、会社を辞めるほど?と思うかもしれませんが、それくらい酷い会社に務めたことがあります。

ここはサークルですか?というくらいでした。

転職しても、次の会社が雑談のない会社とは限りません。

ですので、すぐに会社を辞めるということはおすすめできませんが、あまりにもストレスになっているなら、選択肢に入れてもいいと思います。

ただ、辞める前に、先輩や上司に、雑談のことを相談してからのほうがいいでしょうね。

特に仕事を辞めたい理由が人間関係の場合、次の会社でも同じように人間関係で辞めたくなったりします。

フリーランスとして一人で働く

僕は10数年、一人で働くフリーランスですので、仕事中に誰かの雑談の声に邪魔されることはありません。

職場の雑談の悩みから完全に解放されたいなら、フリーランスになって一人で働くのも一つです。

会社の中で働くということは、会社全体のルール、部署の上司や先輩の価値観、周りの人達それぞれの価値観を、ある程度は受け入れないと働き続けるのは困難です。

受け入れるのが難しいのであれば、会社員ではなくフリーランスを目指すのもいいでしょう。

あなたが雑談を注意できる地位に就く

雑談がうるさい、でも、注意できない、どう注意して分からない。

というのであれば、空気が悪くなってもいいなら、「仕事中なんで静かにしてもらえませんか?」と言えばいいでしょう。

でも、それが賢明ではありません。

居心地が悪くなるだけです。

では、もし、雑談がうるさい連中が、みんなあなたの部下や後輩だったらどうでしょう。

きっと、「雑談は控えましょう」と言いやすいと思いますい、よほど嫌な言い方をしなければ、従うことでしょう。

あなたが、その地位につけば、ある程度は雑談のルールを決めやすくなることでしょう。

職場の雑談 まとめ

現状が、どういう場面での雑談かが分かりませんが、休憩中の雑談を含むのか、手がすいた時の雑談のことだけなのかによっても、対策は変わってきます。

一つ言えることは、職場から完全に雑談をなくすことは不可能です。

そんな会社は見たことも聞いたこともありません。

どんなにお堅い会社でも、仕事以外の会話をしないということはありえません。

ですので、私から言えることは、面倒かもしれませんし、簡単ではないかもしれませんが、あなたが変わっていくための努力も必要ですよ、ということです。

もし、職場の人に全く興味がないというのであれば、「興味を持ちましょう」と言われても、ないものはない、となるのではないでしょうか。

それはそれでいいんです。

あとは、「私は雑談はしません。あなたたちが雑談をするのは自由です。ただ、うるさくて仕事に影響が出てるので上司に相談しよう。」なんかでいいと思います。

雑談をしないのが悪いことではありません。

でも、だからといって、職場の他の人たちも雑談をしないで欲しいというのは無理があります。

ご相談内容からしても、周りの人達から仲間外れにされているわけでも、いじめられているわけでもないんですよね?

きっと、気を使ってくれているんだと思いますが、それも煩わしい感じなのかもしれません。

あなたにどこまで、自分を変えようとする意志があるかにもよりますが、もし、何か学んででも、雑談をやめて欲しいのであれば、逆にコミュニケーション力を身につけて、そこから自分の気持ち、今回でしたら、雑談をやめてほしい気持ち、を伝えるのも一つです。

参考にしていただけたらと思います。

職場の雑談に関する僕の考え

ここからはアドバイスではなく、僕の「職場の雑談に関する考え方」を書いておきます。

そんな考え方の人もいるんだなと、参考にしていただけたらと思います。

あくまで僕の価値観です。

まず、「職場での雑談は必要」という考えです。

理由は、意思疎通を図りやすくなるからです。

雑談がない、ということは、社内の誰がどういう人かということを把握しにくくなります。

色々な職場がありますので、毎日同じことをする仕事であれば、イレギュラーな指示が入ることは少ないと思います。

ところが、営業職や打ち合わせや企画会議を重ねるような部署ですと、それぞれの個性を知っていたほうが、仕事を進めやすい側面もあります。

ですので、「職場での雑談は必要」だけれども、それは業務内容にもよると考えます。

雑談をしないことには、「雑談が嫌いな人かどうか」すらも分かりません。

職場で深く関わろうとしなくてもいいので、自分の価値観を話すことは努めたほうがいいのではないでしょうか。

もし僕が会社のトップだったり、部署のトップであれば、個別面談を繰り返しながら、適材適所を目指します。

雑談が苦手だったり、雑談したくないというスタッフは、しなくていい部門で働いてもらうことで、力を発揮してくれることでしょう。

雑談せずに、仕事に集中できるのは、大きな長所です。

もし、その長所を活かしきれていないなら、会社としても、社員としても、どちらも勿体ないなと感じます。

自分の強みと長所一覧でも書きましたが、強みと弱み、長所と短所は紙一重です。

きっと、会社内での私語については、職場の中でも課題になっていることもあると思います。

たかが雑談ではありません。

雑談で飛躍する可能性、雑談で一人の従業員が辞めていく可能性もあります。

この記事を通じて、色々と考えるきっかけにしていただけたらと思います。

2020年からコロナ渦、そして今2022年1月もまだ落ち着く気配がありません。

リモートワークも増え、無駄な雑談、飲み会、忘年会、新年会がなくなり、喜びの声も聴こえてきます。

職場での人間関係、距離感について、考えるきかっけになっているのではないでしょうか。

この記事を書いているのが、2022年の1月31日です。

もうすぐ、2022年度の新入社員の入社、あるいは、転職をする方が新しい会社に入るタイミングですよね。

やはり、新しい職場に慣れるまではストレスだったり、辛いといった気持ちもあったりするかもしれません。

精神的にも肉体的にも疲れることも多いと思いますので、他の記事も参考にして下さい。

転職したい人向けの記事ですが、新卒の方にも実践できる4ステップのワークです。

迷いや悩みは、思考が停止してしまうと、沼にはまっていきがちです。

ノートに書き出してみることもおすすめです。

以上です。